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女狐ー岡部企画の芝居

修羅本番5

★写真は「修羅シュシュシュ」-賢治先生の教室ー本番舞台より。

★さて、本日は、京王線八幡山の駅の近くにあるワイマールシアターへ、岡部企画の芝居を見に行きました。

★岡部 耕大さんの作演出による舞台で、実は初めて見たのですが、これは何回も再演されている作品だそうです。

★社会派で硬派の岡部さんの中では珍しく、玄界灘の女たちを描いた作品です。1980年代半ばの北九州の女たちの姿が鮮烈に描かれていて、女優の際立つ作品です。

★今回はフラメンコのギターと踊りを入れて改訂されていたようで、女優陣も大変色っぽく熱演していました。

★我が劇団ギルドの役者今井徳太郎も何やら水を得た魚のように生き生きとして、いて、ほとんど岡部芝居の方が主戦場のような活躍でありました。

★終わって、岡部さんや何人かの役者さんとの飲み会。

★岡部さんも若干年下とはいえ、もうほとんど小生と変わらぬ年で、40年近く前からの芝居を互いにやっていた言わば戦友のようなもので、小生は一時マスコミの仕事が忙しく舞台から離れていた時期があったのですが、岡部さんは休みなく、本当によくここまで情熱を振り絞って芝居をやっています。

★そうした爽快さといい意味での重さがあふれている舞台でした。

★後何回芝居が出来るのかという見えない限界を見据えての舞台。小生も頑張らねばならないと深く思った一日でした。

★万感の思いを込めて、あと10年芝居ができたら!と痛切に思うのですが、それは無理というもの。

★それではいつ倒れるかも分からない年周りの中で、何をどんな役者やスタッフとどう打つか……

★本当に火急の大きな問題です。

★それでは本日はこれまで。おやすみベイビー!また明日。
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theme : 演劇・劇団
genre : 学問・文化・芸術

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プロフィール

G.C(グランド・キャノニオン)

Author:G.C(グランド・キャノニオン)
G.Cことグランド・キャニオン・ビリーブ・ミーこと高貴な谷、つまり 高谷信之のこれはブログです。

G.C(ジードットシー)は1972年からNHKラジオドラマを約80本書き、映画、テレビ中学生日記等主にNHkのシナリオを手掛ける。【ラジオドラマ】「枝の上の白色レクホン」では、芸術祭大賞をとり同じく『天主堂』ではギャラクシー賞優秀賞をとる。
また若者たちと劇団ギルドを1999年に立ち上げ、20年続け、37回公演で2018年秋解散した。70代後半に向かい、演劇のプロジェクト、あくなき、小説・演劇・シナリオの挑戦創造に賭けており、また日本放送作家協会の理事は岩間良樹理事長の時代より20年以上続けた。
他に長崎県諫早図書館・壱岐未来座等のシナリオの書き方、演劇の演出講師、指導等もしている。

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