フロッピーの復元

★写真は雲にかかった2日夕の富士です。
★小生の作品は沢山フロッピーの中に眠っている。
★これを眠りから覚ますにはMS-DOSのフロッピーに入れ替えてパソコンに読み込み、読みこんだ物を時間をかけて、かなり編集しないとパソコンのフオルダーにしたり印刷したりは出来ない。
★急いでパソコンに持ってこなければならない戯曲があったので、この作業をしたのだが、とてつもなく時間がかかる。
★しかも、フロッピーはもう生産されていないし、量販店で売っているかどうかも分からない。
★どんどんPCを含めた様々な機材が進化するのは構わないが、現に古い小生のフロッピーの作品は200枚ほど磁気が弱くなり7年ほど前に全部消えてしまった。
★まだ発明されて何年か経過していない物はその寿命はわからないのだという。だからCDもDVDもブルーレイも5年に一度程入れ替えないと真っ白になるのだと文句を言った先のNECの技術担当者が行っていた。
★だったら、売る時にその事は商品の上に明記すべきではないかと当時の公正取引委員会に電話したら、なんとなくごまかされた。
★みなさんこうした事を知っているのだろうか?ほとんどの人は知らないと思う。
★5年なのか10年なのかは知らないが磁気で録画した物は、一定の時間が経ったらコピーしない限りやがて真っ白になる。
★それがいやなら、大切な物はみんな紙に印刷し更にインクジェットも寿命があるので、コピーして取っておくしかないのですよ。
★でも動画は印刷できない。パソコンにとりこんでおくしかないか。そのPCも5年ぐらいで乞われるように設計されている。
★これは体験から小生が学んだものなのですが、時間がなくてそのままにしている物が多すぎる。
★それで今回のような事になる。しかもPCのずいぶん前のウィンドウズMeがまだとってあったので、かろうじて、なんとか古い脚本を復元手前(つまり編集前の段階)まで取りこめたけれど。
★われわれ文章を書く者に取ってはワープロは実にありがたい機材だったのだが、あまり有り難がって買う人が居なかったのですたれて、滅んでしまった。
★やがて、DVDもその道をたどるのか。
★我が家にはブルーレイ等の録音機も再生機もないので、とにかく不便で、必要な物も家にいない限り見られないので、ローンで買おうと提案したら、家人から一喝された。
★こっちは仕事で必要なのにやれやれである。
★でもベイビー!10分も待てば上の写真の雲も吹き飛び富士山は下の写真のように綺麗に姿を現す。
★人間じっと待つことも必要と自然は教えてくれる。

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