回転寿司とジュリーの凄さと深夜の……

★写真はなつかしき今秋の多摩湖です。
★さて、本日は天気予報に反して雨が降らなかったので、例によって出発の遅い我が家では自転車に乗って久々に買い物に。
★暇も金もないので、早めにクリスマスプレゼントにと960円のフリースを小生は買っていただき、家人には730円のエコヒートのシャツをプレゼントしました。
★まあ、世界一貧乏で世界一忙しい劇作家としてはこんなところが最高でしょう。
★小生の古いチャックの壊れたフリースは早速アビのベットの毛布としてプレゼントされました。
★その後、家人が最近近所のお仲間とよく行っている回転寿司に初めて行きました。
★驚くべき事に暫く行かないうちに(といって高級な寿司屋へ行っているわけではありません)回転寿司は物すごい進化をしていて、回ってくる寿司を蓋のついたものの皿だけすばやく取るとか。
★ボタンを押して、タッチパネルの写真の寿司をタッチすると、上の回転ベルトに品物が送られてきて、取ってからボタンを更に押すと清算されると言う仕掛けです。
★小どんぶりのラーメンからケーキ、デザートまであり、子供連れでも大喜びで安く楽しめると言う仕掛けです。
★それに寿司ネタもそんなに悪くなく、昔築地の中で食べた寿司や、浅草のラジオドラマのモデルにした寿司屋には劣るにしても、まあまあの味でした。
★その後ブックオフに寄り古本とDVDのハリウッドの旧作250円を4つ買って、なんだか本日は大散財をしてしまったような気分であります。
★話は変わって、杉並の原発反対某候補の応援にジュリーこと沢田研二が応援に駆け付けたとの新聞記事。
★「ジュリーはジジイになつたけど原発にははんたいだし、俺には何のしがらみがないから応援に来た」と言ったとか。
★なんとジュリーは格好いいんだ。あれだけのスターでプロダクションとのしがらみとか色々あろうに、決然と原発反対のデモに参加したり、原発反対の候補の応援に来たり、改めてその男意気に感心する。
★ほとんどの芸能人は自分の意思ではなく、謝礼や会社の組織の関係での応援演説だ。名もない杉並の1候補の応援になんか来ない。
★大映のスタジオで昔見た蜷川演出の「唐版滝の白糸」を思い出す。十貫寺梅軒によって背負って担ぎ出された洋服ダンスの中から現れた李 礼仙はたった20秒のモノローグで、客に悲しみの洪水をまき散らし、その手の平から噴き出した水芸の水は血糊となり膝まづくジュリーの裸体の上に降り注ぐ。
★最後は撮影用のクレーンに乗った二人が観客の頭の上の空を飛ぶ、空は蒲鉾型の大きな屋根の多摩川の大映撮影所の天井だった。
★別に昔を懐かしむ訳ではないが、あの頃スペクタクルで人の情念を包んで飛ばせて見せた芝居は既に終わっていたのかもしれない。
★お客は小生をふくめて、ほとんどとてつもないカタルシス(語る寿司ではありません。念のため)をもらって、撮影所から調布への道を帰った。
★多分細部は間違っているかもしれないが、そんな芝居だった。李 礼仙も若く悲しいまでに美しく、ジュリーはもっと若く雄々しかった。
★大鶴義丹が幼児で出演していたのではなかったか?
★でも今のジュリーはもっと雄々しく若々しい。
★回想は果てしないのでこのへんでやめる。
★その後夜、二重本棚がかの3.11以来ぐらぐらして倒れそうだったので、家人と二人で音のしないように、直して本を入れ直し、終わったのが深夜の1時40分過ぎ。
★全くすごい一日であった。
★今から風呂にはいるが既に時間は3時半を過ぎている。
★おやすみベイビー!お願いだから選挙に行けよ、そして間違っても、元にもどしたり、その前に戻したりの投票は止めろよ。
★ベイビー、お前が彼を愛しているのなら、若者を軍隊に送るような政党を勝たしては駄目だ!
★頼むぜベイビー!
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