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週末の稽古

八犬伝プロジェクト入りC

★写真は八剣士登場の場面です。

★さて、本日は昼風呂に入り、その他いろいろのパソコンの仕事等をして、参宮橋稽古場へ。

★中盤の稽古を徹底的にやりました。

★まだ経験の浅い二人がきっちりと台本を読んで互いのセリフ合わせをやってきていなかったので、そのあたりをきっちりと設計するように言い含めながら稽古を進めました。

★その後、ほとんど全員がいっぺんに出るシーンの稽古。ただ休みの者が2人程いるので、代役を交えての稽古です。

★セリフが完全に入っていない者がいて、本当にがっかりします。

★小劇団では、こういうそれぞれのムラがあり、演出は忍耐、ただ忍耐の稽古が続くときもあります。

★仕方のないこととはいえ、15年も一緒にやってきている劇団員に関しては本当にがっかりさせられます。

★こうして、今週の稽古はとりあえず終わりました。

★明日は又自宅兼事務所で衣裳その他の作業があります。

★本番まで1か月を切り、休みを計算すると、もう稽古は20日を切っています。

★焦っているのは演出だけでしょうか?そうではないことを願います。

★本日これまで。お休みベイビー、また明日。

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プロジェクターがやって来た

八犬伝プロジェクト入りA

★写真はプロジェクターの投影が入った稽古です。

★さて、本日は起きたら久しぶりに左肩がパンパンに張っていました。

★そこで近所の整体院に行きマッサージと、磁気マッサージを受けてから稽古場へ。

★本日は映像担当の松田さんがプロジェクターを持参で稽古に駆けつけてくれました。

★そこで、映像の出来た部分を何か所か稽古と合わせてみました。

★やはり映像はなかなかの迫力で、頑張らないと役者が負けてしまいそうな気配まで漂わせます。

★本日は稽古場の狭い壁への照射ですが、本番はかなり大きく、しかも解像度の高いプロジェクターを持ってきていただくので、映像の迫力は更にすごくなるはずです。

★これで、念願の映像と芝居のコラボがうまくできれば、今回の芝居の魅力は一段と高くなるはずであります。

★ひたすら稽古を続け質的に芝居を高めていくのみです。

八犬伝プロジェクト入りB

★本日は松田さん車でプロジェクターを運んできたため、酒による懇親会はなしということで珍しく直帰。

★それでも参宮橋から家に着くと、0時近くなっています。

★結構疲れるのはこの電車の往復のような気もします。しかし頑張ります。

★さあ、皆様ご期待ください!

★本日これまで。お休みベイビー!また明日。

総代会~稽古

稽古C

★写真は稽古風景です。

★さて、本日は午後、日本脚本家連盟の総代会が六本木の事務所で行われました。

★総代会の後懇親会が暫時。1時間ほどで退出して、新宿経由稽古場へ。

★本日の稽古場は西武新宿線武蔵関駅近くでした。

★稽古場の借りている時間がいつもより、短いので、休憩もそこそこに前半のポイント稽古。

★終わって、4人程で軽く食事。

★比較的早く家にたどり着くことが出来ました。

★役が決定したことで、改訂版のチラシのデザインを゛制作と相談したり、やることは山ほどあり、まあ、忙しい限りです。

★その忙しさの幸せをかみしめつつ、頑張っています。

★本日これ迄。お休みベイビー!また明日。

緻密に大胆に

足腰の鍛錬

★写真は立ち廻りを華麗にするための足腰の鍛錬風景です。

★さて、本日も夜稽古。大胆にして緻密に冒頭部分から前半を中心にやりました。

★その後立ち廻りの基本となる太刀のふるまい方を、居合の心得のある篁(タカムラ)の指導の下30分ほど練習しました。

★話変わってダービーが近づき、新宿など各所で派手なイベントが盛んです。JRAは流石に金持ちですな。というより、本当に庶民のなけなしの金を搾り取っていますなという感じです。

ダービーの為のイベント1


★稽古が隙間なくよどみなく終わると、終わった途端この老演出には疲れがどっと来ます。

★早く、育ってくれ稽古をある程度任せられる演出助手!

★本日これまで。お休みベイビー!また明日。

ついに決まった。

稽古B

★写真は稽古風景です。

★さて本日は午後、東村山のドコモショップへ行き6月からの料金についての診断をしてもらいに・・・・

★約40分待たされての診断。しかし小生の場合、タブレットとスマホと、家人の携帯で3台。

★それぞれの料金表を細かく出していくと、小生と家人共に月によって大きな料金のムラがある事が判明。

★当たり前のことだけれど、芝居が始まると劇団員への連絡やスタッフへの連絡。役者探しなどで携帯の電話の量、メールの量などが飛躍的に上がり、公演が終わると芝居の無い月はぐっと携帯の量が減る。

★このため、新料金をあてはめると全体的にはかえって損をするかもしれないという結論。

★そんなわけで、長時間かかって現状維持という結論に達したのであります。

★それにしても、何でこんなに携帯電話の料金は細かくわかれているのか?電話いくら、メールいくらの二通りにすっぱりどうしてできないのかと不思議である。

★セキュリティー何々にいくら、なんとか料金にいくら等々と細分化され分からなくなればなるほど、電話会社がずいぶん儲けているのではないかと思ってしまう。

★それが終わって、東村山の階段を上ったところで某プロダクションからの電話。頼んでいた女優候補がいるとの事。

★本人からこちらに電話をもらうように頼んで電車に乗る。

★一駅行かないうちにそのHさんから直接電話。駅に降りて、会話をして、大方こちらのスケジュール公演形態、内容を伝え、本日稽古場へ来ていただく事にする。

★善は急げと言うけれど、そのとおり、稽古場に来ていただき、少し読んでもらったり、こちらの稽古も観てもらい、やっとの事念願であった最後の役者さんを決定した。

★やっと探していた最後の女優さんが決まり本当にほっとした。

★しかも芝居経験もあり、明朗なしゃべり方の出来る女優さんである。

★これで、後は頑張って一丸となり稽古を続けていく事が出来ることになった。

★終わって、新宿でそのHさんを交えて、女優達有志と親睦の飲み会。

★久しぶりの雨の中帰ってくる。

★良かった。ほっとした。

★本日これまで。お休みベイビー!また明日。

衣裳製作と公演観劇

立ち廻り4

★写真は稽古風景です。

★さて、本日は昨夜から事務所兼拙宅へ泊り込んだ衣裳の篁が、熱心に縫物をする中、昼前渋谷から三軒茶屋へ出て世田谷線に乗り、松陰神社前に行きました。

★そこのスタジオARなる劇場へ「はやびとと」いう劇団の松田正隆作の芝居を観に行きました。

★大変達者で自然な演技をする比較的年齢の高い人たちの集団の様で、芝居はそれなりに完成度は高いのですが、どうにも座席の固さが1時間45分の上演時間には耐えられなく、尻の肉の薄い小生は参りました。

★作者と作品の題名は聞いたことがあるので、ネットで調べてみたらこの作品は40回岸田國士戯曲賞を受賞した作品だという。

★しかしこれは喧嘩を売るわけではないが、ちょっと参った。人間の日常の何気ない会話や生活を描きその深淵にある業とか闇とかをさりげなく描く芝居。

★勿論そんな芝居はあっていいのだけれど、そうした当たり前の人間を描く以上、人々の想像をある意味超えた物でなければ、演劇としてはつまらないのではないかと小生は思ってしまう。

★多分恐れずに言えば、この芝居を見に来ている4,50人の人達の中の多くは、もっと残酷な人間関係に悩んだり、もっと過酷な家族の状況に立ち会っているに違いないと思う。

★であれば、あえて、それらしい畳やそれらしいふすまや壁をセットとして作り、観客の持つ闇より薄い、観客が家族間,親戚間、隣の人達で味わうより、薄い物語や薄い葛藤を見せられても満足はしないだろうと思う。

★この芝居が何年に岸田戯曲賞を取ったのか知らないが、多分色々影響を受けて、これに似た家族や家族に係わる物語的芝居がかなり増えてきたのだろうと思う。

★演劇はまず虚構である。虚構であるが上に悪魔性も笑いも、楽しみも、悲しみも現実よりは深く、また大きな幻想を与えなければ意味はないと私は思っている。

★現実より薄められたインスタントスープみたいなものを出されて、「これおいしいですよ、食べたことないでしょう」と進められても「なんだかなー」と思ってしまうのである。

★勿論松田正隆氏の作品はこれ以上の作品があり、ドンドン進化されているとは思うが、セリフのやり取りの旨さの他、私には見るべきものがなかった。

★というより、好みから言えばこういう芝居は私は嫌いだ。

★「お前の本は何ぼのもんじやい!」という声が聞こえてきそうである。

★ただ私は上目線で言っているのでもなんでもなく、こういう芝居はあまり見たくないと思うだけだ。

★かつて、書き上げた脚本をテーブルを挟んで「こういう芝居は私は嫌いです」と当の芝居の発注者の女性から言われたことがある。これには参った。

★この本は駄目ですとか、駄目だから書き直しなさいという事は当然のこととして受けるが、書き上げた本を目の前で感情的に言われてはかなわない。

★それはともかく、良い悪いではなく、「嫌いだ」という芝居はあるものである。

★今一緒に稽古をしているM君と会ったが、次の芝居観劇とかで別れて世田谷線は下高井戸へ出た。

★下高井戸は30年以上前に住んでいたところで、すっかり様子も変わってしまったが、ラーメンを食べて、新宿へ出た。

★最寄りの駅まで帰ってきて、床屋へ寄る。頭などかまっている暇がなく、なんとか散髪をする。

★帰り着くと、衣裳の篁はまだ作業をやっていた。本当に感心する。

★改訂版のチラシの図案を家人とうちあわせている中、終電で衣裳の篁は帰っていった。

★本当にご苦労さん。小劇団はこうした情熱とギリギリの身を削った作業から色々な事が出来ていくのである。

★あと一人。どうしても女優さんが足りない。いい役が空いているのに・・・・

★本日これまで。お休みベイビー!また明日。

稽古は休みだが・・・・

立ち廻り3

★写真は立ち廻りの稽古であります。

★さて、本日は昼12時、衣裳プランを固めて作業をするため、篁(タカムラ)と北村の女優陣が事務所兼自宅へやってきました。

★基本的なプランのコンセプトを決め、ネットで色々調べたり、色名帳で色を検討したり色々と作業もしました。

★小生は夕方高円寺へ出かけました。劇場ザ・高円寺の地下の稽古場で劇作家協会の総会が開かれ参加しました。

★終わって、先輩劇作家の小松幹生さんや尊敬する岡安 伸冶さん、坂手洋二会長等十数名と飲み会。

★なんと、こうした会でも、小松さんに次いで2番目の年寄りになってしまい、何とも忸怩たる思いです。

★しかし、こうして、この年で若い人たちと芝居が出来ることは本当に幸せだと改めて思いました。

★野方周りで、11時近く帰ってくると篁はまだ頑張っていて、色々な衣裳が出来上がっていました。

★明日もやるというので、篁は泊まることになりました。

★小劇団は衣裳も手縫いで手作業でやらなければならないので大変です。

★本日はこれまで。おやすみベイビー!また明日。

稽古細密に

立ち廻り2

★写真は立ち廻りの稽古風景です。

★さて、一応立ち廻りの振り付けも終わり、後は振りつけられた殺陣の段取りを極めていくのですが、これが中々先へ進まず、段取りを忘れてしまったりとか、大変です。

★今日は久しぶりに細密に稽古を始めようと、あるシーンをやりましたが、中々先へ進まずに時間ばかりが経ってしまったという稽古になってしまいました。

★来週から稽古のスタイルをもう少しきっちりとしていかなければなりません。

★そのためには学校ではないのですが、あらかじめ役者の予習と復習が必要で、そのことに早く気付いてほしいと演出は願うばかりです。

★久しぶりに稽古に来た鉄役の千葉君と5人で帰りに軽く飲みました。

★千葉君は出番が極めて少ないので、いわば特別出演というような具合で、無理を言ってスケジュールを開けてもらったのです。

★ともかくもこれで衣裳合わせから始まった1週間が終わったわけですが、年の所為か5日連続の稽古はやはり、老骨にとってはかなりハードではあります。

★ハードではあっても、若い役者に気概とテンションとエネルギーだけは負けないように、稽古をしています。

★是非皆様観劇にいらしてください。とてつもなく面白くなること請け合いです。

★特に今回は理屈っぽい小生の芝居の中ではピカ一にストーリー性の高い娯楽作品で、立ち回りあり、笑いあり、涙涙の一大エンタティメントであります。

★皆様乞うご期待であります。!

★本日これまで。お休みベイビー!また明日。

立ち廻りの稽古2

立ち廻り1

★写真は立ち廻りの稽古であります。

★さて、本日は中々機会を逸しているので、昼間風呂に入りました。

★日中25度となり晴れているのに時折雷雨があり、雷雨の後はぐんと気温が下がり寒くなる始末。

★そんな中、本日も高野先生による殺陣の稽古が続きました。

★一応すべての立ち廻りの振り付けはしていただいたのですが、木刀を握るのが初めての者や、立ち回りが初めての者が何人かいて、腰の落とし方。足さばき、刀さばきが中々旨くいかず、大変苦労しています。

★まあ、そういった苦労なしに芝居は成り立たないので、役者諸君には頑張ってもらうしかありません。

★「千里の道も一歩から」『ローマは1日にしてならず』であります。

★明日高野さんは朝一で地方公演という事で、稽古終って、本日は飲まずに解散。

★比較的早く帰り着きました。

★今週は衣装合わせから始まって、殺陣部分のラフな予習稽古と立ち廻りの稽古で、ほとんど中身の緻密な稽古が出来ず、演出としては大変隔靴掻痒というか欲求不満気味の4日間でありました。

★明日からは、気持ちを引き締めて、緻密な稽古をしていきたいと思う所存。

★本日これまで。お休みベイビー!また明日。

立ち廻りの稽古

八犬伝衣裳合わせ2

★写真は再び、衣裳合わせの1シーンです。

★さて、本日は午後、6月26日~29日「吾が魂の八犬伝」を上演する高円寺の明石スタジオへ舞台監督と会場初めての人を連れて見学に行きました。

★正確な劇場の寸法を測ったり、声を出したりの1時間。

★終わって、高円寺近くの喫茶店でお茶を飲み、出演者とスタッフは稽古場へ。小生はラーメンを食べてから参宮橋へ。

★6時15分改札口の前で、殺陣を付けて下さる高野さんを迎えて稽古場へ。

★本日は芝居の中に何か所かある立ち廻りのシーンの殺陣を付けていただきました。

★先生を迎えるにあたって、全く浴衣などの準備が出来ていない者、昨日いや、随分前から殺陣をやると言っておいたのに小道具等の準備がまるで出来ていない者がいて、毎度のことながら、怒りがこみ上げました。

★あまり怒鳴って空気を悪くしても稽古場というものは、10秒怒鳴ったために雰囲気を普通に戻すのに20分かかったりする物です。

★ですから経験からなるべく怒鳴らないようにしているのですが、15年も経つ劇団で、外部の先生を招き、物を教えていただくときの姿勢がなっていないのにはあきれてしまいます。

★それはともかく、超スピードで最後まで一応殺陣の流れを教えていただきました。

★後は各自練習を重ねて、いかに華麗にスピーディーにするかだけです。

★終わって新宿で有志と高野先生をまじえ、数人で懇親の為の短い飲み会。

★こうして、一歩一歩稽古は牛歩ですが、進んでいきます。

★あと一人何とか探している女優が見つかってほしい!いよいよ公演まであと1か月に迫ります。

★本日これまで。お休みベイビー!また明日。

タフな1日だぜ!

大泉初夏

★写真は初夏の大泉です。

★さて、本日は朝8時半に起きて、10時40分に上野へ。

★上野の喫茶店で今回の芝居の殺陣の打ち合わせを高野さんと紹介してくださった亀さんとでする。

★約30分で終わり、新宿まで出るが、大泉の病院へ行くまで時間が空きすぎて、いったん東村山まで帰る。それが13時。

★劇団員の中谷が制作の手伝いに来ていて、色々と話して、15時に再び自転車で出発。

★大泉の病院で予約時間を大幅にオーバーして待たされて、約30分以上腹部のエコー検査。

★その後採血、採尿して、主治医の診察。ヘモグロビンA1cは6.7で先月と変わりなし。血糖値は朝食べたきりなので、めずらしく96。

★その後上石神井へ出て、大急ぎでラーメンを食べ参宮橋稽古場へ。

★稽古場入りは大幅に遅れて7時30分。そこから、ラフに立ち回りのシーンのみの動きの確認稽古。

★終わって、新宿で衣裳の打ち合わせを込みで、ほんの1時間飲んで西武新宿線。思いもかけず雨に降られて、すぶ濡れで自転車にて帰還。

★いやあ、まさか雨が降るとは・・・・天気予報を見る暇もあればこその一日でした。

★タフなトゥハードな1日だったぜベイビー!おやすみ、ロッケンロールまた明日。

第一次衣裳合わせ

八犬伝衣裳あわせ4

★写真は八犬伝の衣装合わせ。

★さて、本日は「吾が魂の八犬伝」の第1回の衣装合わせを、吾が劇団の事務所兼自宅の1回の集会室で行いました。

★今回は特別衣装替えが多く、和洋両方の衣装が混在している為か、思いの他時間がかかり、予定していた稽古は時間内では無理になってしまいました。

★それでも、なんとか衣裳の目安がついて、何をどう買ってどう修理縫製すればいいかが、わかりほっとしました。

★大量の衣類を事務所のある階から、下まで運び、余ったものをまた事務所に運びこみと大変な作業ではありました。

★普通まあ、劇団では衣裳は専門の衣裳屋さんに頼んで借りるのですが、小劇団はそうした借りる予算もないため、出来る範囲でかき集めておいた、着物や帯、洋装をあちこち回したり、身長に合わせて加工したりでやりくりする以外ないのです。

★衣裳係も別にスタッフがいるわけでもないので、主に女性の出演者が衣裳係を担当し、縫ったり貼ったりしなければなりません。

★小道具もしかりで、作れるものは作り買うものは買っていくのです。現代ものだと、現在は小道具は100円ショップで間に合うのですが、昭和11年代~20年とかになると、そうはいきません。

★まあ、そうしたハンデを背負っての毎回の公演。辛抱する、頑張るという言葉しか見当たりません。

★本日は東村山まで劇団員と客演の人も主にバイト先からやってきたので、大変でした。帰りも千葉の者もいます。

★辛抱し、頑張っていい芝居を造るしかありません。ご期待ください。

★本日これまで。お休みベイビー!また明日。

芝居見学~芝居の支度

渋谷駅新南口

★写真は渋谷新南口。

★朝、昨日自宅兼事務所に泊まりこんで仕事をした劇団員、遥姐事篁(はるねえ事タカムラ)と再び朝駆けつけた北村と家人とで、福祉協議会?のバザーに行き衣裳などをゲツトしてきたようだ。

★ようだというのは小生は寝ていたから知らないのだ。

★昼前に起きた小生は昼過ぎに彼女たちを迎えて、衣裳の点検してから、渋谷へ。

★渋谷駅新南口なるものに初めて降り立つ。山手線の渋谷に降りると、動く歩道などもあるが随分歩いて辿りつくという仕掛け。

★本日はB.LETSの「箱の中の4人」の再演公演が明治通り沿いの画廊で千穐楽。

★以前見た芝居だが、元ギルドで主役をやっていた永島も役が入れ替わっての公演。

★全体に4人の女をうまく描き分け、それぞれの性格を見事な会話劇にしているのは作・演出の滝本 祥生の才気あると処で、4人の女優も過不足なく演じているのだが、今一つインパクトがあればと思った。

★もう公演も終わったので、ネタバレにはならないから書くが、陰の主役である元のこのレストランの総支配人をもっと不気味に大きく象徴化して描くとこの芝居はとてつもなく大きくなるのではないかと思った。

★その意味で惜しい傑作なのである。

★常に女たちの話題になり、あこがれの男、総支配人が具体的に日常的に説明されすぎている。そのため観客は女たちの中に己と共通する人に操られ流されている何かを見つけて共感しにくい。

★共感ではなく、愚かな男に操られる女4人を距離感を持って眺めてしまう。そこがもう一つ観客の心に食い込んでこない弱点になってしまっている。

★見事に仕上がっている故にそれが本当に惜しい。

★この作品に限らず消耗品的に自作を次々展開していく作者が多い中で、立ち止まり、書き直し、なんとか多くの客にうったえていこうという滝本の姿勢には感服する。

★彼女が上京してきて、劇集団ユニットを立ち上げて頑張ってきたプロセスを知り尽くしているだけに、どうしても切り口は辛くなる。仕方がない。

★でもすべての意味で次作あるいは次々作に期待している。

★そして劇団ギルドで10年以上主役をやり、無事に?B.LETSに移籍した永島にも大いなる次作への期待を込めて・・・・

★そして新宿へ出て、ラーメンを喰らって帰りくる。

新宿の空

★遥姐が衣裳の仕事を更に頑張っていた。上の階の、おなじみにしているお姉さまも一時加わって食事。

★その後チラシ発送の為の宛名チェックを始める。

★そして遥姐に教わって、ツイッターを初めて登録する。

★何処で今どうしてるとか、一々書くのは面倒くさいし、男の仕事ではないのでツィートする気は無いが、人様のツイッターを覗く覗き趣味はまだ助平心があるので、時々見てやろうと思うのと、劇団の情報を出来るだけ流したいというのが本音である。

★それでは本日これまで。お休みベイビー!また明日。

★アスカよ、それをやってしまってはチャゲが可哀そうだろう。ヤクはアカンぞ、本当の話。

展覧会にて

うっすら富士山

★写真は久々にうっすらと見えた富士山です。

★さて、本日は午後、新宿中央公園の中にある新宿区立区民ギャラリーに元NHKのディレクターでお世話になったIさんの所属する美術グループの展覧会があり、絵を拝見に伺いました。

★丁度、元NHKの音響効果のKさんとミキサーのOさんも来ていました。

★久しぶりにアナログラジオドラマ時代の巨匠の方々があつまり、Iさんの絵を見た後、西口の居酒屋で飲みました。

ラジオドラマの巨匠達

★いずれの方もラジオドラマの黄金期に活躍されていた方々なので、色々と話は弾み、懐かしくも楽しい一時でした。

★新宿駅の近くで別れ、昨日突如壊れてしまった電気カミソリを買いに量販店へ。

★壊れた髭剃り器の保証書が家の何処にあるかわからないので、とりあえず明日の髭が困るという事で、しかたなく買い求めるという災難に近い買い物。

★いつもながら、商品は外税で、5千円台と思ってレジに並ぶと提示された金額は6千円を超すことに。

★あー、8%かと恨めしく思ってもあとの祭り。なんかトリックにかかったようにお金がどんどん無くなります。

★こういう事態に怒らない国民であることの不思議さにびっくりします。皆金持ちなんだよね、本当の話。

★急ぎ帰り着きます。

★というのは、篁(タカムラ)と北村の衣裳班が、劇団の事務所兼自宅に来て衣裳小道具のチェックに来ていたからです。

★衣裳のチェックが終わったのは午前1時過ぎ。明日はバザーに足りないもを探しに行くとの事ですが、朝早いので、小生パスすることにしました。

★こうして、休みのはずなのに結構忙しい1日が終わりました。

★本日これまで。お休みベイビー!また明日。

案内原稿そして稽古

稽古A

★写真は稽古です。

★さて、本日は、芝居の案内状の原稿を書き、夜稽古場へ向かいました。

★稽古は何とか稽古らしさを取り戻してきていて、なんとかリズムに乗れてきました。

★まだ一人女性キャストが決まらないのが難点ですが、なんとか稽古の彷徨だけは確実になってきました。

★本日風は強いものの、何とも暖かな1日。

★本日も飲み会なくまっすぐ帰ってきました。

★これで、あと2日は稽古は休み。

★ただ、その2日間は人と会ったり、芝居みたり、衣裳小道具の点検と結構大忙しで、休む間も有らばこそという感じであります。

★躯がいくつあっても足りないとか、猫の手も借りたいとかの態です。

★猫のアビは夜遅く帰ってくると、家人はすでに寝ているのですが、必ず鳴きながら迎えに来て、甘えます。

★着替えて手を洗い、うがいをすると、待ちかねたように膝の上に来ます。取るものもとりあえず、背中を撫でてやると「ゴロゴロ、ゴロゴロ」言ってしばらく腕をぺろぺろとなめたりして、10分もすると、自分の小屋に入って寝てしまいます。

★この瞬間がなんとも癒される時ではあります。

アビの家


★本日これまで。お休みベイビー!また明日。

校正~稽古~打ち合わせ

六本木の花屋

★写真は六本木の花屋の花。

★さて、本日は午後六本木の日本脚本家連盟で脚本家ニュースの校正を行う。

★その後、メンバーのKさんとラーメンを食べながら色々と劇団ギルドの相談に乗ってもらう。

★終わって、新宿へ、本屋により、家人への誕生日のプレゼントとして本を選ぶ。あまり時間がないので焦るが、なんとか見つける。

★その後参宮橋へ行き、コーヒー店で役者から受け取った附帳のチェック。

★そのまま稽古場へ。
立ち稽古八犬伝

★稽古はわりに緻密にと自分に言いきかせてやるが、まだラフな稽古になっている。

★それでも昨日よりはましになってきている。

★終わって、新宿の居酒屋で衣裳・小道具の簡単な打ち合わせ、そして久しぶりに稽古見学に来たMさんと客演のK君、Tさんと飲むがあっという間に閉店。早々に帰ってくる。

★タフな1日だった。

★集団的自衛権?ふざけんじゃない!岸信介・佐藤栄作・安倍晋三の悪しきDNAに踊らされて、また日本人は戦争にかりたてられるのか?いい加減に気づけよ愚昧なる民よ。

★両手を挙げて笑っている赤ん坊を世界の誰が殺すというのか、100歩譲って、赤ん坊が殺されたら、世界がほおっておかない。

★軍備とはそう言うものだ。武器を持てば必ず攻める口実を与えるのだ。

★自衛隊を国際救助隊に全部変えて、災害があったら即駆けつける隊に変えたらどうか?先頃なら韓国の沈没船。今ならトルコのガス爆発。すぐ駆けつける国際救助隊に変えたら、何処の国が日本を攻めてこようと、世界が日本を真っ先に助けてくれる。

★自衛隊の存在を存続させつつ、別の救助隊に変えると言った発想が何故ないのか?

★自衛隊を批判否定するだけでは何の解決にもならない。反対には常に代替案がなければならない。

★それにしても、星陵高校の1年先輩のサガン鳥栖の豊田陽平はホンダに嫌われて、落選したというのは本当か?

★中田に嫌われて外されたカズの二の舞と同じとは許せない。

★スポーツや芸術の世界にまで、悪しき強権が裏で闊歩する悲しい国よ。もうたくさんだ!

★ヤンキースの田中将大の無敗の5勝目だけが救いである。

★本日これまで。お休みベィビー!また明日

暑いのか寒いのか?

館山城2

★写真は館山城です。

★さて夜は帰りが遅くなりすぎるので昼に風呂に入る。

★本日も夜参宮橋で稽古。

★出かける時風がやたらに強く、寒く感じられたので、薄手のコートを着て行ったら、電車の中は暑くてどうにもならない。

★暑いのか?寒いのか?良くわからない。

★稽古はセリフがまだしっかりと躯に落ちていないせいか、どうも緻密な繰り返し稽古が出来ない。

★いつもは役者のセリフが入るまでの期間、演出的に我慢してあまり駄目を出さないようにしているのだけれど、今回役者が決定しない事などが影響して、動きの動線の決定をしつつ、先へ先へという稽古になってしまって、どうも稽古のリズムがうまく取れない。

★すこし辛抱して考え方を変えて稽古を進めないといけないかもしれない。

★其れなりに稽古は進んでいるのだけれど、どうも演出的には今一つ緻密になって行かないことにいら立つ。

★そういったことを軌道修正しながら進めていかなければならない。

★稽古終わって、本日も直帰。それでも23時半を過ぎる。

★週5回の稽古は寄る年波に結構きつくなってきている。ただ、週3回とか4回にしてそんなに月単位を長くすることも役者連中のバイト等考えると難しい。

★優秀な演出助手でもいてくれれば、ある程度仕上げに顔を出すという手もあるが、中々小劇団の現実はそうはいかない。

★悩ましい処である。

★本日これまで。お休みベイビー!また明日。


立ち稽古

遊歩道のわきの花壇

★写真は遊歩道のわきの花壇です。

★さて、本日も夜稽古。あまり多くの部分を稽古の予定に割り当ててしまったため、動きの段取りとか、仮につけた立ち回りなどに時間を食ってしまい、思ったよりざっとしたラフな稽古になってしまった。

★この時期、役者はセリフもうろ覚え、あまり演出もあせって、先を急ぐとあぶはち取らずになってしまう。

★反省。

★さすがに本日は疲れてしまい、飲み会はなしで、早めに帰宅。朝の早い家人はもう寝ていた。

★ビデオに取って置いたニュースとプロ野球ニュースを見ながらウトウトしてしまい、又目覚め、そしてこのブログ。

★既に4時近く、本格的に寝ることとする。

★本日これまで。お休みベイビー!また明日。


theme : 演劇
genre : 学問・文化・芸術

打ち合わせそして稽古

やまつつじ

★写真は多摩湖に咲いていたやまつつじです。

★さて、本日は午後、6月公演「吾が魂の八犬伝」の会場である明石スタジオで映像の解像状態のテストに行きました。

★映像を担当してくださる松田さんが、名古屋から駆け付けてくれて、新しく借りたプロジェクターで、その解像度を壁や幕に映してみてテストをしました。

★テストは良好でした。

★その後2人で映像部分の打ち合わせを1時間ほどして、松田さんとは高円寺駅前で別れました。

★今回は特に映像と芝居との融合という新たな舞台を目指すので、松田さんも忙しい中、大変気合が入っていて、たのもしく感じられました。あとは役者の演ずる芝居をしっかり稽古して仕上げるだけです。

★と言ったわけで、しばらく、新宿の喫茶店で時間をつぶして後、稽古場へ。

★本日は立ち稽古初日で、役者の準備が足らなくて少しとまどっていた部分もありましたが、最初の部分の立ち稽古を少しやった後、T君がつれてきてくれたI君の読みをオーディションさせてもらい、ほゞやってもらえるような感触もあり、
アルバイトとの調節の後2,3日で返事をくれる処まで来ました。

★これで、先週金曜日にやってきたもう一人のT君から返事が有ったので、女役1つを除いて、ほぼ役者が決まりかけてきました。

★なんとか今週中に役者全員のめどが付けば、稽古に拍車がかかります。

★期間的にはあと1か月と半ほど(実質1か月)あるので、なんとかいい芝居が出来そうです。

★皆さん今回は映像的な試みも新しく、八犬伝の劇中劇あり、立ち回りありと今までの作品の中では多分に、いや一番エンタティメント勢の強い舞台になると思います。

★わかりやすさも抜群で、八犬伝を知らない人も十分楽しめると思います。是非楽しみにしてください。

★本日これまで。お休みベイビー!また明日。



theme : クリエイティブなお仕事
genre : 学問・文化・芸術

王子で芝居

菜の花

★写真は先週くらいに盛りの菜の花です。

★さて、本日は王子小劇場へGORE GORE GIRLSの『バカにふりそそぐ木漏れ日の温度』という芝居を観に行きました。

★以前劇団ギルドにいた西山雅之君の作演出の劇団で、公演回数も今回で10回目というところだそうです。

★小生の劇団に居た割には、全く小生とは傾向を異にする芝居なので、何とも言いようがないというか、難しいのですが。

★割合構想としての目の付け所は面白かったのですが、本人も多少認めていたように尻すぼみのような芝居で、意余ってなお言葉足らずというような感じの芝居でした。

★それでも、今回は各所に笑いが来ていて、劇団としては10回頑張ってきただけの成果は上がってきているように思えました。

★元の劇団員に関してはどうしても厳しい感想になってしまいます。

★芝居は芝居であるのだけれど、ほゞ本意気に近く力を入れてつかんだりあるいはつかんだふりをしているのに、役者の足音だけは思い切りリアルに素のまま出ているというようなところが、もう一つ整理されてもいいのにと思いました。

★ま、それはともかく、10回も公演を続けるという事は大変な事で、そのことにはただ敬意を払わずに入れません。
頑張ってほしいものです。

★王子駅には開演よりかなり早く着いたので、スマホでラーメン屋を探したのですが、またしてもスマホ音痴の小生うまくいかず、駅近くをぐるぐる回っていると、回転ずしが見つかったので、そこで寿司を少し食べました。

★1貫130円と多分110円くらいが消費税で上がったのだと思いますが、日曜日なのに、閑散としていて大変そうな感じでした。

★劇団も商売も本当に今は大変です。

★さて、明日からは稽古の毎日が始まります。

★本日これまで。お休みベイビー!また明日。

theme : あれこれ
genre : 学問・文化・芸術

日野の新撰組行事

藤の花

★写真は藤の花です。

★さて、本日は夕方国分寺経由中央線で日野の駅に行きました。

★初めて、降りた駅で、駅前は広々としたロータリーがあり、ただ何となく閑散としていました。

★芝居というか、劇団員の篁(タカムラ)が出演している新選組のパフォーマンスを見に来たのですが、会場までが遠いのと、良くわからない場所なので早めに降りて例によってラーメン屋を探したのですが、一見では見つかりません。

★仕方なく、駅の傍の食堂にようなところで、カツ丼を久しぶりに食べました。

★ロータリーへ出て、止まっていた京王バスの運転手に「市役所とまりますか?」と聞いたら「止まりません」の一言。

★普通は、「何番のバスが止まりますよ」とか教えるだろうに、この無愛想が、日野という町に初めて降り立った人間の気分をそこね、なんと不親切な街だという印象をもたせるのです。

★何のための運転手かと思いましたが、あえて尋ね返さずに自分で探しました。

★帰りは多分バスがないのだろうからと、行先の道をバスの中から確認しつつ、3ッつほどの停留所で市役所。降りた市役所の傍にホールがあって一安心。

★芝居はL.PRODUCTSというところの新撰組外伝 隼風の迪というパフォーマンス喜劇とでも言う芝居と大阪のさくらさくらカンパニーという集団の笑運★幕末グラフティー新鮮組という2本立て。

★いずれも女性ばかりの宝塚的集団で踊りあり、立ち回り有り、笑いありの楽しい芝居でした。

★終わって篁に声をかけて、暗い住宅街を行きのバスで確認したはずの道を辿って日野の駅へ。

★しかし、これは失敗しかかり、それでも線路に出たので、線路際を1回人に聞いただけで、日野駅まで約20分歩いてたどり着きました。

★そして中央線に乗ったのはいいが、立川を過ぎて国立と聞いた時行き過ぎたかと降りてしまった。戻ろうとして、念のため駅員に聞くと国分寺は国立より東京方面に乗って2駅先との事。そのまま乗っていればよかったことに気づき、次の列車に乗る。

★東京に限らずこういう列車や駅の表示は初めて来た人や、慣れない人には実に不親切である。

★例えば駅はわかっているが、初めての人間は夜などその近くまで行っても駅は何処なのかわからない。人影がまばらでは、人に聞くわけにもいかない。

★電車も各駅でアナウンスとその駅の表示はあるが、降りたい目的の駅は何個先なのかという表示はない。あと何駅乗れば目的の駅に着くのかという事は、初めての訪問者には大切な表示である。

★近頃は上りと下りがなんという駅なのかの表示も省略されて、行く先の駅の表示しかない。

★今年の初め大阪の環状線に乗った時も本当に不便を感じた。本来駅の表示や電車の中の表示は、毎日通う人のためではなく、初めて訪れたり、久しぶりに乗った人に便利な内容にすべきであって、毎日往復している人はどの駅の次は何処と承知しているはずだと思う。

★すべての人間がスマホを持っているわけではないし、(スマホは小生持っているが使いこなせていない)まず考えるべきはあたらしい訪問者を大切にすべきという事だろう。

★京王バスの運転手が「市役所へのバスは何番の乗り場から出ていますよ」と言ってくれさえしたら日野はまた来たくなる街になったはずだ。

★食堂のお姉さんが話に夢中になっていて、小生に気づかず、やっと気づいて、水をもってきても、「食券を買ってください」といって、マニアル通り水をひっこめなければ、日野はいい街だと思い、また来年の新撰組祭りに家人を誘って来たかもしれない。

★街はそういうちょっとしたことに親切でありたい。勿論芝居などの受け付けも同様である。

★そういったわけで、芝居は面白かったのに、小生いささか疲れてしまったのでありました。

★本日これまで。お休みベイビー!また明日。

theme : 創造と表現
genre : 学問・文化・芸術

稽古は続くよ

水槽の中

★写真は我が家の水槽の中です。

★さて、本日は、北関東から都心にかけて、雷雲とにわか雨とかで午後大変の様でした。

★こっちは夕方外へ出たら、昼間暑い程だったのに、北風が吹いて、自転車で駅に向かうと、真冬のような寒さでした。

★急激な気候の変化はこの時期独特のようです。しかし、この緩い夏というか晩春というか、暖房もクーラーも股引もいらないこの季節を思い切り楽しみたいと思います。

★そして参宮橋で稽古。本日は快心劇の寺田座長が千葉劇団員と来てくれて、一緒に読み合わせに付き合ってくれました。

★ご無沙汰していて、1年ぶりくらいの再会です。

★短編映画をつくりあげたばかりで、意気盛んであります。

★まだはっきりとは分からないけれど、に何らかの形で参加してくれるか、役者を呼んでくれそうなので、大助かり。

★終わってから、有志で飲みに・・・・参宮橋は庄屋が閉店になったので、いい店がなく、今夜は料理はうまいのですが、ちと高めで参りました。

★我々的には安くておいしい店がなにより、何せ小生ビールジョッキ1杯が限度なので、とにかく腹に詰め込むことばかりに終始し、飲み屋すなわち晩御飯屋なので、やはり、うまくて安い店が何よりです。

★何とか来週には出演者の足りない役者を決めたいものです。

★土日と休んで、月曜からはいよいよ立ち稽古であります。

★役者のセリフ覚えと、大いなる工夫に期待であります。

★本日これまで。お休みベイビー!また明日。


theme : 演劇
genre : 学問・文化・芸術

稽古そして打ち合わせ

ストロベリー・キャンドル

★写真はベランダで咲いているストローベリー・キャンドルです。

★さて、本日は昼過ぎ劇団員のKに事務所兼自宅へ来てもらい、制作は各劇場へのチラシ送付の仕事。

★小生は音響の入るところの脚本チェックと舞台装置の稽古用暫定的プランの作成等を狭い部屋で制作と並行して行う。

★夕方より武蔵関の稽古場での読み稽古。本日より、客演のHさんが稽古に参加してくれた。

★また音響の川口さんが、稽古場で読み稽古を見てくれたので、その後音の打ち合わせを1時間ほどして、軽く飲む。

★読み稽古としてはあまり時間がないので、徹底できず、ちょっと焦る。

★まあ一度に色々な事が被って重なることがあり、仕方がないが、1日1日を大切にしていかないと、後でとんだことになるのは稽古の常である。

★打ちわせは確実にできたけれど、稽古は今一だった。

★全部が全部うまくいくわけではないので、仕方ないか。まあ大目に見てうまくいった方とする。

★本日これまで。お休みベイビー!また明日。

theme : 創造と表現
genre : 学問・文化・芸術

編集~稽古

館山の海

★写真は館山の海です。

★さて、本日は午後、日本脚本家連盟の事務所へ行き、月に一度の「脚本家ニュース」の編集に行ってきました。

★編集を終えてから新宿へ出て、2時間ほどつぶし、夜本日は武蔵関で連休も開けて久々に稽古であります。

★空いている役は別にして、ほゞ全員が集まったので、最初から読み合わせの稽古をいろいろと本の趣旨、芝居の方向を説明しながら、とりあえず前半を読みました。

★まず第一歩ですが、長いようで、稽古はあっという間に本番になってしまいますので、心して挑みたいと思います。

★終わって、有志で軽く飲み会。

★帰り着くと結構疲れ切っている自分に気づきます。

★なんとしてもあと2か月近く頑張らねばなりません。その前に空いている役者を探して決めねばなりません。

★こんなに演劇志望者が多いのに、どこもかしこも、誰もかれもが忙しく芝居をやっているのには、逆にいささかびっくりしますが、そんな事ばかり言っていられないので、頑張って探すしかありません。

★そんなわけで、本日これまで。

★お休みベイビー!また明日。

theme : 今日の出来事
genre : 日記

多摩湖へ

5月6日の多摩湖

★写真は5月6日の多摩湖です。

★さて、本日は午後、久しぶりに家人の仕事が休みなので、近くの倉庫にある劇団が昔造った装置の階段などのチェックをした。

★その後自転車でちょっと買い物に出たつもりが、外に出たら、本当はブラッドタイプA型の癖に、行動が超B型の様な家人が突然「多摩湖へ行こう」と言い出して乗せられ急遽方向を変える。

★途中サクランボの出来ている桜の木でサクランボを捕ったり、多摩湖の湿地帯でセリを捕ったりして、夕方都心へ外出の約束があり、時間に追われながらの多摩湖満喫となってしまった。

★この季節緑が溢れていて、実に多摩湖の辺りは素晴らしかった。

★夜、都心へ出て、才能ある女優兼劇作家のIさんと会って食事をして色々と話す。

★今年から来年にかけての芝居の計画やその他さまざまな事を。

★昼夜と掛け持ちの別々のバイトをしていて、なお芝居の稽古もして、その次の芝居の本も書いているという強行スケジュールの合間。

★お邪魔虫の爺と会っても時間の無駄だと思うのだが、時間を都合してくれていろいろ話せて、嬉しい限りだった。

★才能ある人なので、あまりストイックにやりすぎて自分を追い込まないように祈るばかりの思いで別れた。

★2日間家から一歩も出なかったのに、今日のように急にあちこちと動き出す。

★もう少し平均的な動き方が出来ないものか?出来ない。そういう生き方をしてきたのだから仕方がない。

★さあ、明日からはまた稽古が始まる。これからが体力勝負となる。G.C.見参!そして覚悟はいいか!

★本日これまで。お休みベイビー!また明日。

★下の写真は収穫したやや小さめのサクランボです。


さくらんぼみつけた

theme : 日記
genre : 心と身体

子供の日には・・・・

つつじと館山の海

★さて、本日は強烈な震度4の地震で朝4時に寝たのに、5時過ぎにたたき起こされました。2011年の3.11依頼の震度という事で、ちょっと驚きました。そして天気は子供の日という事で、曇ってはいたけれどまあまあの日和。

★思い出すのは、中学生くらいの頃、家は5人兄弟で、たまたま静岡に長く住んでいたのですが、親父が戦後20数回職を変えたために極度の貧乏でした。

★母も保母(今で言う保育士ーなんという味気ない呼び方なのか)をやって家計を支えていたのですが、本当にお金の無い生活でした。

★それでも、子供の日だけは母がおにぎり(勿論麦入りの塩結び)を人数分だけ作ってくれて、近所の山や公園へ遠足のようにして歩いて行ったものです。

★出来るだけタダで行ける処、入場料がかからなくて、乗り物には乗らないで行けるところを選んで一家7人(その頃はおばあちゃんは東京の叔父さんの家に行っていたので)皆で歩いて行ったものです。

★ある5月5日の日、途中公園の向かい側で50メートル程先の目の前で、突如地滑りが起きて崖下の家が、一軒呑み込まれたのが強烈な記憶として残っています。

★最初はその崖をたった一つか二つの石ころが転がり始めたばかりなのですが、父が「これは大きくなるぞ」と言って数秒もしない間に崖の松の木などを飲み込んで、山肌が崩れだし、あっという間に下の家が一軒つぶれてしまったのです。

★その家に人が住んでいたのか、その時家の中に居たのか、そういうことは今となっては一切わかりません。

★でも本当に鳥肌の立つように怖かったのを覚えています。その徐々に大きくなる地鳴りと一瞬にして植物や木々を飲み込んで崩れ落ちる光景は忘れることが出来ません。

★後に幸田 文さんの「崩れ」という一見全くドラマにならないようなエッセイを提案して、それが通り、NHKのラジオドラマとして書いたことも、そんな崖崩れの光景を中学生(あるいは小学生か?日記を探してみればわかるのだけれど、今その余裕はなく)の頃、目の当たりに見た事がきっかけかもしれません。

★それはともかく、勉強にはうるさい教育ママでしたが、子供の日だけは大切に思って出来る限りの事をしてくれたことを5月5日になると思い出して、なつかしく思い大変だったろうあのころの父と母の胸中を慮り感謝をするのです。

★昨年妹が亡くなり、兄弟は4人に減ってしまいましたが、あの頃の事を思うと、なつかしさとともに、何ともさみしくも独特な気持ちになります。

★子供達よ元気な明日を生きてほしい。夢と希望を持ち続けて。何もしてやれなかった大人は反省しつつそう思わずにいれません。

★本日これまで。お休みベイビー!また明日。

theme : 記憶の果て
genre : 日記

連休ど真ん中

春の雲かや

★写真は3日程前の春の空です。

★さて、本日は故あって昼2時過ぎに風呂に入りました。

★長年の習慣もあって冬の内は、気温が20度を超えないと、朝ぶろとか昼に風呂に入るのは避けています。

★湯冷めをして風邪をひきやすいからです。

★やっと昼に風呂に入れる季節となりました。

★風呂から出て、テレビを少し見て、溜まった新聞の切り抜きと整理に時間をかけました。

★世は正に連休の只中、吾々自由業はこれといって連休を楽しみにしたり、その間必死に休んで遊びに行くことはありません。

★ただ、世間が休んでいる間に出来る事があったり、仕事が暇なら普通に休むだけです。

★さて、もう3日に終わってしまいましたが、昨今憲法論争がかまびすしくなってきました。

★小生憲法に関しては護憲でも憲法改正でもない第3の方法論を持っています。

★それは何か?

★現在の日本国憲法に関しては何の不満も不自由も感じていないし、立派なも憲法だと思うので、一切の議論を拒否するという考え方です。

★何かを改訂しようとそのテーブルに上ればもう上った段階で、改訂の方向へ1ミリまた1ミリと動くものです。

★だからして、満足している憲法に対しての一切の議論はしないという立場です。

★こういう考え方がないのが不思議で仕方ありません。

★だからと言って、憲法に無関心なのではありません。かつて芝居版の「枝の上の白色レグホン」の中で、ラジオドラマの中にはなかった憲法第9条を入れ込んで、きっちりとセリフとして朗誦してもらいました。

★だって議論している割には第9条を知らないとか、読んだこともないとかいう人が多すぎますので。

★声高に議論の場に引きずり出されるという事自体が負けの始まりという事を知るべきです。

★完璧で素晴らしい憲法はいじることも、議論することもいりません。

★以上第3の意見でした。

★連休はいつも山や海で事故が相次ぎます。なぜそんなに遮二無二なって休みをむさぼろうとするのか?

★むさぼり貪欲に休まなければ損だと思って、命まで落としてしまっては意味がないと思うのですが。

★悲しい連休は沢山です。

★本日これまで。お休みベイビー!また明日。

theme : あれこれ
genre : 学問・文化・芸術

館山八犬伝博物館

館山城

★写真は館山城です。

★さて、本日は早朝から千葉へ向かいました。

★東京駅から快速で乗り換え4時間。館山はいやあー遠い。

★わざわざ人の混む連休でなくともよいのですが、あえて本日は稽古がないので、稽古の初期に館山の「八犬伝博物館」へ行きました。

★館山駅からバスの便が悪くタクシーで1メーターとすこし、ものすごい勾配の坂を息切れしながら、上り、復元された館山城へ。

★3層の城の中に馬琴の古い絵草紙や八犬士の錦絵等が飾ってあった。別の処に本館の建物もあった。

★其れなりに絵本や挿絵で見た物であるが、改めて、大きな絵を見ると、創造の領域は拡大して、芝居のイメージが広がる。

★まあ、とてつもなく千葉の館山は遠いのだけれど、本当は劇団員出演者もここへやってくれば大分イメージが広がるのではないかと思った。

★帰りは特急に乗れて2時間で東京へ着いたけれど、結構ハードなでも心地よいシナリオハンティングならぬロケハンならぬドラマハンティングの1日でした。

★本日これまで。おやすみベイビー!また明日。

theme : 創造と表現
genre : 学問・文化・芸術

:読み稽古2日目

連休のつつじ

★写真はゴールデンウィークと言えばつつじでしょう。

★さて、本日は読み稽古2日目です。頭から何回もダメを出して返して、ざっと1幕はよみ、大体イメージを中心に読み砕いていきました。

★そう意味の読み込み方に差はないのですが、表現の幅をまだ役者が手繰っているようであります。

★稽古場へ諫早の放送作家森温子さんがシュークリームのお土産を持って来てくれました。

★忙しい方で途中でお帰りになりましたけれど、久々に会って嬉しい限りでした。

★さて、明日は早いので本日はこのぐらいで。

★お休みベイビー!また明日。

theme : 演劇・劇団
genre : 学問・文化・芸術

理事会~稽古始め

四谷駅界隈

★写真は四谷界隈です。

★さて、本日は市谷の日本放送作家協会での最後の理事会。(選挙により改選があるので)

★終わって、事務所での簡単な飲み会に30分程出席して、参宮橋の稽古場へ。

★本日はキャストが決まってから初めての読み稽古であります。

★途中休憩をはさみ代役を混ぜて、1回読むと時間がいっぱいになる。

★その後、参宮橋の安い居酒屋で軽く一杯。

★昼からたった2か所だが、いささか疲れてご帰還と相成る。

★まだ役者の特に男が決まり切らず、その他色々とやらねばならない、仕事が山積みで、ちょっと大変だ。

★だが、始まったばかりで、弱音を吐いては居られないので、徐々にエンジンをふかしていかなければと思う。

★昨日、静岡の友が久しぶりに電話してくる。不動産屋をやっていて、倒産し自己破産した元学生運動のバリバリの闘士。「役者をやろうと思うんだ・・・・」「何言ってんだ、東京に出てこなければ稽古できねえじゃねえか」「俺にサー革命的な役を書いてくれよ、一緒にやろうぜ」

★以前1年以上前電話した時には蚊の鳴くような声で「もう駄目だ、倒産だ・・・・」と言っていたのだけれど、やっと元気が出てきたような感じだった。

★どんなに遅いデビューでも俳優座の東山千栄子の40何歳くらいしか聞いたことがない。

★72くらいからデビューする役者も面白いかもしれないと思うが、彼なりの復活のあいさつなんだと冗談とも本気ともつかぬ電話のやり取りをする。

★親友のAが亡くなったことを言うとびっくりしていた。「あいつもこいつも・・・・」と3名程の亡くなった同窓生の名前が彼の口から出てくる。

★そんな年になってしまったのだとしみじみ思った。

★まだ芝居が出来るだけ幸せだ。

★写真は稽古始めの読み合わせです。


読み合わせ

★本日これまで。お休みベイビー!また明日。

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theme : 演劇・劇団
genre : 学問・文化・芸術

プロフィール

G.C(グランド・キャノニオン)

Author:G.C(グランド・キャノニオン)
G.Cことグランド・キャニオン・ビリーブ・ミーこと高貴な谷、つまり 高谷信之のこれはブログです。

G.C(ジードットシー)は1972年からNHKラジオドラマを約80本書き、映画、テレビ中学生日記等主にNHkのシナリオを手掛ける。【ラジオドラマ】「枝の上の白色レクホン」では、芸術祭大賞をとり同じく『天主堂』ではギャラクシー賞優秀賞をとる。
また若者たちと劇団ギルドを1999年に立ち上げ、20年続け、37回公演で2018年秋解散した。70代後半に向かい、演劇のプロジェクト、あくなき、小説・演劇・シナリオの挑戦創造に賭けており、また日本放送作家協会の理事は岩間良樹理事長の時代より20年以上続けた。
他に長崎県諫早図書館・壱岐未来座等のシナリオの書き方、演劇の演出講師、指導等もしている。

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