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20年目の邂逅

シラン

★写真はシランです。

★さて、本日は成城学園でおこなわれた野川朗読会2という催しに行きました。

★というのも、先日書きましたが、3.11の震災後の片付けで、1991年の東京新聞と1993の同じく東京新聞に載っていたエッセイの切り抜き。それがよみがえるように出て来たのです、

★出て来た新聞の切り抜いた記事は黄なびて、20年の歳月を感じさせましたが、そこに載っているエッセイの執筆者北爪 満喜と言う女性詩人の言葉が、心の底にひっかかり、この方の詩を読みたいと切望した小生でした。

★記事を切り抜いて以来、本屋に寄って時間のある度に折に触れ、北爪さんの詩集をさがしたのですが、探し方が中途半端だった事もあり、ついに探し出せず、20年が過ぎていました。

★先日その記事を見つけた時、そうだ、ネットの検索があると思い立ち検索した処、なんと北爪 満喜現代詩のページというブログがあったのです。

★この時の感動はちょっと言葉では説明できません。

★そして、そのページに本日6月5日成城学園で、野川朗読会2に北爪さんが出演して、詩を朗読されると書いてあったのです。

★なんという幸運でしょう。

★そんなわけで、ドキドキしながらその朗読会に行きました。

★10人程の詩人の朗読の中で、4番目に北爪さんは自作の詩を語りました。

★敢えて、この日まで北爪さんの詩を読む事をしていなかったので、御自身の朗読した詩にはしびれました。

★あまりの事に、3っっの詩はなんと言う題の詩かさえも覚えていない程のテンションのたかぶりでした。

★休憩時間、おそるおそる北爪さんに話しかけ、コピーした新聞記事を差し出して事情を説明しました。

★ただ、偏執狂の親父にだけは思われたくなかったので心配しましたが……

★北爪さんはとてもびつくりされたようですが、唯一この日読むために持参された詩集「飛手(ひしゅ)の空、透ける街」という詩集を譲っていただきました。勿論サインを貰って。

★御礼というのは恥ずかしかったですが、テアトロという雑誌に掲載された小生の「誰?」と「STAKE OUT」の2誌を差し上げました。

★近くに居た方に2ショットの写真を互いのデジカメに撮っていただいたのです。

★休憩後「長野みゆき」さんの「野川」という本についての対談などがあったが、小生北爪さんに会えただけで、満足な一日でした。

★詩集は今ここに、傍らにある。

★ただ、あまりの思い入れの強さの為、まだこの詩集の詩を読めないでいる。

★心を落ち着け、心を静めて、この詩集を読もうと思う。

★本と作者と読者にはこんな出会いもある。

★わかるか、ベイビー!20年は長いぞ!
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genre : 学問・文化・芸術

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プロフィール

G.C(グランド・キャノニオン)

Author:G.C(グランド・キャノニオン)
G.Cことグランド・キャニオン・ビリーブ・ミーこと高貴な谷、つまり 高谷信之のこれはブログです。

G.C(ジードットシー)は1972年からNHKラジオドラマを約80本書き、映画、テレビ中学生日記等主にNHkのシナリオを手掛ける。【ラジオドラマ】「枝の上の白色レクホン」では、芸術祭大賞をとり同じく『天主堂』ではギャラクシー賞優秀賞をとる。
また若者たちと劇団ギルドを1999年に立ち上げ、20年続け、37回公演で2018年秋解散した。70代後半に向かい、演劇のプロジェクト、あくなき、小説・演劇・シナリオの挑戦創造に賭けており、また日本放送作家協会の理事は岩間良樹理事長の時代より20年以上続けた。
他に長崎県諫早図書館・壱岐未来座等のシナリオの書き方、演劇の演出講師、指導等もしている。

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