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しまざきという芝居

北千住宿場町の模型

★写真は北千住宿場町の再現模型です。

★さて、本日は久しぶりに北千住へ行きました。

★ここは一昨年まで約7年間日本脚本アーカイブズの事務所があり、何回も通った懐かしい街です。

★この街のシアター1010の10階ミニシアターで、平石耕一事務所の「しまざき」という芝居を見に行きました。

★平石さんの芝居はいつも明晰で、きちっとした世界を作り上げてくれます。

★今回は島崎藤村の没後70年を記念しての「しまざき」という芝居。

★教科書で学んだおぼえはあるものの、古典文学に弱い小生としてはあまりなじみのない作家なのですが、家族というものをきちっと書き上げた明治の先駆者的な藤村の世界で。

★それを見事に現代にそのまま通じる芝居にしてみせる平石さんの才能には、いつも驚かされます。

★デジタルとかウエーブとかSNSとか言っても、70年以上変わらぬ兄弟とか親子の確執や葛藤が見事に描かれています。

★島崎藤村の世界を再構築してさらに現代とのつながりを芝居にしたすばらしい舞台でした。

★途中休憩前に藤村の詩をオペラ歌手の方が3曲歌い、これも善久さんの笛の音とともに優雅な一時を醸し出していました。

★終わって、丁度見に来ていた竹内一郎さんや照明のOさん平石さんや出演者の方々と飲みながらの歓談会。

★楽しいひと時を過ごしました。

★更に平石さんに導かれて、立ち飲みのスタンドの店に4人で入り、小生はアルコールはなしで、コカコーラの立ち飲みをして、ちょっぴり若いころに立ち返ったような気になり帰ってきました。

★芝居を楽しく見るという事もなかなかそういう機会がないので、素晴らしいことです。

★本日はこれまで。

★お休みベイビー!また明日。
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theme : 演劇
genre : 学問・文化・芸術

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とても魅力的な記事でした!!
また遊びに来ます!!
ありがとうございます。
プロフィール

G.C(グランド・キャノニオン)

Author:G.C(グランド・キャノニオン)
G.Cことグランド・キャニオン・ビリーブ・ミーこと高貴な谷、つまり 高谷信之のこれはブログです。

G.C(ジードットシー)は1972年からNHKラジオドラマを約80本書き、映画、テレビ中学生日記等主にNHkのシナリオを手掛ける。【ラジオドラマ】「枝の上の白色レクホン」では、芸術祭大賞をとり同じく『天主堂』ではギャラクシー賞優秀賞をとる。
また若者たちと劇団ギルドを1999年に立ち上げ、20年続け、37回公演で2018年秋解散した。70代後半に向かい、演劇のプロジェクト、あくなき、小説・演劇・シナリオの挑戦創造に賭けており、また日本放送作家協会の理事は岩間良樹理事長の時代より20年以上続けた。
他に長崎県諫早図書館・壱岐未来座等のシナリオの書き方、演劇の演出講師、指導等もしている。

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