ギィ、フォワシイの芝居

★写真は多摩湖です。
★さて、本日は稽古は休み。夕方両国のシアターXへ向かいました。
★晴れ渡って良い天気、こういう日の午後は自殺者が多いとかで、そのせいかどうかは分からないけれど、下井草付近で人身事故とやらがあり、新宿で買い物をと30分も早く出たのに、西武新宿線はのろのろ運転。
★だいぶ時間がかかり、あわててビッグカメラで失せ物2つあきらめて、iPADに接続するSDカードとUSBのチップを買う。2980円の損失。だが、これ以上書斎での失せ物を、探す時間が人生に限りのある小生としては損なのであきらめるが、悔しい。
★両国シアターXへむかい、10階の事務所に昨日出来たチラシ300枚を届ける。
★そして、そのまま劇場でギィ・フオワッシイの処女作複合過去と最新作エリゼ・ビスマルクの長い人生の二本立てを見る。
★友人の関川慎二が演出していたので……
★中々面白い。24歳のギィさんが描いた、老人の苦渋と年老いる事の絶望が、実に見事に描かれた本と舞台である。
★御年79歳の川辺久造さん等ベテランの芝居がすごい。
★又2本目の最新作は100歳の老人と若い作家と看護師の女の話で、これまた、55年を経て79歳のギィさんはブラックユーモアの度合いを深めて、壮絶なラストに向かう芝居を書きあげている。
★関川演出もなかなかのもので、苦労したろうと思わせる処各所にあった。
★終わって、関川を良く知るお客達と森下町の中華料理屋に10名程集まり乾杯。
★まあ、還暦をすぎて、関川も良く頑張っている。
★刺激された。彼の方はベテランが多く出演の芝居で、小生とは逆の演出的苦労をしたようだ。
★逆の苦労とはどういう事?等と突っ込んじゃならん。
★本当に演出はやってみなければわからんが、大変な労力とストレスのかかるものである。
★彼の島長崎県の壱岐でも、小生の書いた芝居を月一で博物館で上演することになったというが、主役の相手役が病気になったり、もう一人お年寄りが病気になったり大変なようである。
★だけれど、東京と壱岐では隔靴掻痒どころか、隔靴痛痒で、どうにもならない。
★小生の芝居見物の留守中に、今回の芝居はスタッフに回った瓜竜が事務所に来て、色々と準備をしたが、入れ違いとなる。
★稽古の休日はそれなりにあれやこれやと忙しい。
★さて、また明日色々と頑張らねばならない。おやすみベイビー!
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