鉄製の棚の移動

★写真は’60~18ロクレイ・イチハチ―1960年君は18歳だったーの舞台 撮影 向 操
★さて、本日は夜テレビとコンポが収まっている、鉄製の棚を暖房の風がうまく通る為に、2段程下へずらすことになった。
★一見簡単そうでこれは時間と根気と技術のいる棚の移動で、ネジを回す適当なモンキーがうまく見つからず、やっとみつけて、ねじ゛を回しだすのだけれど、硬く閉めてあって、大分時間も経っているので、ネジがなかなか回らない。
★おまけに高い処にあるので、椅子の上にのぼったり、手を頭よりずっと上に伸ばして、しかも棚の奥の方へ突っ込んで回さなければならない。
★悪戦苦闘すること2時間半、家人が共同作業が苦手な人で、細かい微妙なところを回している時に勝手に別の処をいじって棚が動いたりして、何回も怒鳴りつけたりして、大変だった。
★こういう共同作業をしてみるとわかるのだが、助手をじっとしてサポートをするという事が家人はできないのである。
★人が実に微妙な細かい処をやっているのに、すぐ勝手に別の事をやろうとする。どちらかが、懐中電灯で影になるところに光をあてていたり、落ちそうになる棚をささえていたりしなければならないのに、途中肝心な所で、一人で何か別の事をやろうとする。
★そうするとこっちに不都合が生じて、一度は怪我をしそうになる。
★よく言えばマイペース。悪く言うと自分勝手。こういう人は二人三脚の作業が出来ないタイプと思える。
★まつたく、49年も付き合っていて、こういう事がはっきりわかってくると、びっくりする。
★多分相性や相手の性格を知るためには、鉄の棚の移動をやってみるといいと分かった。
★しかしそんなことが分かっても、もう取り返しがつかないのだから、文句を言いながら何とかやっていくしかないのである。
★そんな事が改めてわかった鉄の棚の移動であった。
★まあ、こんな作業ができるのも、先週薬指に打った注射がきいてきて、バネ指が大分よくなったからである。
★やっと棚が直って、暖房の風通しが良くなったので、改めて、居間と書斎の加湿器を出してセツトした。念のために言うと小生の寝室の加湿器はもう1と月以上前から睡眠中は稼働している。
★本日これまで。お休みベィビー!また明日。