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誰も教えないのか?

八坂からの眺め

★写真は八坂の駅からの眺めです。

★さて、本日は芝居を観に都心へ。

★目的は芝居に出ているある男の方と次の芝居の打ち合わせがあって、芝居の後で話したのだけれど、その芝居自体はあまりに痛い芝居だったのでここでは触れません。

★まあ、色々な演劇があるものです。

★その芝居を観に行く行きの電車の中、一番ドア寄りの端の席に座っていました。

★ある駅から明らかに女子高生と見える私服の4人が乗ってきて、小生の右の空いた席に一人が座り、小生を取り囲むように後の3人が立ってお喋りをし始めました。

★新聞を小生小さく折りたたんで読んでいたのですが、たわいもないおしゃべりはともかく、横に座っている女の子が紙袋からサンドウィッチを取り出して走る電車の中で食べ始めました。

★ぐっと我慢しました。至近距離でサンドイッチの臭いなぞ嗅ぎたくありません。そのうち立っている娘の一人がパンを食べ始めました。

★しばらくたって他の二人もチョコレートを食べ始めるのです。

★よほど「御嬢さん。親とか誰かに電車の中で物を食べてはいけませんよと教わらなかったのかい?」と3度言いたくなったのですが、ぐっとこらえました。

★電車は土曜日の上りで、程よく混んでいてそれを言えばこちらが変なおじさんになりそうな雰囲気がありました。

★若い頃は駅で喫煙する高校生をも怒鳴りつけましたし、たばこの吸い殻をホームに投げ捨てる大学生を怒鳴ったり、あまりの大きな音でイヤホーンから音楽を聴いている若い娘にも「こっちは聞きたくねえんだ。音絞れよ!」と吠えたものです。

★それなのに、格好を付けるのか変なおじさん、いや変なお爺さんと思われたくないのかぐっと我慢してしまいました。

★でもいったい、適度に混んだ電車の中で、ものを食う若者にいったい誰が注意し、誰が分からせるのでしょうか。

★勿論子連れの若い親が二人でものを食べていたのを目撃したことも多々あります。

★すると電車の中でものを食うという事が迷惑をかけるなどとは思ってもいない世代がほとんどになってきたのでしょうか。

★昼の仕事がぎりぎりで終わり、稽古場へ急いで行く時、どうにもならず、コンビニで握り飯とお茶を買い、夜陰に紛れて、隠しながら、歩きつつどうしようもなくおにぎりを食べることが、年に3,4回はあります。

★恥ずかしいが仕方のないことと思います。稽古場で休憩時間以外物を食べるのを良しとしない世代だからです。

★マナーもさることながら、人は耳と鼻に蓋は出来ません。だから電車の中で大声で話したり、化粧をしたり物を食べたりして、周りに迷惑をかけることを誰がどんな時に教え諭してやるべきなのか。分かりません。

★こうしたことを考えると次世代には暗然たる気持ちを持つことがあります。

★若年層の売春とかラインやスマホで大人と知り合い簡単に躰を投げ出す若者や、逆に簡単に殺してしまう未熟な大人や若者がふえてくるのも、あながちこういうささやかな事と関係があるのではないかと思ってしまいます。

★「一事が万事」という言葉もありますから・・・・

★本日これまで。お休みベイビー!また明日。
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プロフィール

G.C(グランド・キャノニオン)

Author:G.C(グランド・キャノニオン)
G.Cことグランド・キャニオン・ビリーブ・ミーこと高貴な谷、つまり 高谷信之のこれはブログです。

G.C(ジードットシー)は1972年からNHKラジオドラマを約80本書き、映画、テレビ中学生日記等主にNHkのシナリオを手掛ける。【ラジオドラマ】「枝の上の白色レクホン」では、芸術祭大賞をとり同じく『天主堂』ではギャラクシー賞優秀賞をとる。
また若者たちと劇団ギルドを1999年に立ち上げ、20年続け、37回公演で2018年秋解散した。70代後半に向かい、演劇のプロジェクト、あくなき、小説・演劇・シナリオの挑戦創造に賭けており、また日本放送作家協会の理事は岩間良樹理事長の時代より20年以上続けた。
他に長崎県諫早図書館・壱岐未来座等のシナリオの書き方、演劇の演出講師、指導等もしている。

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