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オフィスワンダーランドの芝居

夏の終わりの雲B

★写真は本日9月5日の空でした。

★さて、本日は午後、芝居の改訂を書き、夜新宿紀伊國屋ホールへオフィス・ワンダーランドの公演、竹内一郎さんの作演出のアチャラカ 昭和の喜劇人古川ロッパ、ハリきるを見に行きました。

★ほとんど終戦直前の「笑いの王国」における古川ロッパとエノケンの織り成す忠臣蔵をメインにした芝居です。

★ロッパの歌などを作りなおして、アチャラカの音楽劇を取り入れての芝居で、歌・踊り入りのバラエティーは実にうまく作りこんでありました。

★ロッパがいささか説教くさかったのを除けば、喜劇を暗い世の中に何とか花開かせようという古川ロッパの苦闘をやや悲劇的な仕立てで作った舞台でした。

★古川ロッパは子供の頃ラジオドラマで聞いて楽しんでいたので、親しみもあり、エノケンよりは喜劇人として上という感覚があったのですが、竹内さんの中ではロッパはどちらかというとエノケンよりマイナーな喜劇人ととらえられていて、そんなところが世代の違いかと面白く感じました。

★終わって、平石耕一さんや平石事務所の劇団員SさんKさん等と竹内さんの初日打ち上げの会場の居酒屋で暫し語りながらの久々の団欒。

★この前平石さんと会ったのは、小生の芝居の本番で腎盂炎の最大に悪い時だったので、平石さんその時「これはもう高谷は終わりか」と思った由。

★アイスココアかなんかを片手に、サンドイッチを無機質に口へ運んでいた姿が一種異様だったと言っていました。

★あの時は本当に死にかけていた時で、熱39度、血圧73~43、脈拍135の時の日の夜でしたから、「もう死ぬんじゃないか?」と思われたのも無理からぬこと。

★そういったことが笑い話になって酒を酌み交わせて、良かったと本日改めてしみじみ感じたことです。

★やはり人間命あっての物種であります。

★というわけで、帰り着くと午前さま。

★本日はこれまで。おやすみベイビー!また明日

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theme : 創造と表現
genre : 学問・文化・芸術

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プロフィール

G.C(グランド・キャノニオン)

Author:G.C(グランド・キャノニオン)
G.Cことグランド・キャニオン・ビリーブ・ミーこと高貴な谷、つまり 高谷信之のこれはブログです。

G.C(ジードットシー)は1972年からNHKラジオドラマを約80本書き、映画、テレビ中学生日記等主にNHkのシナリオを手掛ける。【ラジオドラマ】「枝の上の白色レクホン」では、芸術祭大賞をとり同じく『天主堂』ではギャラクシー賞優秀賞をとる。
また若者たちと劇団ギルドを1999年に立ち上げ、20年続け、37回公演で2018年秋解散した。70代後半に向かい、演劇のプロジェクト、あくなき、小説・演劇・シナリオの挑戦創造に賭けており、また日本放送作家協会の理事は岩間良樹理事長の時代より20年以上続けた。
他に長崎県諫早図書館・壱岐未来座等のシナリオの書き方、演劇の演出講師、指導等もしている。

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