女狐ー岡部企画の芝居

★写真は「修羅シュシュシュ」-賢治先生の教室ー本番舞台より。
★さて、本日は、京王線八幡山の駅の近くにあるワイマールシアターへ、岡部企画の芝居を見に行きました。
★岡部 耕大さんの作演出による舞台で、実は初めて見たのですが、これは何回も再演されている作品だそうです。
★社会派で硬派の岡部さんの中では珍しく、玄界灘の女たちを描いた作品です。1980年代半ばの北九州の女たちの姿が鮮烈に描かれていて、女優の際立つ作品です。
★今回はフラメンコのギターと踊りを入れて改訂されていたようで、女優陣も大変色っぽく熱演していました。
★我が劇団ギルドの役者今井徳太郎も何やら水を得た魚のように生き生きとして、いて、ほとんど岡部芝居の方が主戦場のような活躍でありました。
★終わって、岡部さんや何人かの役者さんとの飲み会。
★岡部さんも若干年下とはいえ、もうほとんど小生と変わらぬ年で、40年近く前からの芝居を互いにやっていた言わば戦友のようなもので、小生は一時マスコミの仕事が忙しく舞台から離れていた時期があったのですが、岡部さんは休みなく、本当によくここまで情熱を振り絞って芝居をやっています。
★そうした爽快さといい意味での重さがあふれている舞台でした。
★後何回芝居が出来るのかという見えない限界を見据えての舞台。小生も頑張らねばならないと深く思った一日でした。
★万感の思いを込めて、あと10年芝居ができたら!と痛切に思うのですが、それは無理というもの。
★それではいつ倒れるかも分からない年周りの中で、何をどんな役者やスタッフとどう打つか……
★本当に火急の大きな問題です。
★それでは本日はこれまで。おやすみベイビー!また明日。
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