二日連続銀座

★写真は銀座の夜です。
★さて、昨夜銀座の駅で芝居のプロデューサーをやっている(女優さんでもある)Tさんに会い、芝居にさそわれて、本日は2日連続の銀座歴訪になってしまった。
★それに午後5時開演なのに1時間間違えて、午後4時前に会場に着いてしまい、間違えに気づいたので、西銀座デパートの地下のブリッジという喫茶店で、ボルシチのセットを食べ時間をつぶして銀座みゆき館劇場へ行った。
★芝居はアンドレ・ルッサンというフランスの作家のボードビルで、アンフィニィの会というところの公演で「あかちゃん万歳」という演目だった。
★かつて、40年程前俳優養成所で同期だった演劇集団円の藤田宗久君が主演で、大間知 靖子さんの演出だった。
★フランス独特のいわばアンチテアトル前の作品で、こうした演目はほとんど役者の技量にかかっているのだけれど、大変面白く見る事が出来た。
★目の手術以降初めての芝居見物で、左目への負担は如何にと思ったが、それほどでもなかったので一安心というところか。
★ただ、やはり目は疲れる事は疲れる。
★それにも増して、気になったのは電車の中。
★行きがけ、席に腰かけていると次の駅で乗ってきた若い女がいきなり目の前で、どら焼きをぱくりと吊革に掴まったまま食べだした。
★「おい、おい、電車の中で物を食うなと親から教わらなかったのか?しかも立ったままだよあんた」と声に出して言うと、こういう場合こちらが変なおじさん(いやお爺さん)になってしまうので、黙って我慢。
★すると途中で食べ終わった若い女は降りてしまい、やれやれと思ったら、今度は隣に座ってスマホをいじっていた御嬢さんが、お化粧をはじめだした。
★小生五感、いや六感は異様に良いので(目も含めて)、鼻にツーンと化粧品の匂いがやってきてそうとう不快な気分になる。「いいかげんにしろよ、化粧品のニオイが大嫌いな人間もいるんだぞ、目はつぶれても鼻に蓋はできねえんだよこの鈍感娘!」と言いたかったがこれもモノローグにして我慢する。
★帰りの電車では西武新宿からだったので、一番端の席に座った。すると高田馬場から乗ってきたこれも若い娘が、座席の横のボードに寄りかかって立つ。長い後ろ髪を背後に垂らしていて、ボードに深く寄りかかる。するとどうなるか?
★小生の右の頭のあたりに、立っている女の長い後ろ髪が電車が揺れるたびに触れてくる。向こうは気づかない。
こっちはいくら助平でも、見も知らぬ女の髪の先がこめかみのあたりに触れてこられては不快でたまらない。
頭を左に傾けるが、それも限度がある。左隣の男の人にこちらがもたれかかるようになってしまうからだ。
★髪の先端のせいなのか、それとも元来の鈍感な所為か、こっちの頭に髪が触っても女は気づきもしない。こうした状態が、小生の降りる駅の一つ手前まで続いた。
★よっぽど「おい、髪の先が当たって気持ちわりいんだけど!」と言いたかったが下手にこっちが痴漢扱いされたり、開き直られても嫌なのでこれも我慢した。
★昔の小生なら我慢できず、電車の中で最低三回は声を張り上げて怒鳴っていた。
★丸くなったのか、こちらが年をとったのか?
★それとも近頃の若い女が下品になったのか?どっちでもいいが、全くストレスだらけの電車の中だ。
★思うにこれらの女の親どもの教育がなっとらんと思うのは、子無き者のひがみなのか?
★それにしても電車の中のストレスは大声でしゃべる女子高生から、おばさん軍団まで含めて、ほぼ80%は女の人だという事を女の方はご存知なのだろうか?
★飲んで騒いだり、電車の中で喧嘩する男は20%を切り、10%くらいかもしれない。ただそれが大騒動になったりするので目立つだけなのだという事を女の人は知っているだろうか。
★いや、この頃はヘッドホンのシャカシャカ漏れる音とか、ゲームをやりっぱなしで、隣の人に肘が当たるのもかまわない女のような男も中にいるけれど……
★何?今日は女性を敵に回したって?
★いやいや、小生の言った事はほぼ間違っていません。
★本日これまで。お休みベイビー!また明日。
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