南からの突風と雨と……

★ついに満開となった君子蘭。
★本日は日中から南風が強く、自転車がもっていかれそうになった。
★そんな中、目医者に。
★視力検査の後、右目に目薬を差し目の瞳孔を開き、20分くらいたってから診察と目の写真を撮った。
★目の奥に白い小さな点があり、手術をするまでもないが、更に様子を見ると言う事、左目は更に緑内障の為の目薬を差し続けると言う事になった。
★ただ、この瞳孔を開く目薬、そのあとも右目はぼんやりして、良く見えない右目が更にみえにくくなり、参った。
★色々と忙しさは増す一方なので、伸び切った髪の毛を切りにいつもの床屋へ。
★ここのマスターの親父さんは実に面白い人で、世相の切り方が気持ち良い。
★映画の話になり昔の西部劇の話になり、「リチャード・ウイドマーク」等の話はまだいいとして、脇役で「オーディー・マフィー」っていい役者が居てね―と言うと。
★居たね―「オーディーマフィー」小柄な役者でねと返してくる。
★まず、同じ世代だとしてもあんなに地味な脇役「オーディー・マフィー」を知っている人なんて中々いるもんじゃない。
★「お主やるな」という感じである。
★髪の毛もさっぱりして、参宮橋へ出向いての稽古。
★今回は緻密に緻密に芝居を組み立てていく。そういう楽しさがある。
★どうぞ、御期待下さい。
★帰りも雨。放射能が含まれてるんだろうなと思いながら自転車で南風のなかを帰ってくる。
★ま、故郷をいきなりえぐるように取り上げられて、ここに住め等と言われている福島の罹災者の事を思えば、たいした事は全くないと言うしかない。
★本当にひどいものだ。
★離れた安全なところからがんばれとか、元気を出して等といわれたくないという被災者の人達の気持ちには何も言えない。
★ただ復旧を、もとのとおりになる日が早く来る事を祈るしかない。
★これほど言葉で仕事をしていて、言葉の無力さを思い知らされた事はない。
★それでもなお、芝居屋は芝居をするしか他に道はない。
★そうだろうベイビー!
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