立ち稽古佇む

★写真は「蛍よ・・・・妖しの海を翔べ」の稽古風景です。
★さて、本日も稽古ですが、スムーズに進む時と、稽古が大幅に佇んで立ち止まってしまう時があります。
★本日は後者の方で、役者はセリフは覚えてきたのですが、何も役の中身について考えてこなかった為稽古は佇んでしまいました。
★こういう時は全部振付けても仕方がないので、あくまでも例えばこれも出来るだろう。此れはどうだと自らやって見せたりもします。
★ただその場面が一瞬にして変身し狂気に走るという激しいテンポと変化の処でしたので、2,3回飛び跳ねたり、強烈に動き回ったりして見せたので、終ってみると腰をばっちり痛めていました。
★しかも年を取るとすぐ症状が現れるのではなく、徐々に徐々に症状が現れるので、1時間以上かけて、家にたどり着くころに症状が出てきたという始末です。
★どこかの偉い演出のように、机の前に座ったままで偉そうに「ああだ、こうだと」駄目を出す演出は嫌いなので、稽古に入るとどんなに疲れていても、躯を総動員して動き回り、演出してしまいます。
★多分役者以上に体を動かしていると思います。確かに気ずかずいい運動にはなっているのですが、71歳がやる運動としては過激すぎて、これではいつ倒れるかわかりません。
★でもまあ、それが本望なので仕方がないし、そういう風に集中して何かを作り出すという事が多分最高に楽しいのだと思います。
★深夜このブログを書いている時に、付き合いの古い役者が、役の解釈についての疑問を電話してきました。
★そういう深夜の迷惑も大変うれしいことです。
★こんな風にして、師走の稽古は進みます。
★本日これまで。お休みベイビー!また明日。
スポンサーサイト