さて、クリスマス劇が近づいて

★写真はパリからロンドンへの飛行機の中で撮った写真である。当分パリとロンドンの写真だけは載せて行きます。ただし、旅行記は終了したので、そちらが見たい方は日にちを遡って見て下さい。
★さて、本日は月に一度の脚本家ニュース編集の日である。新年号の編集をおこなって後、会議。
★テレビドラマ代表作先週の書評の原稿を2日ほど、夜中の時間を必死にやりくりして、間に合わせたら、来月号2月号の掲載に先送りになってしまった。
★締め切りが1月後なら、こんなに無理をしないでも良かったのにと、ちょっとガッカリする。
★その後の忘年会を45分参加しただけで抜けて、YWCAへ駆けつけて稽古を行なう。
★本日は、コーラス隊の方一部とピアノ・オルガンと朗読を交えての始めての稽古である。
★段取り上で打ち合わせの旨く出来ていない所があったが、なんとか、通して終わりまで、運ぶ事が出来た。コーラス・ピアノ・オルガン・朗読・芝居それらの融合は大変な事であるが、なんとか形になりそうな気配がみえたので、一安心する。
★芝居というものは、演出が常に初日の舞台をイメージし、想定して進めていく。勿論イメージ通りには行かない、様々な要素があるが、芝居として、10日後なら10日後に成り立つか、と言う計算を演出は考えていて、欠けている所、退屈な所、芝居にならない所を、けずり、造り、統合し創造していかなければならない。あと一週間の内に何処とどこの手術をしなければならないか?
★常に限られた稽古時間の間に、完成度の高いものを創り上げなければならない。
★その事を考えると夜も眠れない事がある。
★成るほど舞台に乗るのは小生ではない。役者であり、コーラス隊の人達であり、朗読の人達である。
★だが、その人達が一番輝き、芝居がお客に感動を与える為の、あらゆる責任が一心に掛かってくる、孤独な作業の責任者が演出である。
★故に10日前におぼろげながらも、芝居の輪郭が見えてきたときは本当にほっとするのである。
★ワカルカナーベイビー?ワカンネーダローナー?(多分このフレーズもわかんねーだろうな。これはあの名人、松鶴家千とせ師匠の口癖だ)
★本日はこれまで。
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