おおつごもり

★写真は吾が家のベランダから臨んだ、富士の裾野に沈む、2008年最後の夕陽である。
★やっとの事、とりあえずの年賀状を出しおえた。
★さて、おおつごもりと大晦日とはどう違うのかと辞書をしらべたら、広辞苑はそっけなくおおつごもり-おおみそかのことと書いてあって、へそ曲がりの新明解国語辞典には、大晦日の雅語と有った。
★雅語とは何?口頭語で使うとにあわないが、詩歌・古文に用いられた、洗練された和語とあった。
★そうか大晦日より同じ漢字で書いても、おおつごもりと言ったほうが、より洗練された言葉なのだそうだ。
★そのおおつごもり、夕方、遅い昼食をと、自転車で、駅前のこの駅周辺一番のラーメン屋に行くが閉まっている。
★仕方なく、踏み切りをわたり、2番手、いや3番手のラーメン屋へ行き、ラーメンを食べて、あんまり寒くて耳が痛いので、「そうだ耳当て売ってないか」とスーパーへ行くが品がなく、100円ショップでマジックペンとリモコン立てを買う315円。
★和菓子屋でもちを受け取りに寄り、帰ってと既に空には三日月と宵の明星が光っていた。

★帰ってきて、しばらくサボっていたテープのDVDへの移管作業を再開。そして、紅白歌合戦を見ながら、今年の読み損ねた新聞を読み、切抜きをする。
★5月とか、8月の(未だ福田政権の頃)新聞を読むと、いかに人や社会が先を読めないかということが、良く分る。
★9月15日のサブプライム問題の余波でリーマンブラザーズが破綻する前は、本当にオリンピック三昧の能天気な記事で、何の兆候も無い。
★そして、アフガンでボランティアの伊藤さんが殺された事等、4ヶ月もたつともう忘れ去られて、思い出す人も無い。
★まったく現金なものだ。それにしても9.11と言い9.15と言い、アメリカ発の9月はやばい事が多すぎる。要注意だ。
★小生も要注意の9月だ。9月24日に転倒して左手を折る。そういえば、ここ2、3日その左手の具合がよくない。ひねると痛い。
★今年は3月に60回の「誰」がおわり、終わりを決めたら皮肉に雑誌「テアトロ」に掲載が決まり、
夏の終わりに、夏まで新日曜名作座「カシオペアの丘で」の脚色と8月末から10月第1週まで各日曜日に放送。
★5月6月は東アジア放送作家会議の仕事にに翻弄され。★足立区のてらの講座も6月からスタートし、夏の演劇塾と其の発表会。秋の国文祭、10月朗読劇金沢。ギルドの西山作・演出公演のホロー。11月パリ・ロンドンの旅。
同時進行から12月19日YWCAのクリスマス劇とまあ、吾ながら休み無くよく働いたと思う。
★これでは、新聞を読む暇が有るわけが無い。
★活字中毒の小生としては新聞や本を読む暇がないと、本当にストレスが溜まるのです。
★そんなわけで、来年といっても、もうこの時間は新年なのだが、なんとか創作と演出の時間を増やしたい。
★もうそんなに時間はないのだよ、ベイビー!だから俺に書かせろ。書きたい事は今山ほどあるんだから。
★というわけで、こんな半端なブログに付き合ってくださった方々お疲れ様でした。ありがとうございます。
★どうか、皆様2009年がよい一年となりますように!
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