パリ・ロンドン トリップ11

★パリ・ロンドン トリップ11★
★さて、パリもロンドンも駅や地下鉄の中のアナウンスはあっさりしたものだ。
日本のように「白線の内側におさがりください」とか「傘のお忘れ物ありませんように」とか余計な事は言わない。日本の鉄道のアナウンスと来たら、のべつ幕なしに何かを喋っている。
★ロンドンの地下鉄もボクソールの駅に着くと、「ボクソール」といっぺん言うだけだ。「ビカデリーサーカス」と電車のトビラが開く前に一言言い、もう一言なんかいっているので、多分乗り換えの事だけだと思う。だから実に大人的でうるさくない。こまごまと幼児にいって聞かせるようなアナウンスは一切無い。
★勿論「ケイタイをご遠慮ください」なんていわないから、電波が届けば、地下鉄の車内でも電車の車内でも、しゃべりたいだけ携帯で喋っている。
★音に神経質で、余計な音になやまされている小生にはこれらの放送は簡便でスツキリしていていい。
★反面日本のようにきっちりと、1秒の誤差もなく列車が出発したりはしない。列車の遅れはあたりまえだし、直前まで掲電光示板を見ないとその列車が何番線のホームから出るのかは分らない。
★さあ、どっちがいいか?
★携帯だって、みんながOKというなら、何の問題も無い。電車の中は禁止にししておいて、違反するやつがいるからイライラするんだ。
★だが、ある心理学者に言わせると例え、たまたま乗り合わせた乗客でもそこにはなんとなく連帯感があり、その連帯の向こう側の姿の見えない人と誰かが会話しているのが、他の客には軽い嫉妬のようなものを生ませて、我慢が出来なくて、イライラする原因なのだそうだ。
★まあ、携帯電話については一長一短か?タダ、日本のように電車の乗客のほとんどがメールかゲームをしているという事はない。網棚が無い為に、読み終わった新聞が、座席のあちこちに散乱しているのは余りいいものではないが・・・・・・
★ただ、前も言ったが日本のようにゴミ箱を町から隔離してしまう方式は絶対によくない。★パリもろんどんも街のいたるところにゴミ箱はすえてある。
★もし、ゴミ箱がテロの危険性ありというなら、ロンドンの方がずっと実際にあったテロの件数はおおいのではないか?
★監視カメラにしても、ゴミ箱撤去にしても、オウム事件以来、なしくずしにそれを、日本はやってきてしまったようだ。
★全体主義国家のように駅も繁華街も、ありとあらゆる所に監視カメラのある社会にマヒして生きている事の恐ろしさを一度考えた方がいい。街と言う監獄の中に吾々日本人は常にいるのだ。
★それが、気持ちいいかい?ベイビー。安全を保障されたようで。違うだろベイビー!
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★本日はNHKの公募したテレビドラマの表彰式。毎回入選や佳作で賞を取ってスタート台に立つ若者(若者ではない時もあるが)は初々しい。
★なんとはなし、最後に3本締めをやらされて、「えっ、そんな年回りなのかい?」とちょっとショック。
★遅れて稽古へ駆けつける。稽古は徐々にエンジンが゜と言う所か?いや、まだまだ!
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