資料点検

★写真は夕暮れの富士です。昨日と同じようですが、これは今日(28日夕)の写真です。
★さて、本日は稽古を休みにしてまでの貴重な創作の時間ですが、調べ物が優先して中々進みません。
★というのは、満州及び甘粕関係、満映、および昭和史関係の資料は現在小生のパソコン脇の本棚単行本、文庫本
合せて、60冊近くあるのです。
★「許されざる者」の構成はほとんど出来ているのですが、その年代の確認作業が次々に起きてきます。
★例えば柳条溝(現在は柳条湖)事件のあった1931年9月16日の陰謀が関東軍によつて企てられたのは何時頃かと考え、ある日にちを芝居の上で設定すると、板垣征四郎と石原 莞爾は新京(今の長春)にあつまれるとして、甘粕は集まる事が可能か等と言う細かいところの調査は資料を当たり推測する以外ないのです。
★勿論芝居はあくまでもフィクションなので、会うはずの無い人間が会っても構わないのですが、(かつて、ニィーチェと土方歳三が会話をする芝居を書いた事がありますが、その二人が語る筈はなくとも同時代に生きていたかどうかという事に小生はこだわります)歴史上のこだわりに関しては色々細かくあるのです。
★といったわけで、この作品は稽古のずっと前に上がっていなければならないのに、現在そうした検証をしながらの創作で、60冊の本の中から、気になって3,4冊のあるページを検証しているだけで、あっという間に1日が過ぎて行ってしまいます。
★そんなこんなで、焦っても遅々として創作までたどり着かない日もあります。
★まあ、焦って得する事はないので、こういう場合は、逆にじっくりやっていくに限ります。
★というわけで、牛歩の創作の1日でした。
★ベイビー!肩の痛みは少しよくなったが、相変わらず薬なしにはしのげない。残念!
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