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コレドシアターの幕降りる

コレドシアターの終焉

★写真はコレドシアターの最後の公演の後、語る桃井章さんです。

★さて、本日は夜11年に渡って乃木坂で営業してきた、シアター&カンパニーコレドがこの17日にクローズするということで、オーナーである桃井章氏の作演出による最後の公演「パラソル」を観に行った。

★浜田 晃さんと滝沢めぐみさんの二人芝居で、大きなパラソルに閉じ込められた老人と若い女あるいは少年の織り成す、エロチックファンタジーと言った芝居で、男の老人の夢とロマンを歌い上げたような作品で、中々面白い芝居だった。

★終わって浜田さん桃井さんその他のお客さんと飲みながらしゃべる。

★浜田さんは、小生の1級上野早稲田の先輩で、50年ほど前に小生は彼の舞台を見ていた。

★早稲田の自由舞台でやった大隈講堂での公演チェホフの「三人姉妹」である。

★新劇団自由舞台で俳優をやりながら劇団こだまで演出をやっていて芝居づけだった小生の20代前半の頃が思い出されるとともに、昔の学生の頃の話で盛り上がった。

★このコレドは10年程前、わがギルドが「誰?」という小生の作・演出の公演を57回ほど週一そして月一で打ち続けた劇場であり、実にこれが無くなってしまうとは懐かしくもまた残念なことである。

★その他「枝の上の白色レグホン」や「眠れ愛しのリリー」等の公演を入れると、70ステージ近くは公演している。

★桃井さん本人も自ら言っていたが、芝居としては今回の公演は有終の美を飾られたのではなかろうか。そういう出来の舞台だった。

★夜11時頃2度と来ることはないであろう、コレドの階段を上り乃木坂の駅を後にした。

★季節は冬に向かって一直線である。

★本日これまで。お休みベイビー!また明日。
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theme : 演劇
genre : 学問・文化・芸術

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プロフィール

G.C(グランド・キャノニオン)

Author:G.C(グランド・キャノニオン)
G.Cことグランド・キャニオン・ビリーブ・ミーこと高貴な谷、つまり 高谷信之のこれはブログです。

G.C(ジードットシー)は1972年からNHKラジオドラマを約80本書き、映画、テレビ中学生日記等主にNHkのシナリオを手掛ける。【ラジオドラマ】「枝の上の白色レクホン」では、芸術祭大賞をとり同じく『天主堂』ではギャラクシー賞優秀賞をとる。
また若者たちと劇団ギルドを1999年に立ち上げ、20年続け、37回公演で2018年秋解散した。70代後半に向かい、演劇のプロジェクト、あくなき、小説・演劇・シナリオの挑戦創造に賭けており、また日本放送作家協会の理事は岩間良樹理事長の時代より20年以上続けた。
他に長崎県諫早図書館・壱岐未来座等のシナリオの書き方、演劇の演出講師、指導等もしている。

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