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2013年おおつごもり

2013年最後の夕陽

★写真は2013年最後の富士と夕陽です。

★さて、いよいよ2013年も終わりました。

★何とか開かなかった箪笥を乾かして、開くようにして、本棚などを動かして、箪笥を組み立てて押し込み、本棚と本を元へ戻し、そんな事で、なんとか片付けの一部が終わったというところです。

★蛍光灯の電球が暗くなったので、小平のダイエーへ行きついでに1年全体が見渡せて書き込みのできるカレンダーも買ってきました。

★そして、なんとか紅白歌合戦の途中から見ながら細かい整理をしました。

★何度も書きましたが、静岡で暮らしていた頃、大晦日には必ず借金取りのお兄さんがやってきて、玄関の上り框に座り込み「俺だってさぁ一銭ももらわねえで帰ったら、親方に怒られちまうんだよ」と粘り。

★対して気丈な母が片付けたり、ささやかなおせち料理の準備をしながら「何度も言ってるでしょ一銭もないんだから、嘘だと思うなら家探しでもなんでもして行ったら」と開き直り。

★父は寒風の中、自転車で外へ出かけていて、どこかで自転車をこぐか止めてその時間をやり過ごしていた。

★ラジオから紅白歌合戦が流れ、それが余計に大晦日の辛さを子供の私達にも響いたものである。

★あれから60年以上が経つ。

★大人になって、なんとか一家が借金取りの来ない紅白歌合戦を見られるようになって、大晦日の幸せとはこういうものだとしみじみ思ったものである。

★もちろん借金取りは来なくとも借金はカード会社にあるのだけれど、紅白歌合戦がどんなに下らないと言われても、何事もなくその歌番組を見ながら蕎麦を食べて年越しのできる幸せは、何物にも代えがたいのである。

★だからして、紅白歌合戦は死ぬまでやり続けてほしいというのがささやかな希望である。

★今年を回顧すると2月の妹の死からはじまり、4月初めの目の手術による10日間の入院。

★そして7月の公演に当たっての尿管結石の七転八倒から本番の日に腎盂炎になり、発熱し、死にかけて九死に一生という目に合い、とんでもない1年ではあった。

★しかし小生は命長らえて、8月には家人が福祉のNPOに週3日務めるようになった。

★その他色々年末にかけてここには到底書けないような苦痛の種も背負ってはいるのだけれど、なんとか年を越せたことを心から感謝したい。

★来年は6月に「吾が魂の八犬伝」をやり、再来年1月の公演に向けての稽古も11月には始まる。

★そして又、出来れば゛4月辺りに小公演が出来ればと企てている。

★ただ、いずれにしろ当たり前だが躯が資本だし、この老体にどれほど鞭打ってできるかという事が、唯一の乗り越えるべき課題となってくる。

★念願の小説も書き始めたい。

★怪我と病気を何とか避けて目いっぱい頑張ろうと思うところです。

★1年間繰り言のようなこのブログを読んでいただき本当に感謝します。

★喪中につき祝詞は言えませんが、どうぞよいお年でありますように。

★お休みベイビー!また来年。


★写真は2013年最後の夕焼けをバックの富士です。

2013年最後の夕焼け

theme : 年末年始、お正月
genre : ライフ

プロフィール

G.C(グランド・キャノニオン)

Author:G.C(グランド・キャノニオン)
G.Cことグランド・キャニオン・ビリーブ・ミーこと高貴な谷、つまり 高谷信之のこれはブログです。

G.C(ジードットシー)は1972年からNHKラジオドラマを約80本書き、映画、テレビ中学生日記等主にNHkのシナリオを手掛ける。【ラジオドラマ】「枝の上の白色レクホン」では、芸術祭大賞をとり同じく『天主堂』ではギャラクシー賞優秀賞をとる。
また若者たちと劇団ギルドを1999年に立ち上げ、20年続け、37回公演で2018年秋解散した。70代後半に向かい、演劇のプロジェクト、あくなき、小説・演劇・シナリオの挑戦創造に賭けており、また日本放送作家協会の理事は岩間良樹理事長の時代より20年以上続けた。
他に長崎県諫早図書館・壱岐未来座等のシナリオの書き方、演劇の演出講師、指導等もしている。

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