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B.LET’Sの芝居

茜空の富士2

★写真は11月29日夕方の富士です。

★さて、本日は午前中からの雨が午後に上がり、夜、下北沢の小劇場楽園へB.LET’Sの芝居滝本祥生作・演出の「ハーフテールモニュメント」という芝居を観に行きました。

★滝本さんは数年前に上京し、演劇のグループを作った折にすこし関わらせていただいたいきさつもあり、彼女には大変厳しいことばかり言い続けてきたのですが、今回は素晴らしい舞台でした。

★ある家族を巡っての憎しみの連鎖というものを一つの彫像にまつわるように話を進めているのですが、大元の問題を起こした父と母はすでに他界しているという設定なのです。

★この舞台は一見家族の在り方を描いているようで、実は別の処にはっきりとした視点を持って描かれている作品で、観客の好みによっては印象の別れる作品とも思えますが、小生は大変感心しました。

★国際的に問題になっている憎しみというものを(ネタバレすると面白くないのであえてぼかしますが)父母と子と親戚という置き換えの中で見事に描いてみた舞台で、実に重いテーマを過不足なく描いていて出色の出来だと思いました。

★役者も手堅く作者の意図を汲んでそれぞれ個性的に演じていました。

★残念ながら明日30日の13時と17時で打ち上げてしまうのですが、興味のある方は是非下北沢の小劇場楽園に行ってみてください。

★さて、終わって役者人やお客様と、近くの居酒屋で一時の懇親会。芝居が良かったときは楽しいものです。

★土曜日は終電が早いので(何故か意味が分かりません。土曜日はかえって混雑して、街は若い人であふれかえっているのに、鉄道会社は対応が遅れています)そこそこに帰ってきましたが、急行がないので、新宿から50分近くかかる始末。

★やっとたどり着いたという思いです。

★本日これまで。お休みベイビー!また明日。
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theme : 伝えたいこと
genre : 日記

テレビ朝日アスク新しい試み

六本木11月

★写真は11月末の六本木です。

★さて、本日は午後ギリギリまで準備をして、夜テレビ朝日アスクに向かいました。

★今日は新しい試みとして、2012年の卒業生で、本を出版したり、マンション管理士の資格で様々な仕事をしている日下部さんを招いて、小生と同じく講師の城さんとの対談を生徒の前で行い、質問を受けたり答えたりという新しい授業をやりました。

★生徒も今後の進路の参考にと、大変一生懸命聞いていました。

★授業の終わった後も連絡先の交換をしたりして、さらなるコミュニケーションを取っていました。

★生徒にとっては新しい試み、大分意義ある授業のように思えます。

★終わって、30分ほどアスクの担当の方と打ち合わせをしました。

★満員の地下鉄や電車を乗り継ぎ帰ってきましたが、まあ金曜日の街はいつも騒々しく、若い者中心に元気が溢れています。

★年寄りは早々に退散といった雰囲気で、新宿経由東村山に着くと、やはり、気温は3度ほど下がっていて、六本木では汗ばむような陽気も、駅に降り立つと丁度良いような状態です。

★なんとか今週もこなしたという事でしょうか?いいえ、精いっぱい目いっぱい動き回ったという感じであります。

★本日これまで。お休みベイビー!また明日。

theme : 今日の出来事
genre : 日記

役決め稽古6日目

役決め稽古1

★写真は役決めのオーディション風景です。

★さて、本日は役を決める為の稽古6日目であります。

★17人程の人間で、狭い稽古場はあふれかえるような状況です。

★それでもあと4人程は今日来ていないので、20人+スタッフが溢れたらどういう事になるのでしょうか。正直稽古場がちょっと狭すぎる事になって来ました。

★本日はそれぞれの役者にやっておきたい役を選んでもらい、相手役は演出が選んでの1~2場面を演じてもらいました。

★それぞれに気合を入れてきたようにも思えますが、欲深い演出的には物足りなくて、何処か1ッ個所でもセリフを暗記してくるなり、徹底的に稽古してくるなりあってもいいものだと思いますが、そこまでは達していないようです。

★こういう読み合わせのオーディションは、やはり本を徹底的に読み込んできてほしいもの。つい作者が自分だと、役者に尋ねる前に自分でその場面とか役の意味を、こちらが先に喋ってしまう癖を直さねばならぬと反省しました。

★だが、ある程度理解したうえで、陰気な役を思い切って陽気そうに演じたり、悲しい場面を逆に微笑みながら演じるという工夫がまだまだ不足しているように思えました。

★終わって、初めて参加した人たちを交えて、新宿の居酒屋で約1時間の飲みタイム。交流がまたひとつ生まれてきました。

★今週はこれで稽古は終わり、12月1日に最終オーディションの上、稽古に入ります。

★家に着くと午前様。

★本日これまで。おやすみベイビー!また明日。

打ち合わせ~オーディション

役オーディションB


★写真は読み合わせの一場面です。

★さて、本日も又雨。この季節に2日間降りっぱなしの雨は珍しい。寒さは師走の寒さとか。

★午後、新宿へ出て、プロジェクトMを主宰している劇作家・演出家の丸尾 聡さんと仕事の打ち合わせを喫茶店で1時間半。

★順調に進んで、その後参宮橋の稽古場へ。

★本日は新しい男の役者さんが3名来てくれたので、基礎訓練の後、その方々を中心にエチュード的演劇歴の話を役者2名の対面で行う。

★その後、途中から役を決めての読み合わせ。

★更に場面を決めて、動きを付けてもらいながら演者を次々に入れ替えての読み等をやりました。

★本日の3名はいずれもそれぞれ個性的で、頼もしい存在になりそうです。

★どうやら困難に困難を抱えていた、キャストが後男女1名ずつを残して、ほぼ決まってきました。

★どうやら12月の正式稽古開始に向けて、船出が出来そうであります。

★ほっとしたせいか、稽古場への移動の合間に食べたアイスモンブランがよくなかったのか、帰りの電車の中で腹痛。

★どうにも我慢ならず、小平で電車をいったん降りて、トイレに駆け込む有様。

★甘い物の誘惑に負けてばかりの昨今を反省します。

★それでもどうやら深夜に腹は治まった様子です。


★本日これまで。おやすみベイビー!また明日。

theme : 今日の出来事
genre : 日記



エチュードC

★写真はエチュードの風景です。

★さて、本日から再び役決めの為のオーディションが始まりました。

★本日は舞台監督と役者と両方兼ねていただく予定のSさんが参加してくれました。

★新しい出演者がはいるとそれなりに緊張するものですが、全く緊張しない者もいて、いいのか悪いのか?

★前半少しの読み稽古と、エチュード。

★エチュードはあまり駄目を出さずに見るだけですが、役のセリフを読むのとは別にそれぞれの特徴というか特質が現れます。

★その後自分のやりたい役を本を持って演じるという事を時間までやりました。

★本音で取りたい役どころを読んで見せる者と、控えめにやりたい役をかえって隠して読んで見せる者もいるので、演出は油断できません。

★だけれども、こちらがおそらくこの役を狙っているのだろうという役より、意外な役を狙っている人がいて、ちょっと演出としては驚いたりもします。

★終わって、新しく参加してくれたSさんを交えて6人程で軽く飲み会。

★芝居はこうして、新しい出会いの中から着々と何かが生まれてきます。

★それがまた芝居の醍醐味でもあります。

★一日中雨の降る寒い日でありました。

★本日これまで。お休みベイビー!また明日

theme : 写真日記
genre : 日記

靴を確かめる

木漏れ日の夕陽

★写真は木漏れ日の夕陽です。

★さて、明日からまた稽古再開なので、昨日買った靴の履き心地を確かめるべく、中央公園を写真を取りながら、一周しました。

★連休最後の日という事で、お年寄りのカップルや、犬の散歩をする人、ランニングをする中高年が溢れていて、公園の中もまた、病院と同様高齢化社会の実態をまざまざと現していました。

★かくいう小生も十分に高齢者なので、この光景に関しては何も言えません。

★これより先、NHKスペシャルの再放送を昼間見ました。

★福島原発の廃炉への今後40年のスケジュールを立てて、それに沿って廃炉に向かうという事でした。

★ただ、この中で驚くのは、一昨日起きた北長野のマグネチュード6.8のような地震とか、台風による福島原子炉のこれからの被害などが一つも想定の中に入っていないことでした。

★正に血液型で言うとA型的なプランの立て方で、もし、今後40年の間にマグネチュード7以上の地震が起きたらどうするのでしょうか。また40年以上のプランをその時点で考えるのでしょうか?

★ちょっとあきれてものも言えません。人生と同じく日本自体も未来はどうなるかわからないのに、高齢化自体を嘆き、このままで行くと、少子化の為に40年後は年金がパンクすると考えるプランは全くプランにならないとB型思考の小生は思います。

★例えば、日本海溝で発見された鉱脈が技術の進歩により掘り出されて、30年後の日本は今のアラブのような大金持ちになっているやも知れないし、逆に推進した原発が2か所ぐらい大地震を食らって日本は壊滅しているかもしれないのです。

★人生と同じように一寸先は闇です。その上で廃炉にするためのプランは最低3通りあるいはそれ以上造って進めるべきだと思います。それなのに、地震などの最悪の災害さえも想定していない廃炉へのプランは絵に描いた餅に過ぎないと思った次第です。

★そして、村をはく奪され、生活の元である漁業までとられた漁師やおひざ元の大熊町の町の人々までが、東電の廃炉へ向けての道のりをみんなで応援しているようなドキメンタリーの作り方はどうかと思いました。

★下手に勘ぐればこの選挙時期に、東電の廃炉への行為をみんなで応援しているかの様でした。

★いいですか、罪を犯した者が刑務所の中でこんなに頑張っているのだと応援してもそれは虚しいのです。

★問題は二度と同じ犯罪を起こさないようにすることが大切なのです。

★原発は絶対廃止にすべきであり、そのために必要ならわれわれは電気の使用も減らし、大人たちは不自由でも、子供たちの未来を潰すようなことを二度としないと反省する事だと思います。

★本日これまで。お休みベイビー!また明日。

theme : 今日のつぶやき。
genre : 日記

目医者へ

夕焼け富士Z

★写真は夕焼けの富士のシルエットです。

★さて、本日は日曜日でしたが、行きつけの眼科医が午後からやっていたので、どうも右目が調子が良くないので、
診察を受けに行きました。

★結構混んでいましたが、視力検査と視野検査を行い、診察を受けました。

★右目が見にくいいので、眼鏡を変えたいと言ったら、写真を見せられて、1年半前の加齢黄斑変性症と白内障の手術後は右目の視力0.5だったのが今は0.4に落ちている。

★これは、白内障のレンズを入れると目の奥が頑張って再生しようとする。そのため、余計な白い筋が出てきてしまう。これを後発白内障といい、レザー光線で手術をするかという。手術をすれば、たった0.1だが、0.5には戻ると医者はいう。

★そこでそのレザー光線の手術を受けることにして、12月に予約をした。

★目とか耳は演出にとっては武器であり、仕事の大切な道具だ。一かバチか手術をやってみるしかない。

★もう一つ右足の親指が痛くてどうも具合が悪い。革靴は小田急で底の前方が二重になっている高い靴を買ったのだが、稽古だけに通う時はジーパン等ラフな格好で行くので、そういう時はカジュアルな靴が欲しい。

★今もカジュアルな靴は持っているのだが、底が薄くて、歩くと痛くてたまらない。

★そこで、ダイエーに行きカジュアルな、それでもフォーマルな時もまあごまかせる黒い靴を買った。

★足と目を整えて、いざ稽古である。

★本日此れまで。お休みベイビー!また明日。

theme : 今日の出来事
genre : 日記

三勤三休

役決めオーディション

★写真は昨日21日のオーディション風景です。

★さて、3日間稽古をして、今日から稽古は3日休みです。

★昨日までの疲れがどっと出て、本日は昼過ぎ迄途中トイレに起きたけれど、8時間20分程寝てしまいました。

★まあ、稽古場へ行くと全精力・全精神力を出しきってやるので、71歳8か月の老人としてはこんなもんだろうという思いと、こんな楽な三勤一休でバテテいたら、この先稽古が詰まってきたら、どうなるのかという心配もあります。

★しかもこの間長崎県の諫早へ演劇を教えに行ったり、テレビ朝日アスクのシナリオ講座の授業なども控えているのと、打ち合わせ、他劇団の芝居の鑑賞とかスケジュール手帳は年末にかけて、真っ黒になってきています。

★ケ・セラ・セラ人生、なるようにしかならないのであります。

★そんなわけで、本日は色々とデスクワークしながら「さんまのまんま」を観ました。

★そういえば「さんまのまんま」はもう数十年前に始まったとき「さんまのさんま」という題だと勘違いして、これはバラィティーにしては随分と哲学的なタイトルを付けたなあと感心していたら。

★なんのことはない昨今はやっているような「ありのまま」というような「さんまのまんま」というわけのわからないタイトルで、それに気づいてがっかりしたのを覚えています。

★おまけにまんまというぬいぐるみが途中から出てくるようになったので、余計にがっかりしたのを覚えています。

★以前昔の仲間の大竹まこと達のシティーボーイズに3人で対談のバラィティーをやり、1人の人物を20分ずつ、きたろうの「来たろう」とまことの「まこと」斉木の「さ、行き」でおしだしたらどうかと提案したのに。

★あいつらは話にも乗らなかったのですが、タイトルとしては、こてこての駄じゃれだけれど、企画としては面白いのになーと一人思ったことです。

★まあ、そんなことはどうでも、本日はこれまで。

★お休みベイビー!また明日。

theme : ひとりごとのようなもの
genre : 日記

配役オーディション3日目

読み合わせオーディション

★写真は劇団ギルド配役オーディションの脚本読みの光景です。

★さて、本日で3日目になりました、配役の為のオーディション。

★今日は青年座の養成所を今年3月に卒業した若いUさんが参加してくれました。

★アレキサンダー方式による歩きと動作、重心の取り方などを暫くやりました。

★その後、交代で役を変えての読み合わせ。途中から脚本の最後まで読み切りました。

★声を確実に意識すること。つまりは観客との距離感をどうとるかという事を今回は劇場の空間が広いので十分に意識していきたいものです。

★本日は終って直帰。それでも11時を回っています。

★大分躯は慣れてはきたものの、結構な体力の消耗です。

★来週3日間配役決定のオーディションをやり、まあこの間は体力的には助走期間のようになりますが、12月からは週5の稽古が始まります。

★頑張るぞ俺体力!皆には感性・知力・洞察力・好奇心・表現力を総動員して頑張ってほしいと思います。

★何?勿論俺だって体力だけで乗り切ろうなんて思っていないよ、総動員さ。

★本日これまで。お休みベイビー!また明日。

theme : 今日の出来事。
genre : 日記

役決めオーディション2日目

IMGP0266.jpg

★写真はアビです。

★さて、本日は稽古2日目。役を決める為のオーディション2日目です。

★新しく稽古場にあらわれたのはB.LET’Sの土田有希さん。26日からの公演をまえにして、たまたま本日稽古が休みになったので、急遽駆けつけてくれたのです。

★演劇個人史お見合い等のエチュードと、七.五調のモノローグを読み方の講座をちょっびやったり、実際の読み方をやってもらったり、して、脚本の読み合わせをすこしテスト風にやりました。

★まだまだ、役を自分の手で取りに行くという厳しい姿勢に乏しく、ともすれば仲良しクラブ的になるところがあり、困ったものです。

★役者にとっての一番の課題はどんな役にキャスティングされるかという処で、それによって己の人生が決まってきたり、翻弄されたりするという事が、まだ実感として分かっていないのではないかと思います。

★11月は全部で6回つまり6日のオーディションがあり、こんなに長く役決めの為の機会が与えられているという事は、劇団主導の芝居だからこそ、出来ることで、普通は、「君の役はこれ」と有無を言わさず役を振り当てられるのであります。

★ですから、「オーディションの期間が長い、早く何でもいいから役をきめてくれないかな」ではなく、長い挑戦期間を喜んで受け止め、台本を読み込んできてほしいと思うのです。

★あまり読み込んできていないという証拠は、読めない漢字そのままに、稽古場にやってきているという処を見れば一目瞭然であります。「稽古場で読み方は演出にきけばいいや」ではいい役が飛び込んでくるわけがありません。

★台本はずっと前に渡しているので、せめて漢字ぐらい辞書をひいて調べてこいよという事であります。

★わかったかい、役者諸君。

★本日これまで。お休みベイビー!また明日。

theme : 今日の出来事
genre : 日記

いざ稽古

京橋のイルミネーション

★写真は京橋のイルミネーションです。

★さて、本日は午後六本木の日脚連へ出向き、脚本家ニュースの校正を行いました。

★その後3時半過ぎ新宿へ出て、コーヒー屋で時間をつぶし、5時半に参宮橋へ。

★参宮橋の駅前で、今回女優として参加してくれるかもしれないSさんと待ち合わせ。

★稽古場へ行く前に劇団の事情とか、稽古の方法を話し、Sさんの状況やこれまでのいきさつ等を喫茶店で伺いました。

★6時半に稽古場へ。ディレクターの親しい友達Eさんが稽古場に遊びに来てくれました。

★いよいよ本日より、1月の公演「蛍よ・・・・妖しの海を翔べ」~不死鳥伝説~の稽古始まりであります。

★といっても、11月の今週と来週の6日間はキャスティングを決めるオーディション劇団員も客演の人もゼロベースでのオーディションです。

★本日は前半のごく一部を読んでもらい。特に女の人に照準を当てての読みオーディションをしました。

★終わって新宿へ出て、1時間ほどEさんを交えての飲み会。本日はEさんが来られたので、いい緊張を持ってのオーディションが出来たと思います。

★さて明日からはこちらは体力勝負!頑張るしかないです。

★案の定、帰り着くとヘロヘロの状態。

★本日これまで。お休みベイビー!また明日。

theme : 今日の出来事
genre : 日記

高倉 健の残したもの

富士のシルエット

★写真は富士のシルエットです。

★遅い朝いつものように起きて、携帯のスイッチを入れると、Yhooニュースで高倉 健死去と出た。

★60年代から70年代、高倉健の演じた役は、我慢して我慢して、最後に堪忍袋の緒を切って組織にほとんど単独で切り込むという役だった。

★若いころ、何の夢もなく、状況にも絶望して、行く末も見えなかった頃、映画館で唯一教えてくれた人間の生き方だった。

★寡黙という事、群れずにいかなる組織にも属さず孤高を貫くこと。そして耐えること。流離う事。戦う事。

★まるで、それらの反対のことしかできなかった自分に嫌気がさして、映画館の暗闇で震えていたように思う。

★痛ければ喚き散らし、言い訳ばかり言い、辛いとこぼし、耐えもせず、すぐ人に食って掛かって・・・・おまけにぺらぺらと高い声でしゃべり・・・・

★何一つ出来ないが、彼の演じる姿が男の理想だと思っていた。

★TVで様々な映画の映像が流れたけれど、「あなたへ」の撮影で世話になった富山の刑務所で受刑者の前で書き留めてきたメモを観ながら、「自分は日本で一番皆さんのようなユニホームを着た方の役をやってきました・・・・(中略)どうか早く出所して、あなたを思い待ってくれている人の元に帰ってあげてください」というナマな高倉 健の言葉。

★多分聞いていた聴衆である受刑者はあの時、号泣していたのではないだろうか。

★人を奮い立たせ、人に夢と勇気を与えるとはこういう事なのだと思う。

★ありがとう。何ともさびしい。悲しい。合掌。

★本日これまで。おやすみベイビー!また明日。

theme : ひとりごと
genre : 日記

打ち合わせ新宿

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★写真はちよっと白目勝ちで人相(猫相)の悪いアビです。

★さて、本日は昼過ぎから練習用台本の印刷や、その他PCでのその他の仕事に追われて。

★夜新宿へ出かけ、2時間ほど芝居のスタッフを手伝ってくれる人と珈琲で打ち合わせ。

★打ち合わせはうまくいき、良かった。

★帰りはかなり寒くて、コートを着て例によって自転車で帰宅。

★大体このぐらいの季節から段々北風になるので、自転車はきつくなる。

★本当は春が来るまで、自転車は止めて、歩くと健康にもいいし、それほど木枯らしや北風をまともに受けなくてもいいのだけれど、つい自転車は便利なので乗ってしまう。

★大体最寄駅から徒歩16分程というのは、一番歩くという選択が取りにくい距離ではないかと密かに思っている。

★20分以上であれば、完全に運動になるので、往復とも歩く方がいいと思い、逆に歩くかもしれない。

★駅まで徒歩10分であれば、一々自転車に乗る必要はなくなる。

★急ぎ足で15分。普通に歩いて17分という距離は本当に微妙である。

★年を取ると寒くても自転車に乗りたくなる距離なのだ。

★そんなこんなで、本日これまで。お休みベイビー!また明日。

theme : ひとりごとのようなもの
genre : 日記

半世紀ぶりの再会

銀座歩行者天国

★写真は銀座の歩行者天国です。

★さて、本日は早稲田の劇団こだまの卒業生のIさんがたまたま北九州から上京してきたため、久しぶりに旧交を温めようという事で、S先輩がアレンジしてくださり、銀座の料理屋で男計7人が再会を果たしました。

★一番の若い者が70歳。あとは小生と74歳の先輩方です。

★中には学生時代以来という50年ぶりにお互い再会する者もいました。

★現役の映画監督。芝居を続けている小生。現役のフリーの役者。シャンソン歌手、70年続いているアマチュア劇団で演出している人、そして様々な仕事をして、今は引退している人。

★それらがお互い今までの人生を、飲みながら、それぞれにしゃべり合うので大変な物語の集積でありました。また大変なヒートアップでありました。

★2次会まで含めて、埋まることない年月を語りつくして、思いは自由で気ままで、何よりも夢に満ちていた大学時代にタイムスリップして、実に楽しい一時でした。

★勿論この年になると、物故されたり、現在病の床に居る者も多く、それらの一人一人の消息を情報として、かたりあったりもして、偲んだりしたりしました。

★小生にとっては大学の生活の一部のクラブ活動ではなく、その後の全てを決めていわばその学生劇団自体が、大学そのものでありました。

★それらの人々を含めて、様々に出会い、お世話になったり、引き立ててくれたりした人をも思い出した一時でした。

★そういう方々の出会いあってこそ、現在でも芝居ができているという幸せを改めて感じた1日でした。

★「ローマは1日にしてならず」いや違うか、「100人には100種類の人生がある」えっそんな言葉ないって?

★本日これまで。お休みベイビー!また明日。

theme : 記憶の果て
genre : 日記

東京ハンバーグの舞台

雲の向こうの富士

★写真はやや雲のかかった本日11/15の富士です。

★さて、本日は夜、新宿のサンモールスタジオへ東京ハンバーグの「へたくそな字たち」を観に行きました。

★大西弘記氏の作・演出ですが、この劇団の芝居を観るのは2回目。

★今回は夜間中学のいわゆる取り残された生徒と先生を描く舞台で、最初はちょっと入りにくかったのですが、芝居が進むごとにそれぞれのユニークな生徒たちが浮き彫りになり。

★いわば教育の原点とも言うべき「人は言葉を手掛かりにして人とつながろうとする・・・・だがそれでも繋がれなかったときに人は」というテーマをそれぞれの生徒の抱える問題を描きながら、それぞれのこれからの道を暗示させるという優れた舞台だった。

★この集団は客演の人も多いのだが、うまくそれぞれの演技の質の違う個性を生かして、程よいユーモアとアンサンブルで進めながら、きちっとポイントで泣かせ、なお客に何かをなげかけるという作り方に感心する。

★ぬるいお笑いや、どうでもいい日常を描く舞台が多い中、出色の舞台だと思う。

★会場を出る処で、大西さんと立ち話をして、本日は帰ってくる。

★さて、こちらも来週からの稽古に備えて色々と準備をしなければならない。稽古は始まると怒涛のように走り出して、具体的な舞台づくりの為の些事に追われていくので、大局的に色々考え準備する事をきっちりとしておかなければならない。

★本日はこれまで。お休みベイビー!また明日。

theme : 今日の出来事
genre : 日記

本格的な寒さ

富士ハレーション

★写真は富士に夕陽のハレーションです。

★さて、昨日から昼と夜の寒暖差が激しくなり、昼は18℃乃至は16度くらいなのに朝夕の最低気温はは8度前後の一桁になりました。

★これがまるで測ったように一昨日から右の肩が、急激に痛さを増してきました。

★躯は本当に敏感です。

★そこで我慢しきれなくなって、本日は近所の整体院へ。マッサージと磁気マッサージをすこし強めに設定してやってもらいました。

★しかしこれはマッサージの直後はいいが、5.6時間経つとまた痛くなってきます。

★今夜は肩パットにホカロンを張り付けて寝ることにしました。

★いよいよ厳しい冬との戦いがはじまります。と言っても東北・北陸・北海道の寒さに比べれば、たいした寒さではないのにと叱られそうです。札幌をはじめとして、北海道各地はもう雪が積もったようです。

★今年の冬はエルニーニョで暖冬だと予報が出ましたが、その方が関東は大雪が多いんだとか。何しろ近頃の長期予想は全く当たりません。

★日米野球は2戦目も又8対6で日本の勝ち。サッカーはボンジュラスとの対戦で6対0で日本の勝ち。アギーレジャパンあんなに弱かったのにベテランの先発でやったらこのありさま。

★テニスの錦織だけが準決勝へ進むという快挙。これは掛け値なしに素晴らしい。

★スポーツの秋ならぬスポーツの冬です。11月はまだ秋か?

★そんなこんなで昼の短い1日はあっという間に暮れました。

★本日これまで。お休みベイビー!また明日。


theme : 日々のつぶやき
genre : 日記

一勤二休

夕映え富士2

★写真は久々に富士がくっきりと姿を現しました。その夕景です。

★さて、本日は昼、家人が制作として1月の公演がある座・高円寺に打ち合わせに行きました。

★昨日までは小生も同道しようかと思っていたのですが、ちょっとくたびれて棄権しました。

★家人は小生より3っつ年下でやはり近頃ちょっと無理が続くと疲労が激しいと言っておりますが、健康だけ(というと怒られるが)が取り柄なので、少し頑張ってくれます。

★三勤一休くらいが優雅で程々と羨ましがられる年頃ではありますが、この頃は一勤二休くらいにしないと体が持たないようで、それ以上外に出る時は精神力とテンションを一気に高めてがんばらなければ勤まらないという態です。

★来週からはいよいよ稽古が始まるので、そんなことは言っていられなくて、フル稼働していかなければならないのですが、芝居も仕事もこの頃はただ体力次第という様相を呈してきました。

★話変わってこの頃になると、喪中による年賀状欠礼のはがきが来だすのですが、中に大きなペン字で緑内障でもうあまり年賀状も読めなくなったので、これからは年賀欠礼にしましょうという手紙が来た。

★同年代で少し上の作曲家だけれど、何とも悲しい。小生も緑内障の目薬をもらって、差したり、差さなかったりのいい加減な事をやっているけれど、本当に字が読めなくなる日が来るかもしれないと思うと、身につまされて悲しい。

★まあ、人に迷惑を掛けない範囲で(充分に迷惑をかけているのだけれど)倒れる迄芝居だけはやり続けて、書きたいことを書いて行きたいと思ってはいるが、人様からみて老害にならないうちに潔く身を引こうという考えとの間で常にせめぎあいである。

★ともかく今の処、2015年の1月29日~2月の1日までの芝居はやり抜こうという決意は堅い。

★皆さん。観に来てください。集大成に近い舞台をお見せいたします。

★本日これまで。お休みベイビー!また明日。

theme : ひとりごとのようなもの
genre : 日記

脚本家ニュースの編集へ

アビベランダの水を飲む

★ベランダの汲み置きの水を飲むアビ。

★さて、本日は月一の脚本家ニュースの編集の日で午後、六本木の日脚連に行きました。

★編集がつつがなく終わって、新宿へ。

★またもやラーメンを食べて、すぐ直帰。日米野球を観たかったからです。

★カープの前田の好投で、2対0で侍ジャバン(このネーミングはどうかと思うけど)が勝つ。

★途中大谷が8回に1イニングだけ出てきて、ほとんど直球150米台後半でメジャーリーガーを凡打に打ち取りさすがである。

★途中から家人が帰ってきて、何やかやと打ち合わせが入ってたり、Eメールをあちこちに打ったりで分からなくなったので、録画したものを明日また暇があれば見ようと思う。

★全体の感じでは確かにメジャーは身体能力が高い。というより、ゴツイという感じ、あのゴツサに勝つにはスピードと小技しかないのだろうと思う。

★国会はなんかわからんうちに解散風が速度を増した。

★こんどこそ、縄張り争いは止めて野党は、団結して自民を倒せないものか?

★こんなに生活が苦しく危険極まりない方向に舵を切っているのに、これでも自民が議席を増やすのか、そんなに国民はバカではないと信じたいが、何度も裏切られているから、何とも言えない。

★其れよりNALUTOが終わるとかで大騒ぎだそうだ。

★ナルトって知っていました。小生仄聞にして知らなかった。

★お休みベイビー!また明日。

大泉~上石神井ミーティング

大泉定点11月

★写真は大泉のいつもの定点です。

★さて、夕方、例よって、1.5か月振りに検診のため大泉の病院へ。

★ヘモグロビンa1cは変わらず7.4で中々下がりません。並行です。

★食事は野菜から食べ始めてほとんど米とか炭水化物を食べないようにしているのに、高値安定で下がってくれません。難しいものです。

★血糖値は137でこれはこんなものでしょう。

★薬をもらい、バスで上石神井へ出て、ラーメンを食べ(この外食のラーメンが良くないことは分かっているのですが、ラーメン党としては中々脱党できないのです。)暫く時間をつぶしてコーヒーを飲む。

★それにしても上石神井は喫茶店がほとんどなくなって、駅の処にパン屋の経営する1軒しかない。

★この駅は18の時静岡から上京して最初に住み着いた町なので、懐かしいことは懐かしいが、すっかり変わってしまっている。

★ま、変わるはな、53年も前の事だから。変わらなければかえっておかしい。

★6時半ようやく会場が開いて、新装なった上石神井の支所へ。

★本日はここで劇団のミーティング。

★足りない役者の補充をどうするかの戦略を練る。練るといっても、関連雑誌に出した応募を待っているだけでは能がないのでつてや知り合いをもう一度必死に当たるしかない。

★出演者と予算は絶妙にリンクしていて、いくら作・演出者がいるからと言って、役を失くしてしまうわけにはいかない。

★一同に激しい激を飛ばして、話は終る。駅向こうの元事務所があった近くの飲み屋で久しぶりに飲む。今回参加の岩堀さんも同道する。

★久しぶりに芝居とか演技の有り方などについての話も盛り上がる。15年経ってようやく劇団らしくなってきたとも思える。

★終わって帰り着くと夜半。それでも比較的大泉とか上石神井は近場なので、疲れ方が違う。

★ただ、温度差が東京郊外は激しく、近頃はあまり着すぎても、汗ばんで、その汗が湿ったりして風邪っほ゜くなったり面倒である。

★本日これまで。お休みベイビー!また明日。

theme : 今日の出来事
genre : 日記

古銭の価値は?

水の無くなった空堀川

★写真は文字通り空になって、水の干上がった空堀川。

★さて、本日はご近所の方が市役所の隣の市民会館の2階で、古銭の鑑定をやっていると聞いて、もう年も年なので収集でもなかろうと、古銭の入ったノートや、外国で使って余った小銭等を持って自転車で行ってみました。

★昭和の100円硬貨や万博の100円とか長野オリンピックの500円とかいろいろあったので、5万円くらいになるかなと、甘い期待を胸に行ったところ、無残な結果に。

★昭和34年の100円が10円ずつ上澄されるだけなので、10枚の100円が1100にしかならないとの事。
馬鹿らしくなってやめて、帰ってきました。

★雨がそんなに長くふらなかったのか空堀川は干上がっていて、文字通りの空堀川になっていました。

★可哀そうに、水に住んでいた魚や、それを狙って来たサギ等は何処へ行ってしまったのでしょう。気になるところです。

★そして、夜また新宿へ出て、今夜は某氏と仕事の打ち合わせ。2時間ほど飲みながら打ち合わせは終わり、帰り着いたのですが。

★部屋の中は古銭を探してあちこちひっくり返したので、ただでさえ散らかってる部屋は最悪な状態になっていて参ったという感じでありました。

★本日これまで。お休みベイビー!また明日。

theme : ひとりごと
genre : 日記

打ち合わせ新宿

ちょっと昔のアビ

★写真はちょっと昔に撮ったアビです。

★さて、本日は新宿で新しい人と、1月の芝居の出演交渉、打ち合わせを行いました。

★どうもこの年になっても初めての方と話すと緊張します。緊張して寡黙になり一生懸命相手の話を聞けばよいのに、こちらが次々に喋ってしまい、後で反省するばかりです。

★やっぱり話が下手なので、文章で訴えることを仕事に選んだのかとも思うのですが、それなら、一番大切な事を伝える演出など話下手では不可能じゃないかと突っ込まれそうです。

★そこはそれ亀の甲より年の甲で(漢字違うか?)何とかごまかしているのかと不安にもなります。

★本当は劇団員か制作の者が、何人か知り合いの俳優さんを連れて来てくれて、その中からオーディションで役者を選ぶという方法を取りたいのですが、大手の劇団でもないし、ましてや映画でもないので、望むべくもありません。

★せっかくうまく意気投合したり、一緒に芝居をやろうという事になってもチケットノルマの壁で話がまとまらなくなることが多々あります。

★まあ、頑張るしかないです。本当に地味な話し合いや根気よく話を積み重ねるしかないのですから・・・・

★本日これまで。お休みベイビー!また明日。

theme : ひとりごとのようなもの
genre : 日記

怖い話

鷺宮の町

★写真は鷺宮の駅近くの夜景です。

★さて、本日は午後、西武新宿線鷺宮の駅の傍の「スペースじゃがいも村」で声優で有名な麦人さんの一人芝居を観に行きました。

★演目は一人語り「智恵子とゐふ女」で、高村光太郎の智恵子抄や高村光太郎詩集から選んだ詩をつなげて語っていくという実にシンプルな芝居でしたが、1時間ちょっと、ほとんど淀みなくその世界を、麦人さんの物として読むのではなく、全部覚えて語るという素晴らしい語り芝居でした。

★ことのほか感慨深かったのは、小生若いころ高村光太郎の詩にずいぶん影響を受けて詩人になろう等と無謀な事を企てていた日があったので、それはそれは特別でありました。

★こうした場合、己の内包しているイメージが強すぎて、たいていは失望することが多いのですが、今回の舞台はより鮮明に高村光太郎の絵画的、美術的な詩をよく捉えて、余分な動作もなく程よくその世界が広がりかつ集中していくような語り芸で感動しました。

★残念ながら、小さな劇場なのにお客が少なかったことです。

★こういう優れた芸を若い人は特に見てほしいと思いました。、明日の昼公演で終わりです。

★終わって照明を担当していた明日(みょうが)さんと、1月公演の打ち合わせを20分程、これも昔の芝居仲間の日吉さんがやっている飲み屋兼コーヒー店でおこない、麦人さんとお客さんのいる居酒屋へ合流しました。

★福島からバスで見にいらっしゃった中年のご夫婦もおり、楽しく飲みました。

★それでもさすがにあの2011年の地震の話になると、政府やマスコミが報じていない、隔離もされていなくて、いまだに放射能線量の多い町に住まわれていることなど、本当に不安で怖い話も出てきました。

★原発が壊れ放射能が東北の方角に気流が流れ、発表された隔離地区や避難地区には入らず、今も線量が0.1とか0.2あるいは1.0などと通常より、100倍も線量の高い町が現に存在し、なおそこで生活している人がいるという事に衝撃を受けました。

★住んでいるご本人の話なので、嘘偽りのないことです。やはり、政府の隠ぺい体質やマスコミのいい加減な発表をうのみにさせられている我々の愚かさに慄然とします。

★せっかく楽しく飲んでいるうちに、何とも暗い気分になってしまいました。

★我々年寄りは仕方ないとしても、そういった地域に住んでいる子供たちが可哀そうです。

★未来は本当にあるというのでしょうか?特定秘密保護法案とかひどい法律の運用によって、伏せられた真実は更に隠蔽されていくのではないかと不安は増すばかりです。

★政府が認定もせず、隔離もせずにほったらかしにしていて、除染してもなお放射能の高い町が存在することは皆さん知っていましたか?これはSFではありません。事実です。

★小生はうかつにも知りませんでした。

★芝居の感想がとんでもない方向にそれてしまいましたが、本日これまで。

★お休みベイビー!また明日。

theme : 政治について
genre : 日記

ざわつく下北沢金曜日

雲の切れ間の空

★写真は雲の切れ間に覗く、小さな空です。

★さて、今日は夜、下北沢へ行きました。

★下北沢の駅はすっかり変わり、ひどいことになっています。というのも、たまたま降りたホームから、エレベーターで1階昇り降りたら井之頭線と出口と言う表示しかありません。

★南口へ行こうと思うのですが、出口だけでは、西口北口南口のどの出口か、新しく来た客には全くわかりません。看板には本来「全出口」と書くかあるいは「北口・南口・西口」と全部書くべきなのです。

★わからないまま、人混みの中を押されるように出口の方向へ、すると曲がってしばらく行ったところにやっと南口の表示と矢印がありました。

★駅員に抗議しようと思ったのですが、いっても意味がないのは先刻承知なので、やめました。

★というのは、高田馬場の乗り換え口の定期やスイカを押す自動改札の数字の表示か読み取れないほど小さいので、一度抗議したことがあるのです。

★すると駅員が、これは他の所とメーカーが違うので表示が小さいんですと済まして言うだけでした。あれから約10年近く立ちますが、メーカーを変えて読みやすくはなりません。

★最初高田馬場は学生など若い人が多いので、わざと表示を小さくしたのかと思いましたが、そうではなく、たまたまのようです。

★とにかく、後いくらスイカに残っているのか、高田馬場では表示の字が小さすぎてどんなに頑張っても読み取れません。まったく客をバカにした駅の対応です。

★そんなことがかつてあったのと、わりに急いでいたので、駅にわかり易く「全出口」と表示すべきと言う抗議は止めました。言ったところで多分直す事はありえないからです。

★電車の車内放送や駅の案内板などはいつもわかっている通勤の者の為ではなく、たまに来た少数の新しいお客に対して神経を使うという大原則が守られるべきと常々思います。

★さて、枕が長くなりましたが、今日は吉村ゆうさんの主宰する東京ハイビームの公演ラブandソルトの公演を下北沢のステージカフェ下北沢亭へ見に行きました。

★ライトコメディーの3本立てで、それぞれの作家と吉村さんの脚本を3本彼が演出したとの事で、3本立てをやったことのある小生は身に染みて、いかに大変かと同情した次第です。

★3本の芝居をやるという事は、どんなに1本づつが短くとも3倍のエネルギーがかかるという事に他ならないのです。

★若い人でできた劇団なのでそれぞれ大変な事がありますが、みんな頑張っていました。

★終わって吉村さん。元NHKのプロデューサーSさん、東映のプロデューサー等のお客さんと5人でしばらく飲みました。

★金曜日の下北沢はざわついていて、若い人で大混雑をしていました。

★昔は下北沢で飲むものなどいなかったのに、えらい変わり様に、いいのか、悪いのかは分かりません。

★昔、そう大昔は、居酒屋で飲んでいるのは中高年の親父だけで、若者は、山へ行ったりハイキングやキャンプへ行っていて、そういう事が苦手な者は部屋で音楽を聴いて本など読んでいて、金曜日の町が混むことはなかったのにと思うと複雑な想いです。

★まあこの猥雑なザワメキも時の流れです。その分「教養と言う物が若者から失われてしまった」と新聞で蜷川幸雄が嘆いていたとかいないとか・・・・

★本日これまで。お休みベイビー!また明日。

theme : どうでもいい報告
genre : 日記

今いち、だるくて・・・・

本川越の駅の三日月

★写真は先日、本川越へ行った時の写真です。

★さて、先日といっても11月3日の日に冷蔵庫が急に壊れてしまい、以前大泉に劇団の事務所があった頃使っていた冷蔵庫を1階の自治会に貸してあったので、4日の日に入れ替えようと悪戦苦闘したのですが、なにせ大型の冷蔵庫。

★家人と2人で何とか持ち上げて移動し(いやその前に、台所から玄関までの通路を確保する為大変な時間がかかったのですが)その後遺症で、家人も昨日あたりは10時間ほど寝たり、小生も風邪か喉の痛みかわからない物と重なって具合が悪くなったのではないかと疑っています。

★なぜなら冷蔵庫を持ち上げた際の右手の後遺症か右手の腱が痛いのです。

★そして壊れた冷蔵庫の引き取りを調べてみたら、約9000円もかかるという事で、ほんとにたまげてしまいました。

★そこで今壊れた冷蔵庫は玄関わきに置いてあるのだけれど、家人が「ベランダに移して冷蔵庫の中に物を入れておいたらどうか」と提案したのですが、その移動の時の後遺症があるので何とも乗り気にならなくて、「そんなに急がなくてもいいだろう」と言って、結局その問題は据え置きにしました。

★それとは別に、あんまり躯を動かさないと体重がどんどん重くなり、体重計の年齢表示が今までになく、65歳と表示されるので。

★本来6っつもお世辞の年齢表示で満足すればいいのに、なんとなく危機感を感じて、とりあえず、駅向こうのホームセンターに自転車で行きチラシを劇場に郵送するための封筒を買って来ました。

★その程度の運動で脂肪が燃焼されるとはサラサラ思ってはいませんが、風邪だか何だかわからない疲労感に打ちのめされていると、ドンドン太ってきて、心臓やその他に影響するので、動かないよりはましかなと思った次第です。

★しかし、躯が休みを欲しているのに、自転車を漕ぎ続けるみたいに躯をうごかさないと、太ってしまうというジレンマに何とも人間の皮肉を感じる日々であります。

★本日これまで。お休みベイビー!また明日。

theme : 今日のつぶやき。
genre : 日記

とにかく眠くって・・・・

キャベツのような夕焼雲

★写真は開ききったキャベツのような一昨日の夕焼けです。

★風邪の所為か薬も飲まないのに眠くて眠くてたまりません。

★カウチに凭れながら、終日ウトウト、ウトウト。

★二つだけパソコンへの打ち込みの仕事をしただけで貴重な人生の残り少ない1日が終わってしまいました。

★アーきつい。風邪きついぜ。

★本日は勘弁。お休みベイビー!また明日。

theme : ひとりごとのようなもの
genre : 日記

創作テレビドラマ大賞贈賞式

富士夕焼けシルエット

★写真は久々に姿を現した富士山です。

★さて、本日は夜市谷の私学会館で、第39回創作テレビドラマ大賞の贈賞式と第42回ラジオドラマ大賞両方のお祝い
を兼ねた、パーティーがありました。

★色々な脚本家やシナリオ作家協会の方々やNHKのプロデューサー・ディレクターの方々が一堂に会した年に一度の会でした。

★久しぶりにお逢いする方、そして新しく賞を受けたり、佳作になった方、TVドラマのシナリオのファイナリスト等様々な方にお目にかかりました。

★2次会が市谷駅近くの居酒屋で行われ、そこにも随分多くの方が残り、会費制で賞を受けた方々を祝いました。

★小生は元来怠け者で、書きためておいて応募するという事は出来ず、いわば裏口からこの業界に入ったので(謙遜して裏と言っています)こうした経験はないけれど。

★なんにしても、若いこれからスタートを切って脚本家を目指していく人たちを祝う事は気持ちのいいものです。

★ただ、これから先が大変だぞといつもながら心配することであります。

★頑張ってほしいと思います。

★市谷あたりと東村山ではやはり、夜は温度が4度くらいは違い、寒いので、寒風の中を1時近くに家にたどり着きました。

★喉が相変わらずいがらっぽく風邪なのか、それともそれ以外の何かなのかよくわからない状態です。

★近頃名前の付けがたいちょっとした病気に陥りやすいので、ちょっとめんどくさいのであります。

★現に左のわき腹が間歇的にピリピリと震えたりして、別に帯状疱疹でもないのにこれもよくわかりません。

★この年になって己の事のみならず、わけのわからないことが多すぎます。

★もっとも悟ってしまったらこの稼業は終わりと思うので、「何だ?」「なんなんだこれは?と思いつつ、進んで行きたいものであります。

★本日これまで。おやすみベイビー!また明日。

theme : 今日の出来事
genre : 日記

風邪ひいた?

練馬の路地

★写真はお祭り前の練馬の路地です。

★さて、昨日の夜からどうも喉がいがらっぽいと思ったらどうやら風邪をひいたようで・・・・

★熱はないと思うのだけれど、だるくて何をする気力もなく、一日カウチでぐたーとしていました。

★パソコンを開けるのも、なんとなくかったるくて夜0時を過ぎてからやっとと言う感じ。

★早めに寝ます。風邪は寝て直すしか手はないので・・・・

★本日これまで。お休みベイビー!また明日。

theme : ひとりごとのようなもの
genre : 日記

江古田で観劇

江古田の不思議な家

★写真は江古田にあった不思議な飾り付けの家です。

★さて、本日は夕方練馬の家人の勤め先へ行き、その後2人で1時間ほど喫茶店で時間をつぶしてから、兎亭と言う小さな劇場へ芝居を観に行きました。

★人体彩画廊I’NNという処の芝居で「街」という短編オムニバスの芝居でした。1月の芝居に出てくれる松本真菜実さんが出演していて、頑張っていました。

★ほんの20人くらいしか入らない小空間で、若い人たちが悪戦苦闘、試行錯誤を重ねている様子が、いい意味で頼もしかった公演です。

★料金が安いこと、時間が短いことが素晴らしいことと思えました。

★仕方のないこととはいえ、我々の芝居はキャパの大きな劇場とはいえ、料金も高く、芝居も長いので、ま、同じ芝居という事でいろいろ考えさせられました。

★勿論入場料・芝居の長さ・会場の大きさは一切関係なく、芝居は面白いか面白くないかのどちらかに絞られるのですが
・・・・

★本日はやけに暑く、日中25度にも気温が上がり汗ばむくらいの陽気でした。明日は又元に戻るようです。

★本日これまで。おやすみベイビー!また明日。

theme : 今日の出来事
genre : 日記

子供の叫び声

テーブルの上のカリン

★写真はテーブルの上のカリンです。

★さて、先日子供の声=騒音?という記事が東京新聞に載っていました。
なんでも都条例「環境確保条例」で規制の対象になっている子供の声を対象から除外する方向へ検討を始めたとある。

★子供の声に関しては保育所の子供たちの声がうるさいとして練馬区で裁判になったりしたという。

★また、少し以前にも、飛行機の中で子供の泣き声がうるさいと騒動になったとのニュースもあった。

★子供の泣き声、特に赤ん坊の泣き声にうるさいという人間はあんたは泣かない子供だったのか?それとも生まれた時から大人だったのか?と言ってやりたい。

★子供は泣くことが仕事なのである。生きるという事そのものだ。それをいい大人がああだこうだ言う物ではない。

★ただ、子供の叫び声と子供の絶叫は違う。

★これは30年くらい前から始まった現象で、子供が高い声で絶叫をしだした。

★長く団地に住んでいた経験上、昔は子供がある程度叫んでも、まるで誰かに襲われたように「キャー!」と絶叫するようなことはなかった。

★ところが、何時の頃からかストレスに因る為か「キャー!」と猛烈に高い声で絶叫するようになった。そして、悪いことに子供のすぐそばに居る親とか母親がそうした絶叫に何の注意もしなくなったことである。

★昔は、子供が一人でもそんな狂ったように絶叫すれば、大人が必ず「こら、そんな声を出すんじゃない」とたしなめたものである。

★それが子供に甘くなったのか、無関心になったのか、子供の絶叫は許され、公認の事となってしまった。

★その子供たちが大人になった10何年前、小室 等という頭のいい商売人があまり歌のうまくないタレントにとにかく高音で叫ばせるような曲を歌わせた。

★大人の若者は潜在的に絶叫していた子供の頃を懐かしく思い、高くフラットな歌は爆発的に売れたのである。

★少なくとも私はこうにらんでいる。

★近頃もっと目に余るのは、街でも電車の中でも、乳母車の中や手を引かれた子供が、何か母親に語りかけているのに母親は子供に目を合わせることなく、スマホをいじり倒していることだ。

★恐ろしいことだ。子供の時から母親が、すぐそばにいるのに、見てもくれないで育った子供はどうなるのだろうか?

★気づいたらナイフを持って親や他人に突き刺すような少年とか少女になっていないとはいいきれるのだろうか?

★お母さんよ。せめてスマホは鞄の中に入れて、子供が何か尋ねたら目を見て、答えてやってくれ。

★子供が絶叫したら「そんな声を出すと、本当に恐ろしい人に襲われた時、誰も助けに来てくれないよ」ぐらいは言ってたしなめてほしい。

★こどもが、明るく叫ぶのも、泣きじゃくるのもいい。それは仕事なんだから、大人は我慢しろよ。だけど絶叫だけはやめさせよう。いや、絶叫するほどのストレスを子供に与えてはいけない。

★本日は勝手な小生の意見でした。

★本日これまで。お休みベイビー!また明日。


脚本印刷など忙しく。

川越の神輿

★写真は川越に飾ってあったお神輿です。

★さて、本日は客演募集の為の脚本を4冊刷ったり、公演体制のチェックや、その他の仕事のメール等に追われ1日が過ぎました。

★パソコンをやりだすと、自筆で手紙を書こうとおもっても、ついワードに書いた方が手っ取り早く思い、そっちに行ってしまうので、良くないと思います。

★メールでやり取りが出来る時はいいのだけれど、そういう報告書的な事ではなく、心情に訴えようとか、感情をなんとか動かせようとかする場合は、やはりボールペンか万年筆での手書きの手紙がいいのですが、どうしても億劫になってしまいます。

★いけない、いけないと思いながら、ワープロで打った手紙は本当に人の心を打つのだろうかと思ってしまいます。

★近頃は、若い者は携帯のメールで何もかも済ませようとして、長文の芝居の切符を買ってくださいの勧誘と、チラシ的な文言も地図も携帯メールで済ませます。

★例えば、以前芝居を一緒にやった人等を今回の芝居へ出演の依頼をしようと、せめて、声を電話で聞いて話そうとしても留守電なので、「こちらから折り返しますので、電話をください。〇時~〇時までは大丈夫です」と入れても、メールで長々と「詳しい説明をお願いします」とか来てしまいます。

★Eメールと違って吾々の世代(いや、私だけかもしれないが)は携帯メールは苦手です。なぜなら異常に時間がかかってしまうからです。

★それでも一生懸命、携帯のメールでなんとか打ち返すのですが、文字の配列がパソコンとは違うのと文字が小さいので、恐ろしく長い時間がかかって四苦八苦してしまいます。

★本当なら芝居の客演の依頼はちゃんと会ってしたいものです。勿論断るのに気がひけるという心優しい方がいるのかもしれないし、忙しいのかもしれないけれど、もし顔を合わせるのが難しいなら、せめて電話で声を聴きながら話してみたいと思うのです。

★それで、断られたからと言って、決してこちらは気分を悪くしたりはしません。人それぞれ事情が常にあるので、断られたら、又機会があったらと言って別れるだけです。別に気分を損ねたりはしません。

★ただし、こちらは、みなさんが思うより高齢で、ギリギリのところで(肉体的に・生命的に)芝居をやっているので、次に一緒にやれるかどうかは分かりません。次の公演での可能性は無いことはないけれど少ないと思います。

★と言ったわけで、出来れば電話で話したいのですが、中々旨く行かなくて・・・・とこれは年寄りのボヤキであります。

★本日これまで。お休みベイビー!また明日。

theme : やってみたこと、感じたこと、思ったこと。
genre : 日記

プロフィール

G.C(グランド・キャノニオン)

Author:G.C(グランド・キャノニオン)
G.Cことグランド・キャニオン・ビリーブ・ミーこと高貴な谷、つまり 高谷信之のこれはブログです。

G.C(ジードットシー)は1972年からNHKラジオドラマを約80本書き、映画、テレビ中学生日記等主にNHkのシナリオを手掛ける。【ラジオドラマ】「枝の上の白色レクホン」では、芸術祭大賞をとり同じく『天主堂』ではギャラクシー賞優秀賞をとる。
また若者たちと劇団ギルドを1999年に立ち上げ、20年続け、37回公演で2018年秋解散した。70代後半に向かい、演劇のプロジェクト、あくなき、小説・演劇・シナリオの挑戦創造に賭けており、また日本放送作家協会の理事は岩間良樹理事長の時代より20年以上続けた。
他に長崎県諫早図書館・壱岐未来座等のシナリオの書き方、演劇の演出講師、指導等もしている。

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