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杉並物語2を観る

許されざる者その1J

★写真は「許されざる者」の舞台です。

★さて、本日は高円寺の座・高円寺2へ夕方国分寺経由で行きました。

★国分寺の駅で、ほんとうに何年振りかに立ち食いそばへ入りました。

★鴨うどんが珍しかったので、頼みました。

★鴨は壱岐で平山旅館の御主人が撃った今年の初鴨というのを<焼きとりとステーキで頂いてとてつもなくおいしかったので、なんとなく思い出すべく鴨うどんを頼みました。

★流石に壱岐の初鴨には及ぶべくもありませんが、なるほど間違いなくこれも鴨だという味でした。

★高円寺で降りて、駅のコンビニで温かいお茶を買ったところ120円のお茶が136円でびっくりしました。

★暖める電気代がお茶1つにつき16円も取っているという事です。これはどう考えても取り過ぎと思います。

★買ってしまってからピッっと機械での読みとりなので、やめたともいいにくくなって、136円払いましたが、暖め代16円は取り過ぎでしょう。

★それから座・高円寺2での杉並シナリオワークショップの公演・杉並物語2を観ました。
昨年はこのイベントで審査の手伝いをさせてもらったのですが。

★今回はかつて杉並にあった中島飛行機の工場をテーマに絞って、「あけぼの杉の下で」と題した作品群の朗読で、杉並の生徒さんの書いた本をプロの役者さんが朗読すると言う仕組みで、大変レベルも上がって、素晴らしい朗読の会でした。

★終わって、観に来ていた放送作家のJさんと2階のレストランで飲みました。
途中から朗読のシナリオの指導とこの催しの指導をしたNさんとお手伝いに来ていたSさんも加わって、歓談の一時でした。

★杉並にそんな大きな飛行場があった事も興味深かったのですが、戦時中小生の父が長野県の須坂というところで、飛行機の計器を造る軍需工場につとめていました。

★戦後5年かけて、残務整理をやらされ、その間にいち早く東京へ出て来た井深さん達がソニーを造り、5年かけて、あの掘り江もんの今入っている長野刑務所等を呼んできたりして、(住民の大反対の中)がんばったのに、ソニーはついに我が父を呼ぶ事はなく、父の部下は皆ソニーの取締役になったという顛末があり。

★その顛末よりも大変なのは父がその後20以上も職を換え、小生を長男とした一家8人が中部地方を転々として貧乏
な日々を送り続けたと言う事もあり、中島飛行機工場と何らかの関係があったのではないかと思い、不思議な感慨
でこの朗読を観ました。

★そんなわけで、特別の感慨を持ちながら観たのですが、本当に感動しました。

★しかし、この公演もNさんはほとんどボランティアでやっているとの事である。

★行政はタッチしてはいるが、ほとんど会場を無償提供するくらいのようで、こういう事にお金を払わない行政は相変わらずといっていいくらい駄目である。

★それはともかくとして、素晴らしい舞台であった。

★バスで野方まで出て、各駅停車でゆっくりと50分くらいかけて帰ってくる。

★雨も午後には上がって、少し暖かくなってきたようである。

★それでは本日はこれまでだよベイビー!
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theme : 演劇・劇団
genre : 学問・文化・芸術

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プロフィール

G.C(グランド・キャノニオン)

Author:G.C(グランド・キャノニオン)
G.Cことグランド・キャニオン・ビリーブ・ミーこと高貴な谷、つまり 高谷信之のこれはブログです。

G.C(ジードットシー)は1972年からNHKラジオドラマを約80本書き、映画、テレビ中学生日記等主にNHkのシナリオを手掛ける。【ラジオドラマ】「枝の上の白色レクホン」では、芸術祭大賞をとり同じく『天主堂』ではギャラクシー賞優秀賞をとる。
また若者たちと劇団ギルドを1999年に立ち上げ、20年続け、37回公演で2018年秋解散した。70代後半に向かい、演劇のプロジェクト、あくなき、小説・演劇・シナリオの挑戦創造に賭けており、また日本放送作家協会の理事は岩間良樹理事長の時代より20年以上続けた。
他に長崎県諫早図書館・壱岐未来座等のシナリオの書き方、演劇の演出講師、指導等もしている。

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