秋の多摩湖

★写真は11月18日の多摩湖です。
★午後、喪中葉書の印刷やら、「吾が魂の八犬伝」の台本の印刷校正などに追われ、4時少し前、自冶会の事務仕事が終わった家人をせかせて、久しぶりに多摩湖の丘の麓へ自転車で行く。
★そこからしばらく歩いて多摩湖の入り口の下へ。
★石の階段を上るがかなりきつい。年か・・・・
★月曜日なので、比較的人は少なかったけれど、それでも色々な世代の人達が来ていた。
★やはり多いのは犬を連れた人。中には5匹もの犬をつれた若夫婦等も多摩湖の堤防の上を歩いていた。
★ただ、年々犬が小型化していて、大型の犬がいなくなったような感じがある。
★昨日のTVの番組で1年間に17万頭以上の犬猫が殺されているというドキメンタリーを見た。
★そのことにたまりかねた女子高校生が殺されて骨になりゴミとして捨てられる犬の骨をもらってきて、泣きながら煉瓦で砕き土と混ぜて鉢に花を咲かせ、「犬も命なんです。どうか犬を捨てたりしないでください」と訴えていた。
★ペットを飼うのはいいが、何の理由か知らないが、人間の事情でそれらを捨てるのは・・・・。
★とはいうものの、50年以上前、静岡から夜逃げのようにして横浜の菊名の6畳のアパートにわが一家6人が越してきた時。
★飼っていた犬を弟たちが必死になって貰い手を探したけれど、誰ももらってはくれず、泣きながら結局保健所に渡しに行ったことがある。
★その時小生は別の処に住んでいて、6畳のアパートにも住まなかったし、飼い犬の事も立ち会わなかったけれど、何とも思い出すたびに悲しくいたましい事で、せいぜい芝居にするくらいしかできなかった。
★であるからして、犬や猫を捨てるなとえらそうには言えない。言えないが、17万頭の命が毎年殺戮されている現実は何ともやりきれない。
★まあ、犬猫より人間が人間を捨てたり殺したりしている世の中、そこまで考えると本当に暗くなってしまうので、この辺でやめる。
★本日これまで。お休みベイビー!また明日。
★もう一つ本日(昨日)18日の我が家からのかすんだ空の光景を以下に。

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