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45年振りの大雪

大雪2

★写真は大雪の最中の写真です。

★さて、天気予報の通り大雪になり、その大雪の中、予約があるからと、もともとこの辺は元実家の近くだったので千葉の弟が義妹と一緒に病院を地元の近くに転院する為やってきました。

★診察が終わった後早々と9時過ぎに我が家へやってきて、たたき起こされました。4時過ぎに寝たばかりなのに・・・

★しばし談笑の上、更に雪が激しくなってくるので、草々に千葉へ帰っていきました。

★その後、雪はますます激しくなり、なんでも東京は45年ぶりの大雪ということで20センチも積もったでしょうか。

★多摩地区は都心と4度ほど気温が違うのと、都心ではと八王子ではとは言うものの、多摩地区の気温とか天気はなかなか言わないので、数字が分かりませんが、多分都心よりも、多く降り、八王子とはちょっと違った寒さだったと思います。

★ただ最近こういう事が多いのですが、いきなり45年ぶりと言われても、こちとらが25歳あるいは24歳の冬の大雪は記憶を掘り起こしても蘇ってきません。

★多分武蔵関の4畳半のアパートで、職も何の希望も未来もなく、過ごしていたころの雪に違いないという確信のようなものがあります。

★まだ、家人がそんな私を見かねて実家から家出して来る前で、付き合ってはいたのだけれど、すべてに置いて絶望的な雰囲気を醸し出して、世をすねていたのだけは覚えています。体重47.5キロでした。

★1週間の内人と交わす会話が、駅の売店のおばさんに「ハイライト」と言い「はい」と渡されるだけという日々だったと思います。

★もちろん携帯も電話もなく、人と会話はなく、小さなラジオをイヤホーンで聞くだけで、家人が仕事が終わり、日本橋からアパートを訪ねてきた時は決まってすれ違いになり、散歩から帰ると下駄箱に家人が実家から持ってきたニンジンや玉ねぎのかけらが入っていました。

★玉ねぎを水に晒すことを知らなくて、ただ豊富にあったコメを炊き、生の玉ねぎを切ってそれだけをおかずにしたら、本当に苦くて、涙がこぼれたのを覚えています。

★いつどうやって死のうかという事だけを考えていた時代です。

★それから幾星霜、まがりなりに、芝居をしたり、たくさんのラジオドラマやテレビドラマ書いたりできたのは本当に幸せだったとまだ人生、終わったわけではないのに、45年ぶりとかいわれると、妙に感傷的になります。

★ソチオリンピックと大雪の所為で、明日に迫った都知事の選挙のニュースはほんの付け足しの様で、足が滑るのが怖いからと近所のお年寄りはほとんど棄権のようです。

★その事がどうでるのか?雪はともかく、ソチ冬季オリンピックの開幕はずっと前から決まっているのにこの始まったばかりの日に投票日を持ってきた人間はバカじゃなかろうかと思います。えっみんな猪瀬の所為?そうかだったらマスコミに顔が売れているだけのタレント議員のような素人にはもう懲りて投票は止めようよご同輩。

★そんなこんなで明日は投票日であります。

★本日これまで。お休みベイビー!また明日。
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プロフィール

G.C(グランド・キャノニオン)

Author:G.C(グランド・キャノニオン)
G.Cことグランド・キャニオン・ビリーブ・ミーこと高貴な谷、つまり 高谷信之のこれはブログです。

G.C(ジードットシー)は1972年からNHKラジオドラマを約80本書き、映画、テレビ中学生日記等主にNHkのシナリオを手掛ける。【ラジオドラマ】「枝の上の白色レクホン」では、芸術祭大賞をとり同じく『天主堂』ではギャラクシー賞優秀賞をとる。
また若者たちと劇団ギルドを1999年に立ち上げ、20年続け、37回公演で2018年秋解散した。70代後半に向かい、演劇のプロジェクト、あくなき、小説・演劇・シナリオの挑戦創造に賭けており、また日本放送作家協会の理事は岩間良樹理事長の時代より20年以上続けた。
他に長崎県諫早図書館・壱岐未来座等のシナリオの書き方、演劇の演出講師、指導等もしている。

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