日野の新撰組行事

★写真は藤の花です。
★さて、本日は夕方国分寺経由中央線で日野の駅に行きました。
★初めて、降りた駅で、駅前は広々としたロータリーがあり、ただ何となく閑散としていました。
★芝居というか、劇団員の篁(タカムラ)が出演している新選組のパフォーマンスを見に来たのですが、会場までが遠いのと、良くわからない場所なので早めに降りて例によってラーメン屋を探したのですが、一見では見つかりません。
★仕方なく、駅の傍の食堂にようなところで、カツ丼を久しぶりに食べました。
★ロータリーへ出て、止まっていた京王バスの運転手に「市役所とまりますか?」と聞いたら「止まりません」の一言。
★普通は、「何番のバスが止まりますよ」とか教えるだろうに、この無愛想が、日野という町に初めて降り立った人間の気分をそこね、なんと不親切な街だという印象をもたせるのです。
★何のための運転手かと思いましたが、あえて尋ね返さずに自分で探しました。
★帰りは多分バスがないのだろうからと、行先の道をバスの中から確認しつつ、3ッつほどの停留所で市役所。降りた市役所の傍にホールがあって一安心。
★芝居はL.PRODUCTSというところの新撰組外伝 隼風の迪というパフォーマンス喜劇とでも言う芝居と大阪のさくらさくらカンパニーという集団の笑運★幕末グラフティー新鮮組という2本立て。
★いずれも女性ばかりの宝塚的集団で踊りあり、立ち回り有り、笑いありの楽しい芝居でした。
★終わって篁に声をかけて、暗い住宅街を行きのバスで確認したはずの道を辿って日野の駅へ。
★しかし、これは失敗しかかり、それでも線路に出たので、線路際を1回人に聞いただけで、日野駅まで約20分歩いてたどり着きました。
★そして中央線に乗ったのはいいが、立川を過ぎて国立と聞いた時行き過ぎたかと降りてしまった。戻ろうとして、念のため駅員に聞くと国分寺は国立より東京方面に乗って2駅先との事。そのまま乗っていればよかったことに気づき、次の列車に乗る。
★東京に限らずこういう列車や駅の表示は初めて来た人や、慣れない人には実に不親切である。
★例えば駅はわかっているが、初めての人間は夜などその近くまで行っても駅は何処なのかわからない。人影がまばらでは、人に聞くわけにもいかない。
★電車も各駅でアナウンスとその駅の表示はあるが、降りたい目的の駅は何個先なのかという表示はない。あと何駅乗れば目的の駅に着くのかという事は、初めての訪問者には大切な表示である。
★近頃は上りと下りがなんという駅なのかの表示も省略されて、行く先の駅の表示しかない。
★今年の初め大阪の環状線に乗った時も本当に不便を感じた。本来駅の表示や電車の中の表示は、毎日通う人のためではなく、初めて訪れたり、久しぶりに乗った人に便利な内容にすべきであって、毎日往復している人はどの駅の次は何処と承知しているはずだと思う。
★すべての人間がスマホを持っているわけではないし、(スマホは小生持っているが使いこなせていない)まず考えるべきはあたらしい訪問者を大切にすべきという事だろう。
★京王バスの運転手が「市役所へのバスは何番の乗り場から出ていますよ」と言ってくれさえしたら日野はまた来たくなる街になったはずだ。
★食堂のお姉さんが話に夢中になっていて、小生に気づかず、やっと気づいて、水をもってきても、「食券を買ってください」といって、マニアル通り水をひっこめなければ、日野はいい街だと思い、また来年の新撰組祭りに家人を誘って来たかもしれない。
★街はそういうちょっとしたことに親切でありたい。勿論芝居などの受け付けも同様である。
★そういったわけで、芝居は面白かったのに、小生いささか疲れてしまったのでありました。
★本日これまで。お休みベイビー!また明日。
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