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何故ワークショップというのか?

春一番1

★写真は春一番の南風が吹きすさぶ光景。といっても、風を撮るには木立の揺れなどを撮らなければわからないので、この写真ではどこが?と言われてしまう。

★さて、本日はやはり4月の新学期が始まるので、何やかやと事務処理の書類を作ったりして、夕方までけっこう忙しくパソコンの前にすわる。

★夕方、といっても夜参宮橋の稽古場へ。風はややおさまり、暖かな日で、ちょっと着たものに間違いがあり、汗をかいてしまう。

★劇団員と客演の者、そして新たにオーディションを受けにきたNさんに、以前ギルドに出演して福岡から偶然上京していたMさんも加わってのワークショップ。

★主に他劇団ではあまりやらないだろうモノローグの稽古を中心にやる。

★モノローグは最近の芝居では説明的セリフ以外ではあまりないのだけれど、小生の芝居はモノローグが多く、何故かと言えばこれでも小生昔から寡黙というか、うまく言葉がしゃべれなくて。

★喋る声より、己の中で言って決して相手には届かない言葉を発し続けていたからである。

★そんなわけで説明ではない、心の感覚の言葉が小生の芝居には多く、それがモノローグになっている。

★そこで、モノローグの稽古が必然的に多くなる。

★終わって、久しぶりの人や初めての人がいるので、参宮橋で飲む。

★ところで、何故芝居の稽古なのにワークショップというのか?これが疑問でならない。

★ワークショップとは作業場とか工房とかいう意味があり、決められた芝居の稽古以外の研究実現の場や、エチュードやゲームによって色々と創造性を広げる事をワークショップというらしい。

★常々芝居はplayなのだからplayショップでいいのではないかと小生思っている。

★プレーショップというとなにがしか怪しげな大人の風俗的な事を連想するからなのか、英語に強い人、教えてほしい。

★したがってこれからせめて、自分のブログではワークショップとは言わずプレーショップと呼ぶことにする。

★なぜなら、芝居は所詮仕事ではなく、遊びなのである。

★仕事は決められた時間決められた事をやるから仕事といい、仕事はこなせばいい。場合によっては適当にこなしても仕事はできる場合もある。

★しかし人の遊びはそうはいかない。遊びの創造性は無限で仕事のそれをはるかに超える。

★人間仕事はそこそこでも、遊びには命を懸けたいものである。

★だから、小生、命がけで芝居をやっている。芝居は遊びだから。之はロジックでもなんでもない。

★よって今後ワークショップはプレーショップと呼ぶことにする。

★本日これまで。お休みベイビー!また明日。
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theme : 演劇
genre : 学問・文化・芸術

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プロフィール

G.C(グランド・キャノニオン)

Author:G.C(グランド・キャノニオン)
G.Cことグランド・キャニオン・ビリーブ・ミーこと高貴な谷、つまり 高谷信之のこれはブログです。

G.C(ジードットシー)は1972年からNHKラジオドラマを約80本書き、映画、テレビ中学生日記等主にNHkのシナリオを手掛ける。【ラジオドラマ】「枝の上の白色レクホン」では、芸術祭大賞をとり同じく『天主堂』ではギャラクシー賞優秀賞をとる。
また若者たちと劇団ギルドを1999年に立ち上げ、20年続け、37回公演で2018年秋解散した。70代後半に向かい、演劇のプロジェクト、あくなき、小説・演劇・シナリオの挑戦創造に賭けており、また日本放送作家協会の理事は岩間良樹理事長の時代より20年以上続けた。
他に長崎県諫早図書館・壱岐未来座等のシナリオの書き方、演劇の演出講師、指導等もしている。

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