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豪雨

7月の豪雨

★写真は激しい豪雨。

★前線が予想より下がってきたため豪雨となった。

★駅に近い方は完全に道路が冠水したようだ。

★幸か不幸かうちの方は少し高くなっていて、おまけに11階なので、とりあえず雨は大丈夫だ。

★ただ細長いビルなのて、大地震が来たら倒れるか折れるか・・・・

★それにしてもこの時期の集中豪雨は、気象庁や予報官も流石に読み取れない。いつどこにやって来るかわからないからだ。

★ただ、だからと言ってゲリラ豪雨等と言う不謹慎な呼び方は止めてほしい。

★ゲリラに失礼だ。ゲリラとテロは全く違う。

★それにしても的外れな予算委員会だ。安倍も野党もどうしようもない。的ぐらい絞れないのか?

★そんなことをやっているなら、水害に見舞われた各地の救済でも急ぎやるべきだ。

★それが政治と言う物だろう。そのために国会はあるんじゃないのか?

★あきれてものも言えない。

★本日これまで。お休みベィビー!また明日。
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theme : 独り言
genre : 日記

バネ指の注射

海のダイヤモンドC小

★写真は「海のダイヤモンド」ー嗚呼、軍艦島-の舞台です。

★さて、右手薬指、左手中指が全くきかなくなって、特に右の指に関しては変則に箸を持っているので殊更、そうめんなど箸では食えなくなり、パソコンのキーにも支障をきたしてくる具合。

★第一洗濯ものを干すのに指に力が入らないので、これはもう、人間失格に近く、近くの整形外科に行った。

★ここは、すぐ注射をしてくれる先生と、様子を見て塗り薬をくれる先生と居て、悪い事にどの先生なのか名前を忘れている。

★こうなりゃ勘で、月曜日と火曜日午後のN先生を狙い撃ち。ぴったりとはまって、両腕の指に注射。

★此れが痛くて、先生は自分が経験者でもあるもんだから、「痛いよ!いいね」と念を押す。いざチクっとなると本当に痛い、痛いなんてもんじゃない。

★こういう場合、「痛くないからね、一瞬だから」と言った方がいいのか?「痛いよ、本当に痛いから」と言うべきなのか?

★演出的には、「駄目だね本当に駄目」というか「今は駄目だけど、稽古やればうまくなるから」と言うべきなのか? 考えてしまう。

★正直とはなんなのだろう。

★まあこの注射で3~5か月は持つので不思議だ。

★話変わって芝居をやってる間に、6月に通ってしまった法案。「共謀法」だけじゃないよ。「水道法」が通り、「種子法」が廃止されたんだぜ。

★長くなるから言わねえが、命を守る水に業者が規制緩和で参入。農家が守っていた米・麦・大豆の種子が自由になって、どんな商社でも参入できるようになったんだと。

★命の水はどんなもの飲まされるかわからなくなり、コメも種が異常に高くなり、ブランド米だけが跋扈する世の中になる。

★大変だせ、こういう肝心な処見逃していると。

★民放では、3月二国立競技場で200時間働かされて自殺した男の労災について、ニュースをしていたが、NHkは後3年を前にここまで国立競技場が出来ましたと言う映像を映していた。

★安倍首相が丁寧に特別予算委員会で答えていたと各局言ってた。丁寧じゃねえだろう。丁寧に嘘を述べていただろう。この頃TVを含めたマスコミは言葉の使い方間違ってる。勉強しなさい。

★と言うわけで、昨夜は久々に、夜10時過ぎから、3時まで久々に書く仕事をしました。

★まだ疲れが取れねえ。当分休むよ、好きな本を読む。

★長い間途中で止めていたチャールズ・ウィルフィールドの「拾った女」を読む。

★こういう絶望した男と女の本が好きだ。こんかいの芝居で、絶望した女に俺はどうして絶望した男をめぐり合わせなかったんだろう? ちょっと違う書き方も有ったな・・・・等と取り返しのつかない事を湯船の中で考えたりする。

★まだ、見る夢の中ではほとんど、芝居は終わっていない。芝居の夢を見る。侵されている。先へ進まねば。

★本日これまで。お休みベィビー!また明日。


theme : つぶやき
genre : 日記

ゲーテの下の句

海のダイヤモンドB小
★写真は「海のダイヤモンド」-嗚呼、軍艦島-の舞台です。

★さて、ゲーテの続きです。ゲーテ曰く「青春、青春、青春また来たらず」と言った下の句を考えました。(本当はすぐ浮かんだのだが、もう1回引っ張りました。すみません。)

★「青春、青春、青春また来たらず。だが、青春はまた老いる」だが以降の下の句はG.Cが考えました。

★ただ、この前半のまたと、後半のまたは言葉の使い方の意味が違う事わかりますよねー。

★ゲーテで思い出すのは、1991年~1994年にかけて行われた森繁賞という国際的なラジオドラマのコンクールです゛。

★外国の様々な国が色々なラジオドラマを送ってきて、日本放送作家協会が主になってラジオドラマのコンクールをやったのです。

★小生もその審査員の末端で仕事をっさせてもらったが、印象に残ったのはドイツからのドラマ。海があり、沖に船が止まっていて、その船の中で、ゲーテとショーペンハウエルとダンテと確かパスカルが喧々諤々の議論をしているというドラマだった。

★何ともドイツ的でなるほどと思ったものである。ちなみにフランスはジプシーの女が一匹の馬を引きながら旅をしつつ、馬に自分の人生を語りかけるという1人だけのモノローグドラマで、いかにもフランス的で素敵なドラマだった。

★ゲーテでそんなことを思い出した。

★「ギョーテとは俺の事かと」ゲーテ言い。

★お後がよろしいようで。

★本日これまで。お休みベィビー!また明日。

theme : 今日のつぶやき。
genre : 日記

日常に戻るのか或いは逆なのか?

海のダイヤモンドA小

★写真は「海のダイヤモンド」-嗚呼、軍艦島-の舞台からです。

★さて、床屋で散髪をして、マッサージを受けて、100円ショップで片付けの為のA4のケースを買う。

★どんなに暑くても湯船にゆっくりと浸かって、今日は今日で吉祥寺の先の整形外科へ、膝と肘のリハビリに行き、帰りに目覚まし時計が壊れたので、それを求めて吉祥寺をウロウロする。

★吉祥寺に限らず、金があればね確かにこの辺の街は楽しい街に違いない。

★目覚まし時計は今ではほとんど携帯で済ますのか、中々お気に入りがない。

★特に朝っぱらから電子音で起こされるのはまっぴらだから、音楽のメロディーか、せめてベルの音がなるものをと探すが、中々気に入ったものがない。

★音を鳴らしてみていいと思っても、文字盤が蛍光塗料で書いていないので、これは真っ暗な中では何時かわからんだろうと思うが、とにかく予算は、2500円までと決めて、2400いくらの奴に決めてレジへ行くと、税金が掛かっていて2700いくら、である。たった300円がその表示の仕方にちょっとムカッと来る。

★本屋で萩尾望都の小説の単行本を見つけてしまい、そんな予算もないのに買ってしまう。

★本に関しては何しろ底なし予算と思っている。いわば物書きには仕入なのだから、仕入はケチったり、後でという事をしたら腐ってしまうからだ。

★だから、本当に金の無い時はぶらつく事が好きな本屋には、近づかないことにしている。

★いや、本当に今は金がないのだけれど、萩尾望都のマンガではなく小説が新発売では買わざるを得ないだろう。

★こうやって一つの芝居が終わると日常に徐々に回帰していく。

★いや、本当は芝居こそが日常なのだから、フィクションの世界に戻ってきたという事なのか?よく分からない。

★芝居は仕事かと言えば、仕事はどんなに少なくとも、それなりの報酬が有るのだが、今小生がやっているのは、報酬どころか多大なる放出だから仕事でもない。

★趣味か?趣味で人様から観覧料を受け取ったらいかんだろう。

★考える間もなかったのに、考え始めると何が何だか分からなくなる。

★ただ確実に言えるのは、疲労が全く躯から抜けていかないという事だ。

★老いるという事は大変な事なのである。どう気力を持とうと、老化と加齢の速度は増すばかりである。

★ゲーテ曰く「青春・青春・青春また来たらず」その言葉の後に何かゲーテは言おうとしなかったのか? されど青春は・・・・と。

★俺が造ってやる足してやる。少し時間をくれ!

★謎ばかりが増していく日々である。

★日常とは何か? 何処(いずこ)にあるのか?

★本日これまで。お休みベィビー!また明日。

theme : 独り言
genre : 日記

無事終演しました。

舞台M
★写真は「海のダイヤモンド」-嗚呼、軍艦島-の舞台です。

★さて、皆様のお蔭をもちまして、無事7月17日海の日に、千穐楽を迎えることが出来ました。

★出演者スタッフ一同、この公演に関わっていただいたお客様、陰ながら応援して下さった皆様に心より御礼申し上げます。

カーテンコール

★海の日を千穐楽に選んだとはいえ、3連休のお盆でもあり、皆様ご都合を合わせて本当に真夏のような灼熱の4日間、高円寺まで、お運び頂き心より感謝いたします。

★幸いなことに、大変評判もよく、次への励みになっております。

★一同心より感謝いたします。

カーテンコール2

★とここまでは正式なお礼で有りますが、個人としては寄る年波で。

★普通は休めば休むほど疲れが取れていくものですが、何と、寝足りなくどっと疲れがでて、早めの風呂に入り、夜40分程横になったところ起きたトタン、地球の重力が二倍になったのかと思うほどきつくつらくなり、まともに成るまで、一時間掛かりました。

★年寄りは過激な凝縮があった場合、その後は休めば休むほど疲れが溢れてくるという事を改めて知る思いです。

★きっと若いメンバー等は無理をした後は、休めば休むほど躯が楽になっていくのでしょう。ただ年寄りは全く逆です。休めば休むほど疲労の蓄積度が倍加するという悲しい現実です。

★芝居、特に小劇団に於いては、稽古は辛抱強い持続力と、小屋入りから舞台稽古、本番に掛けてはものすごい集中力と瞬発力を要求される物です。

★3日目の公演と公演の間に近くのマッサージ屋に行って躯をもんでもらったら、「こんなに鋼のようにコチンコチンの躯はまず会ったことがありません。いや、モミ甲斐が有ります」と親父さんに言われてしまいました。

★まあ、大げさで無しに、この半年、よく生きて帰ったという感想です。

★今回はラストに軍艦島の数々の著作を出版されている黒沢有紀さんと、写真を無償で提供して下さった酒井透さんが来てくださり、より楽しい打ち上げになりました。

★芝居のいいところは、めったに会えない人がわざわざ足を運んでいただいたり、色々と感想を頂いたりと、本当に不思議ないわばお祭りと言うよりも生前葬の様で、其の嬉しさを思うと、どんなにしんどくても今後何回もやり続けていきたいと思うのです。

★そして、当たり前のことながら、本当に多くの方のお世話や、御協力なくして芝居は成り立たないので、本当に又、改めて感謝するという心が蘇ってくるのです。

★ありがとうございました。

★本日これまで。お休みベィビー!また明日。

theme : よし今書いておこう♪
genre : 日記

ついに本日千穐楽

舞台H

写真は「海のダイヤモンド」-嗚呼、軍艦島の舞台です。

舞台I

★あっという間に千穐楽が来てしまいました。

★ですが、13時の回、17時の回何れもまだお席はあります。

★是非高円寺、由緒ある明石スタジオへどうぞお越しください。

明石スタジオ

★お待ちいたしております。見ないと損するよ。絶対のお奨めです。

★本日これまで。お休みベィビー!また明日。

theme : そして芝居の本番
genre : 日記

初日がやってきた

舞台E
★写真は舞台稽古の写真です。

舞台D

★さて無事に初日も開きました。

舞台C

★ほゞ満員の盛況でしたが、まだまだお席はあります。

★皆さまお誘いあわせの上ご来場ください。

★17日海の日まで、土曜日・日曜日・14時19時昼夜の公演です。17日のみ13時・17時の開演です。

舞台B

★まだお席はございます。

舞台A

★高円寺明石スタジオへお越しください。素晴らしい舞台が待っております。

★本日これまで。お休みベィビー!また明日。

theme : 今日の出来事
genre : 日記

いよいよ明日(本日14日)本番

場当たりD
★写真は場当たりの合間の練習です。

★さて、いつもの事ながらついに本番は必ずやってきて、明日と言うより、本日14日金が初日であります。
場当たりA

★おかげさまで初日は満員御礼です。

場当たりB


★15日昼以降の回はまだ空席があります。15日14時・15日19時・16日14時・16日19時・17日13時・17日19時はまだ十分にお席はあります。

場当たりC

★お誘いあわせの上是非とも劇場へ。すばらしい出来上がりになっております。

★深い光と不思議な音楽と音、幻想的な映像が役者を包んで、ドラマは時に詩的に、時に論理的に、時にエンタティメント独特の時間を醸し出しております。

★高円寺明石スタジオへどうぞ!!

★本日これまで。お休みベィビー!また明日。

theme : いいもの見つけた
genre : 日記

いざ、小屋入りだ!

行くぜ稽古場へ!
★写真はいざ稽古場へと空は翔けないけど、それに近く役を翔る佐藤兄であります。面白いよー。

海稽古K

★この二人はなんでしょう。これもお楽しみですな。

稽古パリ

★これは1930年代のパリです。なんかわくわくしてきますぜ。

海稽古E

★こっちは鳥でもなく、猫でもなくなんでしょう。

★高円寺明石スタジオへどうぞ。

★明日は小屋入り明後日14金はほとんど満席です。15日14時16時は余裕有。16日昼14時はかなり申込みあるが、いけるよな。16日19時はゆったり見られます。17日の楽もね。16日昼も多目かなと勝手な予想です。

★でも本気で見ようと思えば、人間見えない日はありません。絶対に。

★土日祝日は快速は高円寺止まりません。それだけは注意して!とにかく行こうか、どうしようか、今迷っている人は行っちゃいましょう。

★あなたの人生観変わりのますよ。

★アインシュタインも言っています。「人は資源(知識やお金)を自分に囲い込むのではなく、資源をどれだけ人の為に与えたかで値打ちは決まる」って。

★っていうことは俺って意外と値打ちあるんだねーと気づいた。

★本当に資源集めのシの時にもならない芝居を、皆様に放出のしっぱなし。だから面白いのよ。

★実を言えば今回劇団、ギルド史上最大の赤字の危機を迎えての公演です。

是非、無理をしても来てください。それに見合う物はご用意しました。絶対です。

★本日これまで。お休みベィビー!また明日。

★ベィビー明後日から高円寺で待ってるぜ!!

theme : 写真日記
genre : 日記

さあ、後何日? と言ってる場合じゃない。

海稽古F

★写真は「海のタイヤモンド」ー嗚呼軍艦島-の稽古風景です。

★多分このような写真を載せるとおや?時代劇なの? という問いかけが出ると思いますが、正に時代劇1954年~1973年昭和48年
までの話に1935年頃のパリが出てくる時代劇なのです。

★「でも、どう見てもこれは江戸時代かなんかの設定じゃないのか? 」ですって? それは秘密。

★今週末7月14日~17日(月祭日)高円寺の明石スタジオに足を運んで下されば、謎ははっきりと解明できます。

★もう一つ情報明石スタジオは都内でも1.2を争うほどの歴史のある劇場なのですが。

★なんとあの芸術座の島村抱月さんが、源氏物語の須磨と明石にちなんで、松井須磨子と明石澄子という2人の代表的女優を命名し、其の明石さんが高円寺にお建てになった由緒ある劇場なのです。

★残念ながらもう明石さんはお亡くなりになりましたが、私が明石で芝居を打ち始めた頃はまだお元気で、早稲田大学の講座を受けに行かれていた程です。

★そうした名誉ある劇場で、こうしてまだ芝居の打てることは大変喜ばしいことです。

★最後にタイムテーブル。

7月14日金19時(ほとんど満席)
7月15日土14時・19時
7月16日日14時・19時
7月17日月13時・17時
14日以外は空きは充分有ります。前売り3500円・当日3800円です。

註 尚土日祭日は高円寺は快速電車は泊まりませんのでご注意!

★なお、ブログ気まぐれ日記読んでるよと受付で言ってくれた方は1000円引き2500円にしちゃいます。

★どうぞお誘いあわせの上ご来場お待ちいたしております。

★これを見ずして軍艦島は語れませんよ!!

★本日これまで。お休みベィビー!また明日。


theme : 伝えたいこと
genre : 日記

さあ、容赦なく公演日は迫る

海稽古J

★写真は「海のダイヤモンド」ー嗚呼軍艦島ーの稽古風景です。

★さて、昨日と言っても7月8日の土曜日は最後の稽古休みでした。毎年参加している静岡高校の77期生の東京在住組による七夕会に一年ぶりに参加しました。

★そこで必死の宣伝をしてまいりました。

★その中で高校1年の時同級だったTと言う男がとても記憶が良く、「今度も海の底か?」と言ったのです。「えっ?」と聞き返すと、「お前高校の時演劇部で最初に『海の底の6人』」と言う芝居に出たろう」と言うのです。「あれも海の底に沈んだ潜水艦の話だろう」「そいえばそうだ」とわたし。

★私は思い出しました。コットマン原作の『海の底の6人』で、夢見る男ドリーマーと言う役で、1人で5人を助けるために人間魚雷になって海上へ去っていく役を演じたのが演劇との出会いだったのです。

★恐るべき附合で、何の意識もなしに改訂400メートル以上も下から石炭を掘り出す島「軍艦島」の芝居を書いたのか?

★単なる偶然でしょうが、海の底から海の底で、もしかしたら、私の演劇人生は一巡して終わるのかな・・・・という変な感想を持ってしまいました。

★後、5日後には初日です。もうここまで来て、何とも言えないのですが、芝居がきつくなればなるほど体調はいいように思えるのです。

★でも、時々ステントを入れた心臓が不気味な存在感を増すので、ふっと一人になった時に、奇妙な不安感と孤独感の中で揺れるものが有ります。

★海の底から海の底で一回り。そうならないように頑張りたいと思います。

★芝居自体は日々進化して面白くなっています。是非ご覧になってください。最高に面白いです。

海チラシ表小

海チラシ裏最終小

★本日これまで。お休みベィビー!また明日。

theme : ひとりごと
genre : 日記

自分に返ってくる

海稽古I

★写真は「海のダイヤモンド」-嗚呼、軍艦島-の稽古風景です。

★さて、本番の舞台まで後1週間になりました。

★抜き稽古をやったところは、確実に手ごたえを感じるようになって来ました。

★そして昨日からは毎晩通し稽古です。

★演出助手や舞監助手が圧倒的に足りないので、役者が通しの間も演出助手に回ったり、音出しをしたりまあ、あたり前のこととはいえ大変です。

★芝居ははしかし、やればやっただけ自分に返ってくるという事は何回やっても思います。

★苦しみぬいて限界を超えているのではないかと思われるほど頑張れば、必ず舞台が終わった後に自分に返ってきます。

★だから、どんな苦しみや困難も乗り越えられるのだと思います。

★芝居を我々ような小劇団でやれば、生活は稽古の間、ほとんどの人間が破綻します。経済的に底をつき、チケツトを売りさばき、さらにチケツトが売れなければ何人分も自分で被るので。

★生活は限界を一直線に飛び越し、地獄への道をひた走ることになるのです。稽古の間交通費はおろかギャラも一銭も入らないので、バイトで貯めた細々とした預金もすべて吐き出し、借金まで背負う事に成るからです。

★それでも芝居はやりたい。それでも止められない魅力と魔力が芝居にはあります。

★だからこそ、芝居を中途半端にやったものは中途半端にしか見返りはなく、必死にやった者にはしっかりとした金や物以外での収穫と喜びが返ってくるのです。

★ただ、残念なことに、芝居の評価はまた別なのです。それは自分たちではなく、お客様が、それぞれに下して下さるからです。

★どんなに自己満足しようと、駄目なものは駄目、いい物はいい、嫌いな物は嫌いと判定されます。

★これは頑張ったからとか、芝居に対して誠実にやったとか関係のないことなのです。

★そこが芝居の恐ろしい処でもあります。

★ただ、自分に返ってくる、それだけは本当です。かれこれ、学生の頃所属していたプロ劇団から数えて約48年それが実感です。

★だから芝居は止められません。

★後一週間、存分に楽しみ苦しんで、いい芝居、面白い芝居を造り上げたいと思っています。

★本日これまで。お休みベィビー!また明日。





theme : 日々のつれづれ
genre : 日記

さあ、勝負の8日間

稽古H
★写真は稽古風景です。

★さて、いよいよ、ちょっと稽古場へは皆の足は遠くなりましたが、本日(正確には昨日)より、実寸舞台による集中稽古が始まりました。

★午前中は事務所の下の小部屋で、衣裳を広げるだけ広げての衣裳合わせ。休憩とセッティングの後、抜き稽古をやって、18時30分より音響とプムジェクターの映像を交えての通し稽古でした。

★まだ、セリフが飛んだり、間違えたりと色々ありましたが、何とか通し稽古が出来ました。

★上の写真は集合写真ではありません。ダンスシーンの一部であります。まだこれは一部で総勢15名と15日夜、17日夜は一部ダブルキャストになるので、全16名の舞台になります。

★この一週間余で、更に息を合わせ、お互いが深く理解しあって、見事なアンサンブルを造っていきます。

★芝居とは本当に何よりも濃厚な人間関係の世界だと思います。

★つい二か月、一か月いや極端に言えば1週間前までよく知らなかった相手と語り、動き、踊りそして互いの心の中を理解して、お客様の前に提出するのです。

★そのために互いの交流がどのくらい密度よく、いい距離感で仕上がるかという事に留意なければなりません。

★だから、何とも密度の高い人間関係が自然に作られていくのです。

★他の世界ではあまり無いことです。しかも造り上げる物は何処まで行っても虚なのです。

★虚なのだけれど、リアルな笑いや、涙が成り立たなければ芝居とは言えないのです。

★ともかくも老体に鞭打って、午後13時~22時位まで、一瞬も気の抜けない演出の追い込みが始ります。

★役者を追い込むのではなく、こういう集中稽古は74歳にもなると、只々演出の体力と気力の追い込まれる日々が続くのですが、未だまだ負けません。

★皆さんにすばらしい舞台をお見せする為の8日間です。

★是非ご期待の上、劇場へお越しください。損はさせません。
海チラシ裏最終小

海チラシ表小

★本日これまで。お休みベィビー!また明日。

theme : 伝えたいこと
genre : 日記

色々な作業を乗り越えて

海稽古D

★写真はダンスの振り付け風景です。

★鈴木 ie先生に振付けていただき、ダンス部分の稽古をしているところです。

★本日は稽古は休み。東村山の稽古場で様々な道具作りや、パンフレット作り、11階から1階への荷物運びの作業をやりました。

★小劇団は道具を専門の会社に頼む経済力もなく、小道具も自分たちで造らなければなりません。

★そこが大変な事でもあり、たのしいところでもあるのですが。

★ユニットになると、本当に希望者と都合の付くく人しか参加していただけないので、苦しい処ですが、若手からベテランまでと、特に名前は言えませんが、出演者の弟さんまでが馳せ参じていただき、色塗りとか残った部分を除いてかなりの処まで出来上がりました。

★有り難いことです。

★さあ、これを乗り切って、さて、本番まであと2週間を切りました。

★明日からは怒涛の稽古です。

★皆様の観劇をお待ちいたしております。

★本日これまで。お休みベィビー!また明日。

theme : 日記というか、雑記というか…
genre : 日記

さあ、7月がやってきた。

稽古0

★写真は「海のダイアモンド」-嗚呼、軍艦島-の稽古風景です。

★早いもので、いよいよ、本番迄あと2週間となりました。

★2週間と言っても、最後の1週間は昼ごろから夜までの稽古になるので、演出的には今までの伝でいけば、後3週間と言う計算です。

★この3週間の中で、何と何を優先し、いいや本来芝居には優先順位などありません。

★前シーン全役者の登場(ホントはトジョウの変換で出てこないと駄目なんだよ。コンピュータの辞書を作ってる人、芝居も勉強しろよ。登場ではなくトウジョウは登城)と言う言葉しかないんだよ)に優先順位なんかないんだよ。

★全てのシーンすべてのトジョウ人物の稽古をしなければならないのだけれど、其処は演出はお客様第一で舞台を作る為、どう整え、どうカツトしていくかという事がこれからの一番の問題に成るのです。

★焦っても焦った顔をせず、疲れても疲れた顔はせず、ムッと来てもひたすら怒鳴らず、「全て任せろ大船に乗った気で!」と船を漕いでゆくのであります。

★したがって、船はまだ出発したばかりと考えるのが演出の考え方です。

★固定概念にこだわらず、古い引出しで作らず、あえて冒険と変化を大切に柔軟に舞台を作り上げていく。此れは大変な事です。

★なぜなら舞台は生き物だからです。本当に生きた舞台を造り上げなければならないからです。

★そのための、このプロセスに経験や法則はほとんど役には立たないのです。なぜなら、ユニットは時として、毎回舞台に立つ役者が個々に違うからなのです。

★その個性をどう魅力的に見せるのか、そしてアンサンブルを作っていくのか・・・・問題はいつもそこだからです。

★いい舞台に仕上がっていきます。皆様ご期待を!

海チラシ表小

海チラシ裏最終小

★本日これまで。お休みベィビー!また明日。

theme : 今日のつぶやき。
genre : 日記

プロフィール

G.C(グランド・キャノニオン)

Author:G.C(グランド・キャノニオン)
G.Cことグランド・キャニオン・ビリーブ・ミーこと高貴な谷、つまり 高谷信之のこれはブログです。

G.C(ジードットシー)は1972年からNHKラジオドラマを約80本書き、映画、テレビ中学生日記等主にNHkのシナリオを手掛ける。【ラジオドラマ】「枝の上の白色レクホン」では、芸術祭大賞をとり同じく『天主堂』ではギャラクシー賞優秀賞をとる。
また若者たちと劇団ギルドを1999年に立ち上げ、20年続け、37回公演で2018年秋解散した。70代後半に向かい、演劇のプロジェクト、あくなき、小説・演劇・シナリオの挑戦創造に賭けており、また日本放送作家協会の理事は岩間良樹理事長の時代より20年以上続けた。
他に長崎県諫早図書館・壱岐未来座等のシナリオの書き方、演劇の演出講師、指導等もしている。

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