芝居に必要なのは?

★写真は桜の向こうに見える富士山です。
★さて、どんな職業にもそれなりの使命感というものがあると思うのです。
★使命感とは世の為とか人のためにそれをやることによって何か貢献していくという事です。
★日本の演劇人にはそのことが不足していると思うのです。
★勿論自分の楽しみのためにやる仕事があってもいいと思いますが、その仕事(本当は演劇は仕事というより遊びに近いのですが)の数%は何らかの使命感がないといけないと思うのです。
★ところが往々にして、そういった使命感というものがひどく欠落しているのが現在の演劇というか小劇場に係わる人々という気がしてなりません。
★演劇はエロス(エロではなく、自己価値を高める愛という本来の意味)とタナトスとほんの少しの悪意(あえて英語で言えば)ディオニソスが必要と思われます。
★それらがどんなバランスでもよいが含まれていればおのずと使命感は内包されると思うのです。
★でも、これらエロス・タナトス・ディオニソスの無い芝居が横行していることに嘆いている昨今です。
★嘆いていても仕方がないし、批評するだけなら誰にも出来るので、、老骨に鞭打っててそんな事を含んだ芝居を上演しようと頑張っています。
★そんな中で、本日も色々と作業をしたり、創作しやすいように片付けをしたりして、1日が暮れました。
★桜の向こうに富士が顔を覗かせることはめったにないので、もう1枚写真です。

★本日これまで。お休みベイビー!また明日。
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