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ダンスの公演

ベランダからの風景1

★写真は昼間、我家のベランダからの風景です。右上の辺りに幼稚園があり、園児達が歓声を上げて遊んでいました。陽に当たりながら見ていると、なんか、命の躍動がまぶしくて、なんとなく、病状の確定されないわが身がつらい思いになります。

★とかいって嘆いてばかりもいられないので、北千住のシアター1010にカナダからやって来たダンス、カンパニーマリー・シュィナールの公演を観に行きました。

★官能的な踊りで、セックスは人間の根源的かつ普遍的欲望であるにも関わらず、依然として、隠蔽されているが故に、性交の表現自体が観客への挑戦になりうるのだと思いました。

★芝居とかパフォーマンスは所詮観客の共感を得るか、それとも観客を挑発するかの2種類しかないのだと思います。

★そのどちらにも値しない舞台が多すぎます。それが問題なのです。

★ダンスはオルフェウスとエエリィディゲをテーマにしていて、奇妙なエロティシズムを感じさせる舞台でした。

★しかしながら、40年以上前にサンケイホールで観た、マース・カニングハムカンパニーの「空間と時間を超越する踊り」というダンスの圧倒的な舞踏には及ばなかったと思います。

★ジョン・ケージと一柳 彗iによる音楽に合わせた、踊りはすさまじいものでした。

★それと、やはり、その頃見た土方 巽が、ATGの舞台でやった踊り、芝公園のホールで見た長嶺 ヤス子の踊りは忘れられません。

★私の中で、この三っつを超えるものはなかったのです。

★まあ、でもこの踊りも様々なイメージを喚起させてくれる分には、すばらしい部類に入ると言っておきます。

★チョット、踊りの門外漢が偉そうかな?

★勘弁しろよベイビー!俺だって踊りは随分見てるんだぜ。





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theme : ダンス
genre : 学問・文化・芸術

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プロフィール

G.C(グランド・キャノニオン)

Author:G.C(グランド・キャノニオン)
G.Cことグランド・キャニオン・ビリーブ・ミーこと高貴な谷、つまり 高谷信之のこれはブログです。

G.C(ジードットシー)は1972年からNHKラジオドラマを約80本書き、映画、テレビ中学生日記等主にNHkのシナリオを手掛ける。【ラジオドラマ】「枝の上の白色レクホン」では、芸術祭大賞をとり同じく『天主堂』ではギャラクシー賞優秀賞をとる。
また若者たちと劇団ギルドを1999年に立ち上げ、20年続け、37回公演で2018年秋解散した。70代後半に向かい、演劇のプロジェクト、あくなき、小説・演劇・シナリオの挑戦創造に賭けており、また日本放送作家協会の理事は岩間良樹理事長の時代より20年以上続けた。
他に長崎県諫早図書館・壱岐未来座等のシナリオの書き方、演劇の演出講師、指導等もしている。

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