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「煙が目にしみる」という芝居

暮れの阿佐ヶ谷

★写真は阿佐ヶ谷パールセンターのクリスマスイルミネーションです。

★本日は夕方、パンドラの匣という演劇ユニットの公演「煙が目にしみる」を阿佐ヶ谷のアルシェという劇場へ観に行きました。

★古くからの知り合いの佐藤一也さんのプロデュースによる舞台で、この芝居の作者堤 泰之という人の名は聞いた事はあるが、芝居を観たのは初めてで、この「煙が目にしみる」には感心した。

★1時間半の間に12人の出演者それぞれに見せ場を作りながら、笑わせ時に泣かすと言う技を巧みに作り上げている。

★多少役者の演技過剰な為に本来もっと笑える処が、笑えないと言った所等があったけれども、戯曲という事で言えばこれはきちっとした作者の意思も感じられ出色の本である。

★ネットで多少調べるとプラチナペイパーというこれも聞いた事のある集団で芝居をやって来たらしい。

★しみじみ芝居はやはり本だと改めて思った。

★楽日であったので、我が劇団ギルドの照明をいつもやってくれている明日(ミョウガ)さんもバラシがあるため、話ができず、年内の再会を約して、阿佐ヶ谷のパール街を歩く。

★阿佐ヶ谷は懐かしい街だ。家人が小生の生活を見るに見かねて家出をしてきて、一緒に住み始めた4畳半のアパートがあった街だ。

★その駆け落ちした小生達の4畳半に一時は、二人も居候が住み着いて4人で寝ていた頃が懐かしい。

★最初に仲間と組んだ演劇集団八騎人(ハッキジン)の事務所も阿佐ヶ谷のパールセンターをちょっと入ったアパートにあった。

★当時M君がその事務所に住んでいて溜まり場になり、まだ売れていない頃の大竹まことや風間杜夫等とよく麻雀を夜中じゅうやっていたものだ。

★26くらいから34、5才くらいまでの遅い青春と生活がギチギに詰まった街である。

★そんな街を耳あて、イヤーウオーマー(?)を探して歩くが゛何処にもない。

★第一に女の子用の耳あてしかないのがおかしい。

★この季節になると自転車に乗ると耳の弱い小生は耳あてがないと冷たくてたまらない。

★昨年手に入れた物は一つあるが、これは首の後ろへ持って行って耳を挟むと言うスタイルで、あんまり芳しくない。

★出来れば頭の上にベルトがあってヘッドホンのように耳をおおうのがよい。とここまで考えた時そうかヘッドホンでもいいのかと思った。

★とにかく探す耳あては無い。スポーツ用品の店にでも行けばスキー用の奴があるのかもしれないが……

★そんなわけで、ラーメンを食べて、更に住んでいた成宗に近い南阿佐ヶ谷の駅まで歩き、丸ノ内線経由で新宿へ出て帰って来た。

★店は色々変わってはいるが、意外に阿佐ヶ谷は変わっていなかった。

★本日はここまで。お休みベイビー!また明日。
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プロフィール

G.C(グランド・キャノニオン)

Author:G.C(グランド・キャノニオン)
G.Cことグランド・キャニオン・ビリーブ・ミーこと高貴な谷、つまり 高谷信之のこれはブログです。

G.C(ジードットシー)は1972年からNHKラジオドラマを約80本書き、映画、テレビ中学生日記等主にNHkのシナリオを手掛ける。【ラジオドラマ】「枝の上の白色レクホン」では、芸術祭大賞をとり同じく『天主堂』ではギャラクシー賞優秀賞をとる。
また若者たちと劇団ギルドを1999年に立ち上げ、20年続け、37回公演で2018年秋解散した。70代後半に向かい、演劇のプロジェクト、あくなき、小説・演劇・シナリオの挑戦創造に賭けており、また日本放送作家協会の理事は岩間良樹理事長の時代より20年以上続けた。
他に長崎県諫早図書館・壱岐未来座等のシナリオの書き方、演劇の演出講師、指導等もしている。

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