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テレビ朝日アスクの授業

安兵衛

★写真は「吾が魂の八犬伝」の一シーンです。

★さて、本日はテレビ朝日アスクのシナリオ講座の講師担当の日であります。

★昼から何度も生徒の作品の添削等をして、夕方に食べる昼飯も取るのも忘れて、飛び出て六本木へ。

★途中コンビニで糖尿病的には良くないことを知りつつ、握り飯を2個買って講座の前に流し込んで、臨みました。

★5名でスタートした講座も2名増えていて喜ばしい限りでした。

★ところが新しく後から入った60歳の男の生徒が、小生のラジオドラマのMDカセットの作品を聞かせようとした刹那「ボリューム上げないでください!」といきなり怒鳴るのです。

★何かと思えば、「前にテレビのボリームを上げられて耳を壊した」とかとんでもないことを言い出したのです。

★まあ、先生への言い方もあろうと思いましたが、我慢して講座の終わりに、添削した作品の書き直しの期限と、新しい人の作品の提出を約1月後にと促すと、「課題が多すぎて書けません!」との抗議というかいちゃもんを言う60歳。

★さすがに小生も切れて、「それならあなたは提出しないでよろしい!!」と怒鳴り返しました。

★「大体あなたとは今日初めて会ったんです。以前テレビで耳を壊したとは誰の授業のことですか!あなたはいくつですか60歳でしょ、あなたより11歳も年上のわたしはあなた以上に躯のそこかしこが痛いんです。でもこう大声を出して元気に授業やってるんです。躯が具合わるくて、テープが聞けないなら教室の外に『しつれいします』と言って出ていくべきでしょ。そんなに耳が敗れるほどの音量を出しているわけじゃあないんだから!」

★と怒鳴ってやりました。更になんだかんだと言い返してきましたが、後は若い生徒が何か質問してきたので、それにこたえて無視してやりました。

★若い人が少なくとも希望に燃えて、放送作家になるために講義を受けに来ている中に、カルチャースクール的感覚で受講して(真面目に受けるならば受講してもいいが)しかも講師に文句をいう事を楽しみにしている何処にもいるクレーマー!

★まことに不快な思いをしました。

★以前小平で市民講座をやっていた時に、やたらと授業中にこちらにクレームをつける老婆が居ましたが、後で聞くと、これは何度も市の催し物などにクレームばかりつける頭のおかしい常連さんだったことがありました。

★自分で言うのもおかしいけれど、うまい下手は別にして、小生は講座は実に丁寧に、又実践的に情熱をこめて行って
います。

★講座が終わってからも暇な人は喫茶店でコーヒーを飲みながら話の続きをすることもあり、授業が完全に終了しても希望者にはタダでメールによる添削も行っています。

★だからこそ、今回の公演も期こそちがえ、二人のテレビ朝日アスクの生徒が無償で公演の裏方を手伝ってくれたほどです。

★これだからと、小生思ってしまいます。年寄りはいやだと、年寄りでも謙虚に講座を聞くのならいいのですが、まれにこういう人がいると本当に悲しくなります。

★そんなわけで、今日は不快な講座になってしまいました。

★新宿へ出て、先の芝居を観に来てくれた、バーのママで、さる劇団の代表でもあるIさんの店で、ビールを1杯とウーロン茶と焼うどんを食べて、帰ってきました。

★細かい雨に打たれて自転車での深夜の帰宅でした。

★本日これまで。お休みベイビー!また明日。
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プロフィール

G.C(グランド・キャノニオン)

Author:G.C(グランド・キャノニオン)
G.Cことグランド・キャニオン・ビリーブ・ミーこと高貴な谷、つまり 高谷信之のこれはブログです。

G.C(ジードットシー)は1972年からNHKラジオドラマを約80本書き、映画、テレビ中学生日記等主にNHkのシナリオを手掛ける。【ラジオドラマ】「枝の上の白色レクホン」では、芸術祭大賞をとり同じく『天主堂』ではギャラクシー賞優秀賞をとる。
また若者たちと劇団ギルドを1999年に立ち上げ、20年続け、37回公演で2018年秋解散した。70代後半に向かい、演劇のプロジェクト、あくなき、小説・演劇・シナリオの挑戦創造に賭けており、また日本放送作家協会の理事は岩間良樹理事長の時代より20年以上続けた。
他に長崎県諫早図書館・壱岐未来座等のシナリオの書き方、演劇の演出講師、指導等もしている。

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