審査という仕事が始まった

★写真は四谷駅前。
★さて、四谷は12時に上智大学の鐘が鳴ります。その鐘の正に鳴った時、今日は四谷に着きました。
★放作協の事務所は市谷からの方が近いのだけれど、急な坂があるので、2,3分遠くてもフラットに行ける四谷の駅をいつも選びます。
★このあたりは小生麹町で生まれ(出産は当時四谷区の慶応病院)すぐ長野の須坂へ越してしまったので記憶はないのですが、2歳ころまで居たそうなので、なんとなく歩いていると落ち着くのです。
★四谷から歩く事約10分、その放作協でさるシナリオの審査。夕方5時過ぎまで、20数本のシナリオを読みました。
★芝居が終わり、これから審査の日々が続きます。コンクールの性質及び主催者の意向により、特定の場所に集まって一斉にやる方法と、自宅に宅急便で送ってもらい期限までに読む方法があります。
★どちらも一長一短で、送られてきた方は期限までに2,3冊づつ読んで批評を書くこともできますが、たいていは締切ギリギリで読み批評を書き込む羽目になります。
★審査員が一つ部屋に集まってやる方法は、作中の仕事や事実のリアリィティーを何人かに聞いたりも出来ますし、一気に集中して良いこともあるのですが、5から6時間の間に20数本を読むと頭の中は完全に海栗のようにとげとげになってしまいます。
★優れた文章をほとんど休みなしに5時間読んでもだいぶ疲れると思うのに、コンクールはピンからキリの人の本を読むからです。
★しかし、これは冒頭の3枚ほどを読めば大体わかるのですが、万に一つ未来の三谷幸喜や未来の高谷信之(おっと?!)
がいるのを見逃してはならないので、最後まで、しっかりと読むのです。
★そのため、こちらの頭の中は、終わると殻つきのウニのようにトゲトゲになってしまうのです。
★ま、これも仕事のうちと本日も頑張りました。先日に比べてあまり良い作品がなく、ちょっぴり本日は甘目の審査となりました。
★終わって、久しぶりに本屋へ行き、やはり疲れているせいか、柔らかい『図解業界地図』と『映画狂時代』という壇ふみのエッセイの文庫本と別の本屋でPC特集の雑誌を1冊買ってきました。
★よし、本読むぞー!旅も行きたいがこちらは金がないので無理というありさま。
★本日これまで。お休みベイビー!また明日。
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