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そろそろ1年を振り返るか?

玄関側からの眺め

★建物は平成元年完成のボロでも、何しろ小生の住む処は眺めだけは良くて、玄関側はこの景色で、ベランダからは富士が見えるという絶景の9階です。

★さて、しばらく休んでいました作劇、多分2018年から書き続けている小説はあるのですが、未だ完成せず、今年は2018年に約束した、例の四国松山の一草庵で上演された「風に吹かれて山頭火」の一人芝居とその後に書いた「百合若大臣物語」-元寇・夢の後にーの2本の戯曲を書き上げることが出来ました。

★何を2本の戯曲を書いて自慢してやがんだとお思いでしょうが、80才にして2本の戯曲を書くなどという事は本当に体力無しではできません。

★だいたい日本の作家は書き過ぎなんです。1年に10本も15本も脚本を書かねば食えないとか、小説なども次から次と書かなければ食っていけないなどという事は、いかにこの国が、文化や芸術に対して貧しい国かという事の象徴でもあります。

★文句があるなら書いてみてください。1年の間に1つの戯曲を書くということが、その調査、自分の頭の中での構想を練る時間、実際のパソコンに向かって書く時間と、その労力がどれほどのものか分かれば納得するはずです。

★まあそんな偉そう事は止めといて、この「百合若大臣物語」は来年2024年3月17日に長崎の島、壱岐の博物館で壱岐未来座により上演されます。又近づいたら告知させて頂きます。

★ただこのお芝居の元ネタと言うか、話の元は大変な物語で、これを未来座の堀川さんから聞いた時は驚きました。

★調べてみると、今を去る事何百年前、室町幕府時代に、かの蒙古の船団が日本を2度襲撃してきまして、2度目は台風(いわゆる神風)によって、撃退したのでありますが、その時の幕府から命を受けた「百合若大臣」が対戦終って、壱岐の島で3日休んでいたところ、部下の兄弟に手柄を横取りされてしまい、その復讐をするという話なのです。

★それだけ見ると、なーんだ良くある話じゃないかとなりますが、これは日本各地に存在する、桃太郎の鬼退治の物語の原型ともいわれ、ある研究者によれば、これこそギリシャ神話のユーリシーズの原型から日本に渡り、桃太郎と鬼が島の鬼の話に変化したのだという、壮大な話になるのです。

★これは壮大な話で、何年も壱岐の地元の偉人や、島の英雄の話などを書いたり、またお手伝いの潤色をしてきた身としては、こんな壮大な話をもっと早く知っていれば、うちの劇団でもやったのにと思われるくらいの、壮大なネタなのでありました。

★何しろ壮大な話大好きなお陰で、小劇場やアングラで30人位の客の地下で芝居が盛んな頃、三百人劇場や当時の労音会館でスペクタクルな芝居をやっては、赤字を出してその後、3年間は赤字の借金返しをやってきた、スペクタクル好きの小生なのですが・・・・・・脱線!

★故郷を棄てたわけではないけれど、何年も行方不明になってやがて帰還したユーリシーズのギリシャ神話の話は、生まれは東京でも、故郷を持たない小生としては身につまされる物語で、以前ギルドでも「オデュセウスの涙」―それでも、家に帰りたい―と題して、三人囃子と劇団ギルドとの合同公演で下北沢の「劇」小劇場で2006年の秋にやりました。

★その時にこの物語の元ネタを知っていれば、また別のふくらみがあったのかもと、悔いても仕方ないような思いも持ちました。

★それはそれとしてこの「百合若大臣物語」―元寇・夢の後で―は拝み倒して、1週間締め切りを伸ばしていただいて、(例によって例の如く締め切り破りのジジィであります)全力で書きあげました。

★壱岐の未来座は子供たちからお年寄りまでの各層の方々が居て、本当に素晴らしいお芝居をする劇団なので、是非お近くの方或いはお暇と関心のある方は楽しみにしてください。

★そんなわけで、その後12月の初めに長崎県は諫早市の図書館でのシナリオ講座と、今回は声の出し方読み方の講座もやったのですが、そのことは次回気が向いたら。

★なにしろ、2004年は頃は毎日のようにブログを更新していたのですが、この頃は下手をすると春夏秋冬に1本ずつ計4本というていたらく。

★何イー、四季はなくなって、日本は二季になったのしらんか?知っとるわい!

★シェガナベィビー! また気が向いたら逢おう。



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theme : 今日のつぶやき
genre : 日記

プロフィール

G.C(グランド・キャノニオン)

Author:G.C(グランド・キャノニオン)
G.Cことグランド・キャニオン・ビリーブ・ミーこと高貴な谷、つまり 高谷信之のこれはブログです。

G.C(ジードットシー)は1972年からNHKラジオドラマを約80本書き、映画、テレビ中学生日記等主にNHkのシナリオを手掛ける。【ラジオドラマ】「枝の上の白色レクホン」では、芸術祭大賞をとり同じく『天主堂』ではギャラクシー賞優秀賞をとる。
また若者たちと劇団ギルドを1999年に立ち上げ、20年続け、37回公演で2018年秋解散した。70代後半に向かい、演劇のプロジェクト、あくなき、小説・演劇・シナリオの挑戦創造に賭けており、また日本放送作家協会の理事は岩間良樹理事長の時代より20年以上続けた。
他に長崎県諫早図書館・壱岐未来座等のシナリオの書き方、演劇の演出講師、指導等もしている。

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