妖しき雲の下の富士

★これは昨日の富士の夕景です。

★そして上の写真は本日の富士の夕景です。頭に妖しい雲を仰いでいます。
★そんなわけで、富士山でも日によってこのくらい変わるのに人間の感情は……
★等と言っている場合ではないので、必死で脚色中のラジオドラマを書いております。
★安定した感情で書いていかなければならないので、大変です。
★脚色とは脚本に色を着けると言う事で、原作が基本的にある訳です。
★その原作に色を付けて脚本にするわけですが、この色のつけ具合が中々難しいのです。
★やたらに派手に色をつけてもドラマが不自然になるし、そうかと言って薄すぎても旨くドラマのリアリティーが伝わらないからです。
★原作を微に入り細に亘ってまるで顕微鏡で観察するがごとく原作を読み理解し、なお、それ以上のドラマに仕立てあげるので、ある意味これはオリジナルより大変だと芝居を何作も書いている小生には思えるのですが、世間はそうは見ません。
★原作があれば楽なんじゃないのと思うのが一般的です。
★まず原作を好きになり、惚れる努力をするのですが、何せその肌を顕微鏡で見てしまうので、「なんでこんなに肌が荒いかなー」とそればかりが気になります。
★それでも気をとりなおして、如何にその肌が決め細かくなおかつ大胆な肌で美しいと言うところまで、化粧、場合によっては人様に分からぬように整形までしなければならないので、大変です。
★大変な海にこぎ出してしまったのですが、この海、締め切りと言う期限がありそれまでに渡りきらなければならないし、渡り方が駄目だと、もう一回その荒海にこぎ出して同じように荒海を乗り切らなければならないのです。
★と言った塩梅の日々で船酔いしたり、気持ちが悪くなったり、と大変な航海であります。
★無事と確実(いや書く実)を祈ってくれベイビー!
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