ガルシア・ロルカ「血の婚礼」を観る

★写真は12月6日の富士山です。
★さて、本日は夜、品川の新馬場にある六行会ホールで劇団アルターエゴの公演、ガルシア・ロルカの「血の婚礼」を観た。
★見事な芝居であった。
★ロルカの芝居は民族的な土俗な話に血族の問題や復讐、怨念等がからまって日本で上演すると中々難しい芝居である。
★途中挟まれる詩的でかつ情念の混じったモノローグが延々と語られたりする。
★母親役長浜満里子さんと事件のきっかけを起こす主人公の娘薜 宏美(せつ ひろみ)さんの芝居が素晴らしい。
★このどろどろとした芝居にわりあいクラシカルな踊りをうまく融合させた田村 連さんの演出・振り付けも光っていた。
★この劇団は三ツ矢雄二の主宰する劇団で、声優の多い劇団らしい。ここにはんかつて我が劇団に居た佐伯綴流がでていて、誘われて久しぶりに観に来たわけである。
★養成所の生徒等が出ていて、ところどころ下手な役者がいて、ちよっとつらいところもあったが、まあ目をつぶれるていどではあった。
★佐伯は踊りの多い役であったが、元々踊りは上手い子だったが、踊りのキレも増していた。
★もう養成所時代から15年程が過ぎ30代も半ばにさしかかっているのだから、上手くなってあたりまえか。
★公演後会って励ましてきた。
★小生が講師をやっている頃から生き残って芝居をやっているのは我がギルドのメンバーは別にして、3人程になってしまった。
★何にせよ頑張ってほしい。
★品川経由で東村山は遠い。帰りもたっぷり1時間半はかかる。往復3時間の電車。
★どっと疲れる。さすかに年だよ。
★このところ睡眠時間が意外に短く、結構忙しい。
★踏ん張りどころの暮れである。
★本日はこれまで。お休みベイビー!また明日。
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