何が感動を呼ぶのか?

★写真は先日14日に降った雪の光景です。
★さて、ソチのオリンピックも後半に入り、昨夜は浅田真央選手がショートプログラムでうまく回転できず、その後をひきずって彼女らしからぬスケートになってしまいました。
★思うに勿論スポーツはすべからく勝ち負けが関係してくるのですが、勝つのは時の運だと思います
。
★「人事を尽くして天命を待つ」の言葉どうりでどんな実力者でも勝てない時はあるものです。
★それをマスメディアが寄ってたかってメダルをメダルをと狂気のように叫ぶのはどうかと思います。
★期待の押し付けすぎです。本当の期待とは心の底で密かに応援するものです。
★浅田真央はロシヤの選手が頑張っていい点を取った時、横で見ていた高橋選手に拍手をしながらよかったねと言ったそうです。普通はライバルの選手がいい点を取ったときにそれを喜ぶなどという勝負師はいません。
★それほど心優しい娘なのです。その彼女が先ほどフリーの演技で完璧なスケートをして終わって涙を流していました。
★本当に感動的な光景でした。例えメダルは取れなくともこの大きな感動を与えてくれたことは素晴らしいことと思います。これ以上の偉業は他にありません。
★またハーフパイプ女子のママさん選手の三星マナミ選手も2回目の走行で、転倒したのですが、なお立ち上がってすべり、もう一度転倒しても立ち上がりゴール迄スキーを走らせました。
★こういう姿がスポーツの感動なのです。彼女が予選落ちしたことなどは問題ではありません。
★それはすごい税金がかかってるんだから等という意見もあるでしょうが、懸命に努力してその競技にくらいついていく姿は何物にも代えがたい感動を与えてくれます。
★メダルがいくつとか金がどうとかという見方しかできないのは残念でたまりません。又そういう風にあおるマスメディアの了見にはうんざりです。
★こういう考え方で大人がいる限り子供達にもその考え方は浸透し、人間にとって何が大切かが見失われるような気がするのは小生だけでしょうか。
★本日これまで。お休みベイビー!また明日。
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