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再びコレドへ

雪をかぶった11月の富士

★写真は本日11月29日の富士です。

★さて、もう最後と14日の日に見納めをした劇場コレドに再び行くことになった。

★それは、音響、照明などの機材を処分するということで、器材の状態を視察に行ったためである。

★何人で何時間あれば片付くのかという見積もりの為である。

★ガラーンとした劇場コレドを見て「残念だね」と小生。小さくうなずく元オーナーの桃井さん。

★何ともやりきれない感じがした。

★ここで、「誰?」という作品53ステージ、いやほかの作品を混ぜれば70数ステージを吾がギルドで公演させてもらった空間が、経営難で撤退するのである。

★視察に後輩の友人Iとその友人の人を呼んだ。

★「芝居はやるんでしょ」「やるさ」「いつでも協力しますよ」70歳と65歳が言葉少なく語る。

★コレドを出て、上の乃木坂の歩道で3人で運び出す段取りを話していると、桃井さんが赤い旗のような布や小物を抱えて地下の店から上がってきて、「まだいたの」と言いながらタクシーを止めて去っていった。

★こんなテンションの低い桃井さんを見たのは初めてだ。

★本当にこの国では個人がたとえ小さくても劇場を維持しようとしたら本当に大変な事なのである。

★10年以上彼は頑張ったと思う。それは素晴らしいことだ。

★そうした彼の必死の頑張りを支えきれなかったこの貧しい国を思うと本当に虫唾が走る。

★産業と言い、起業とかいうが、この国が文化や芸術を応援したり、金を出したりしたことはほとんどないのだ。

★ゆえに民間の勇士は常に血みどろになって戦い、矢折れ、刀つきて倒れてしまうのだ。

★何ともやりきれない気持ちでコレドを出た。

★本日これまで。お休みベイビー!また明日。

★もう一つおまけの雲一つない夕焼け、今日の富士


夕焼け富士11月
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theme : 雑記
genre : 学問・文化・芸術

ワークショップ

冬の夕焼け富士A

★写真は今日11月28日の夕方の富士です。

★さて、本日は夜、武蔵関にて次の公演の為のミーティングと、ワークショップをやりました。

★次の公演は明らかに着物乃至は浴衣を着る芝居なので、まず浴衣の着方の講習。

★その後、「吾が魂の八犬伝」の読み合わせをやりました。

★難しい漢字のオンパレードで、若い役者は漢字の読み方に四苦八苦。

★おそらく意味はとなるとほとんど理解の外という感じでありました。

★終わって飲みに行き、色々語りましたが、地理も歴史も曖昧で、いったい小学校で何を教わってきたのかと思われる若い子がいて、ほとんど飲みながら地理と歴史の教室のようになってしまいました。

★そんなこんなで今日も暮れたわけです。

★上の写真から15分程後の夕焼けが下の写真です。


冬の夕焼け富士B

★本日はこれまで。お休みベイビー!また明日。

theme : 演劇
genre : 学問・文化・芸術

来年からその先の事

モーターショー2013B

★写真は東京モーターショーの1シーンです。

★さて本日は午後台本のチェック。

★夕方新宿へ出て、芝居関係者のMさんIさん2人と会い、来年から再来年の芝居についての打ち合わせというか話をしながら軽んだ。

★まあ、こちらは、再来年どころか果たして倒れずに、今年の冬を越せるのかといったところだけれど、夢を見る権利というか自由だけはあるので、色々と語る。

★しかも語る相手が若い女性なら、なおさら心も弾むというものである。

★それはともかく、こちらとしては何としても若い人の持つエネルギーというか若さの源泉を拝聴して糧にしたのだけれど、いつものように自分ばかり喋りすぎて色々と聞き出したい事が山程あるのに時間が尽きてしまった。

★悪い癖だ。

★小生若い頃はこれほどまでに無口な人間がいるのかと思われるほど口が重かったのに、47.5キロの体重が70キロに増えた為なのか若い頃の反動か兎に角おしゃべりになってしまった。

★勿論その分だけ堕落したのである。

★人は多分寡黙な時の方が何にせよ、よりピュアーな良い物を作り出せるのだと思う。

★このブログがいい見本だって?ご指摘の通り。

★というわけで、本日これまで。お休みベイビー!また明日。

theme : 創造と表現
genre : 学問・文化・芸術

モーターショーを観に行く

ゆりかもめ

★写真はユリカモメの車窓から

★さて、本日は午後、3時過ぎからはるばる2時間かけて有明ビックサイトへ。

★東京モーターシヨー2013へ行ってきました。

★というのは1991年と1993年の幕張メッセで行われたモーターショーの日産セクションの車の原稿を書いたことがあって、何とも懐かしくなったからである。

★その後、2000年代に1度観に行ったときにはすっかり様変わりして、ほとんどダンス中心のシヨーになっていて驚いたことがある。

★というのは、小生が原稿を書いた頃は新車の脇に2人のフェアレディ―ガールが立って、AとBが掛け合いのような対話で車の説明をしていた。それが通例でその原稿を何本も書いた。

★書いたけれども当時は初めの年がバブルで、1年おいて次の年はバブルがはじけ、小生の下に居た原稿の下書きをする5人の人が一挙に無くなり、神奈川の日産の工場迄行って新車のレクチャーを受け、原稿を書くようなまでに変わったことである。

★女の子たちにもしゃべり方の稽古をやったのだが、初めの年はバブル絶頂で親父どもにもてていい気になっていたのか、平気で稽古で言い返したり「先生喋ってみてください」等と言っていたのに、1年たってバブルがはじけると稽古で女の子達は直立不動で「はい」「はい」という事を聞くようになった。

★ちなみに原稿料は15分1本が5並びでなんと555555円であった。

★その年私は生涯最高の年収(この先抜くのは多分難しいと思う)を手にした。

★まあ、同じ原稿でも良くも悪くも業界が変われば、基準のギャラの基本の桁が違う事を知った。

★そんなこんなでモーターショーも色々変わってきて、1人がしゃべるもの。ダンサーと司会の女の子のコラボとか、映像と1人の司会者の融合等様々なバリエーションがショー構成に増えていた。

★ただ演劇畑の人間から言えば、テンポ・リズム・構成等なんかちぐはぐで、ものすごい予算とライトと映像音響を使っていながら演出的には何とも未熟な感じがした。

★多分今も広告代理店の人達がろくにショーとか舞台の勉強もせずに構成したり演出したりしているからだろう。

★もったいない話である。

★7年後のオリンピックはの開会式などは大丈夫なのだろうか?総じて演劇的ショー的センスはヨーロッパ等に比べて、数段落ちている。

★それは教育を含めてそういう芸術的・演劇的教養と想像力が育っていないという致命的欠陥があるからだ。

★車は環境に優しく水素で走る夢の車等と煽ってはいるが、実際に排気ガスの出ない車が走る未来にはあと何年かかるのか?100年か、それまでには地球は滅びて亡くなってしまうかもしれない。

★まあ、そんなマイナスの懸念を持ちながらモーターショーを見に来ているのは小生だけだろう・・・・

★福島原発ではユーホーキャッチャーのような具合いで、核廃棄物を釣り上げて移しているが、「あっぬいぐるみをとりそこなった」では済まないのだけれど、そんな後処理の安全性すら考えないで、原発をどんどん開発してしまう人間の愚かさを考えるとげに恐ろしい。

★本日これまで。お休みベイビー!また明日。


モーターショー2013A

theme : イベント
genre : 車・バイク

部屋の片づけ途中まで

吾が家から見た紅葉

★写真は吾が家から見た紅葉です。

★夜、激しい雨と風がひとしきり渡って行ったので、近所の銀杏の木などは葉を散らしてしまったかもしれません。

★1995年に書いて夏に放送した「海狼伝」白石一郎作・高谷信之脚色のラジオドラマをPCにやっとの事①話と②話を取り込みました。

★これはテープがかなり劣化していて、しかもあるはずのコピーしたテープとMDがどこかにあるはずなのに見つからないので、試行錯誤しながらやっと取り込んだという具合です。

★これは当時ラジオ深夜便で放送された作品で、1回が30分で4回という作品です。内野聖陽主演の時代劇エンタティメントで中々面白い作品です。

★④と⑤は明日以降録音を試みようと思います。

★そしてそれから書斎の片づけをしたのですが、こちらも簡単には終わらず、せいぜい5分の1くらいのところで時間が来てしまいました。

★さて嵐の通り過ぎたた後、御同輩、特に地震に気を付けましょう。

★本日これまで。お休みベイビー!また明日。

theme : 雑記
genre : その他

さすが田無だね

田無駅前A

★写真は田無駅前のイルミネーションです。

★さて本日は午後、旧友の養成所で同期のK君と田無で会いました。

★K君は現在はレストランの支配人のような事を生業としているのですが、かつてはコマ劇場でダンサーとして踊っていて役者もやり、東宝の演出部にもいて芝居をしていた人物です。

★小生よりは4っつ下ですが、全く学んで来たコースも違い、芝居に対する考え方も初めは違っていたのですが、次第にその違いから学ぶことが増え、時にわが劇団の振付なども手伝ってもらった間柄です。

★しばらく彼も仕事が忙しく疎遠になっていた時期もあるのですが、この頃半年に2、3度会っては色々話したりするような具合になっています。

★彼が元コマ劇場で仕事をした演出家や、共演した様々な昔の芸人の話など聞くと実に面白く、話は尽きません。

★由利 徹、森川信、佐山俊二等数えきれない芸人との共演の話や、こちらは拙作のラジオドラマで出会った橋爪 功さんや西田敏行さん高畑敦子さん森繁久彌さん等の話というか芸譚等やもろもろの演劇、文学の話をしていると、時間が止まったようです。

★コーヒー屋を梯子して途中中華の飯を挟みながら、あっという間に5時間以上が過ぎています。

★それにしても流石は田無の駅前、イルミネーションが輝き、しかも六本木や表参道ほどではなく、控えめなのがとてもいい感じであります。

田無駅前B

★そんな訳で久しぶりに充実した1日を過ごしました。

★話変わって21万人を超える観衆で埋まった仙台での東北楽天の優勝パレード。

★これは大変ほほえましい話であります。

★特定秘密保護法案等、不穏な空気の流れる中、唯一の楽しい話題ではないでしょうか。

★本日これまで。お休みベイビー!また明日。

theme : 東京
genre : 地域情報

勤労感謝の日

富士11月23

★写真は本日の夕焼け富士です。

★さて、昨日ほとんど立ったまま2時間の講義をやり、その後生徒と軽く飲みに行ったりして、さすがに疲れて、本日はぐったりした。

★たったそれだけでというなかれ。齢70も後半に来ているのだ。

★おまけに寝たのが朝の5時、睡眠6時間程で目が覚めてしまい、ちよっと眠くもあり、気づけば勤労感謝の日。

★暦に合わせて休んだり、遊びに出たりという事は職業柄全くないのだけれど、最近都心へ出ての仕事が重なったので、今日は暦に合わせて、勤労感謝を勝手に自分だけでおこない、終日カウチに腰かけてテレビを見るともなく、見る。

★ほとんど頭に残らないが、唯一Eテレで深夜にやっていた寺山修司のドキメンタリーが面白かった。

★寺山に関しては小生は短歌と競馬のエッセーしか評価しないが、その2つに関しては本当に天才と言っていいと思う。

★ただ芝居や映画に関しては素人芸の少し上としか思えなかった。

★ただ色々な作品の陰に本来の自己を隠し、架空の自己「わたし」を作っていたことに少し興味を持った。

★愛憎が紙一重の母とのエピソードは、小生とも重なる部分があり興味をひかれた。

★それにしても47歳若くして亡くなったものである。

★今生きていて、スマホやパソコンの世界を寺山ならどう看破したのかと考えた。

★電車に乗れば90パーセントの男女がスマホや携帯をいじっている姿は異様であり、その異様さに気づいていない日本人はやはり個性的であろうとすることより、流行に遅れず、人々と同じ群れの中に埋没をひたすら望む民族なのだとあきれる。

★車窓の風景をみたり、乗客を観察したり、新聞や本を読んでいる人間は今ではへそ曲がりになる。

★おかしな国だ。小生、何がなんでも人と同じは嫌である。

★したがってそれはへそ曲がりとみられる。

★本日これまで。お休みベイビー!また明日。

theme : 健康で元気に暮らすために
genre : 心と身体

テレビ朝日アスクの講座

六本木ヒルズA

★写真は冬近い六本木ヒルズです。

★さて、本日はテレビ朝日アスクの放送作家講座の日。

★約1と月ぶり2回目の講座である。

★先月第1回目は具体的なラジオドラマの書き方から入ったので、今回は主に「何を書くべきか?」つまり世界観とその真ん中にあるべき自己とか、欧米の文化と日本の文化、あるいは芸能の発生の違い。

★宗教の差などについての総体論を含めて語り、生徒各人の今抱えている課題を聞き取るという事などを中心とした授業とした。

★終わって、近くのサイゼリアに5名程と共に行くが満席、しかたなく、居酒屋新鮮組で、軽く飲みながら語る。

★今回の生徒は比較的純粋な子が多い、中には新幹線で大阪から毎週講座を危機に来る生徒などもいて、頼もしい。

★年明けには課題の短いラジオドラマを書いてもらう。問題はどれだけ書くセンスがあるかどうかという事だ。

★1年の内、前期後期と生徒は入れ替わるのだが、期によって、恐ろしくレベルの高い期と低い期がある。

★今回はどちらか?楽しみでもある。

★金曜日の終電に近い電車はものすごく混んでいる。まして、連休前等だと、若者で東京はあふれかえる。

★若者は遊ぶのもいいが、若いうちにもっとひたすら勉強すべきなのにと思うが、そういった傾向はほとんど今のご時世にはない。

★この怠け者の小生でさえ、若いころは酒も飲んだが、1日1本と決めて、400日くらい毎日戯曲を別に劇作家になろうとは思わず(その頃役者をやっていたので)に読んでいた。

★後年ドラマツルギーの授業は何も受けなかったが、戯曲やドラマを書くことになって、そのことがずいぶん役立っていた。

★知らず知らずの間に戯曲の書き方が躯の中に落ちていたからだ。

★光陰矢の如し。人生は短い。つい先ほど20歳だった小生も古希になってしまった。まだまだ小僧だけれど゛、20歳の小僧だったのは半世紀前だが、あっという間の50年であった。

★青年よ勉強しとけよ。遊ぶのは逆にいくつになっても遊べるんだぞ。

★と行くあてのないモノローグを胸の裡でつぶやきながら夜半、電車と自転車に乗りついで、家にたどり着いた。

★本日これまで。お休みベイビー、また明日。

★以下は本日の夕焼け富士です。


煙突の向こうの富士


theme : 創造と表現
genre : 学問・文化・芸術

2014年6月公演決定

夕焼け富士のシルエット

★写真は今年の秋初の、夕焼けの富士のシルエットです。

★さて、本日は夜高円寺の明石スタジオに行き、正式に劇場と契約を交わしてきました。

★よって2014年6月の公演が決まりました。

★時 2014年6月26日(木)~6月29日(日)

 於 高円寺明石スタジオ

 演目 「吾が魂の八犬伝」作・演出高谷信之です。


★これは、高谷作品の中でも唯一と言っていいほどのストーリー性の高い分かり易い作品で、戦前の大衆演劇の一座が怒涛のようになだれ込む第二次世界大戦の真っただ中で、八犬伝を打ちながら日本の涯から満州まで流離っていく物語です。

★演劇集団八騎人の後期の作品で、今回構想も新たに書き加え改訂して作り上げる舞台です。

★どうぞ、ご期待ください。

★前売り券発売は4月後半ごろになる予定です。

★なお、キャストスタッフに関しては若干名の募集を行っています。年齢30歳までの方で、興味のある方はEメール等でお問い合わせください。

★と言ったわけで、本日は明石スタジオの管理人Aさんと久々の旧交をあたため、飲みました。

★Aさんは八騎人での「吾が魂の八犬伝」公演では役者で出演していたので、色々と話が尽きない一時でした。

★鷺宮で店をやっている当時の仲間Hさんの処へも繰り出して、1時間程3人で話しました。

★何よりも、躯のメンテナンスをしっかりして、来春からの稽古に備えたいと思います。

★とりあえず、本日はこれまで。

★お休みベイビー!また明日。

★もう一発今度は富士の遠景を!


夕焼け富士遠景

theme : 演劇・劇団
genre : 学問・文化・芸術

脚本家ニュースの校正

新宿西口のビル

★写真は新宿西口モード学園コクーンタワーです。

★さて、本日は午後六本木の日本脚本家連盟へ行き、脚本家ニュースの校正をしました。

★意外に早く終わり、新宿へ。

★ブックオフで、CDとDVDを買ったのですが、またやってしまいました。

★ハンフリー・ボガードの「三つ数えろ」が250円なので、買って帰ってきたら家にあったというお粗末。

★ここ2,3年、本やDVDを間違って二度買ってしまう事が多く、そういう自分にうんざりする。

★逆に必ずあったはずの、先日見た芝居の原作山田風太郎の「幻燈辻馬車」の本が出てこないのである。

★二重本棚の奥の方まで確かめていないのでまだわからないが、必ずあるはずの本がない。

★本棚の中を作者別などに分類整理していないからだが、こういう何かを探す時間が多すぎる。

★アンナカリーナをグレタガルボ版とヴィヴイアン・リー版の2本を各250円で買ってきたのが収穫と言えば収穫だけれど、色々とやることが多く、いつ落ち着いて比較して観れるのかというありさまだ。

★夜、久々にラジオドラマのSDカードへのダビング日曜名作座大佛次郎昨・小生脚色「冬の紳士」①~④で1995年11月19日11月26日12月3日12月10日に放送された作品である。

★本日はこれまで。おやすみベイビー!また明日。

theme : 印刷・デザイン
genre : 学問・文化・芸術

燐光群の芝居

ようやく見えた富士

★写真はようやく久しぶりに見えた富士。

★さて、本日は喪中の葉書をやっとの事とりあえず200枚印刷して、送る。

★多分これでは足りないと思うのだが、年賀状が来たら、欠礼の返事を送るしかないと一応線を切った。

★夜、高円寺の座・高円寺1へ燐光群の坂手洋二作・演出の「ここには映画館があった」を観に行く。

★2時間20分の長編で、休憩がなかったのでいささか長い感じがした。

★作者のこだわりの1976年の街、そしてその年の映画館がちょっと伝わりきれていないのと、実に見事な映画館の客席の列を観客の方に向けるセットと、その空間の中で繰り広げられる幻想と現実の交差は作者独特の世界なのだが。

★出来る事ならもう少し焦点を絞って練ってほしいという贅沢な感想を抱かせてしまう舞台だった。

★坂手さんも年2~3回の新作を次々と書いて上演しているのだけれど、どうも日本の新作絶対の演劇状況が、かえって劇作家としての質の粗さを招いてしまうような気がしてならない。

★もう何か月かこの作品を練って絞り込んで上演したら、まちがいなく後世に残る芝居になっただろうと推測すると何とも惜しい感じがする。

★また、主演の女優さん3名がキャリアのある俳優さんを配した為か、あるいはそれ以外の意図なのか、途中からセーラー服を着て中学生として長く演じるのは違和感があった。

★これは若い頃の部分は若い女優さんにやらせた方が、しっくりいったのではと思った。

★それにしても、質の高い芝居を持続的に打ち続ける燐光群の活動は驚嘆に値する。

★終わって、偶然観に来ていた批評家のYさんと久しぶりにコーヒーを飲み1時間程色々と語る。

★まだはっきり発表はできないが、2015年の春頃、この座・高円寺で公演をやる計画が進んでいるので、改めて、決意を胸の内に込めつつ、今日の舞台を観た。

★久しぶりに富士が顔を出したが、季節的に夕陽のダイアモンドヘッドは時期を過ぎてしまったかのようにも感じられる。それが以下の写真である。


夕陽と富士

★そんなわけで、本日これまで。お休みベイビー!また明日。

theme : 観劇
genre : 学問・文化・芸術

秋の多摩湖

多摩湖秋A

★写真は11月18日の多摩湖です。

★午後、喪中葉書の印刷やら、「吾が魂の八犬伝」の台本の印刷校正などに追われ、4時少し前、自冶会の事務仕事が終わった家人をせかせて、久しぶりに多摩湖の丘の麓へ自転車で行く。

★そこからしばらく歩いて多摩湖の入り口の下へ。

★石の階段を上るがかなりきつい。年か・・・・

★月曜日なので、比較的人は少なかったけれど、それでも色々な世代の人達が来ていた。

★やはり多いのは犬を連れた人。中には5匹もの犬をつれた若夫婦等も多摩湖の堤防の上を歩いていた。

★ただ、年々犬が小型化していて、大型の犬がいなくなったような感じがある。

★昨日のTVの番組で1年間に17万頭以上の犬猫が殺されているというドキメンタリーを見た。

★そのことにたまりかねた女子高校生が殺されて骨になりゴミとして捨てられる犬の骨をもらってきて、泣きながら煉瓦で砕き土と混ぜて鉢に花を咲かせ、「犬も命なんです。どうか犬を捨てたりしないでください」と訴えていた。

★ペットを飼うのはいいが、何の理由か知らないが、人間の事情でそれらを捨てるのは・・・・。

★とはいうものの、50年以上前、静岡から夜逃げのようにして横浜の菊名の6畳のアパートにわが一家6人が越してきた時。

★飼っていた犬を弟たちが必死になって貰い手を探したけれど、誰ももらってはくれず、泣きながら結局保健所に渡しに行ったことがある。

★その時小生は別の処に住んでいて、6畳のアパートにも住まなかったし、飼い犬の事も立ち会わなかったけれど、何とも思い出すたびに悲しくいたましい事で、せいぜい芝居にするくらいしかできなかった。

★であるからして、犬や猫を捨てるなとえらそうには言えない。言えないが、17万頭の命が毎年殺戮されている現実は何ともやりきれない。

★まあ、犬猫より人間が人間を捨てたり殺したりしている世の中、そこまで考えると本当に暗くなってしまうので、この辺でやめる。

★本日これまで。お休みベイビー!また明日。

★もう一つ本日(昨日)18日の我が家からのかすんだ空の光景を以下に。


11月18日かすむ西空

theme : 暮らしを楽しむ♪♪
genre : 日記

熱海殺人事件ON上板橋

綺麗な普通の夕焼け

★写真はやっと普通の夕焼けになった今日の夕景。

★さて、本日は夜、上板橋のGREEN DOORでつかこうへいの熱海殺人事件を観に行った。

★小さなライブハウスでグランドピアノがおいてあり、30人入ればいっぱいという空間。

★時々男優の人たちがセリフをとちったり、素になりかけたりして、しんどい部分があったけれども、何とか芝居としては成り立っていた。

★中でも紅一点I・Nさん(あえて仮名にする)の水野刑事が秀逸であった。

★全体の役のイメージもきちっと捉えていて素晴らしいのだが、特にその声に独特の艶があり、セクシーなのだ。

★才能のある女優さんを見る事は楽しい。

★こちらがバテナイ内に是非一緒に芝居が出来たらと思うのであります。

★終わってライブハウスなので役者との歓談が出来るのだが、こういうのが苦手なので挨拶だけして早々に会場を出る。

★昼間は次回公演の台本のチェックに忙しく過ごした。

★冬の日はあっという間に落ちてしまう。

★夕焼けが普通な状態になるとほっとするが、地震の方はどうなのか。

★本日これまで。お休みベイビー!また明日。

theme : 演劇
genre : 学問・文化・芸術

そして地震がきた。

11月14日

★写真は11月14日の夕景。
11月15日怪しい夕暮れ

★上記写真は11月15日の夕暮れ。
11月16日怪しい夕暮れ2

★上の写真が11月16日の写真です。

★そしてやっぱり地震がやってきました。16日夜千葉県西部震度4。そして念の為気象庁の地震速報をクリックすると、何と16日の朝4時56分から17日の0時50分までの間宮城県海岸、茨城県そして千葉県北東部等合わせて、11回の地震があったとある。

★勿論中には震度1あるいは2というものも交じっているが、これはちよっと素人目にも多すぎるのではないだろうか?

★このうち体感できた揺れは3回なのだが、何と11回も関東東北地方で地震が起きているという事は本当に大丈夫なのかという感じがする。

★この間九州南部でも16日震度4くらいの地震があった。

★3日続けて怪しい地震の前兆のような夕暮れの空である。

★大きな地震が来ないよう、貧乏人は移動も出来ず祈るだけだ。

★さて、本日は先日プリントアウトした台本に不備があったみたいなので、改めて「吾が魂の八犬伝」のチェックやり直しを1日中やった。

★パソコンで注意しなければならないのは、同じ原稿を改訂後と改訂前を間違えて、今回改訂前を印刷して2人の人に渡したらしい。

★改訂前とそれほど違わなければよいのだけれど、改訂以前の原稿は実は人に打ち直してもらったもので訳あって、誤字脱字がはなはだしいのだ。

★そんなミスの為、およそ2日がかりでこれを直した。大変なことである。

★本日はこれまで。お休みベイビー!地震にはくれぐれも気を付けろよ。又明日。

theme : 雑記
genre : その他

前進座公演赤ひげ観劇

ベランダのサフラン

★写真はベランダの鉢植えに咲いたサフランです。

★さて、本日は夜国立劇場の小劇場へ前進座の公演「赤ひげ」を観に行きました。

★山本周五郎の原作で、なるほど前進座の470回を超える舞台であり、大変練られた作品を堪能できました。

★ただ脚本的に言わせてもらえれば、もっと話が整理出来、テンポを上げる事が出来るのではないかと思ったのと、ベテランに比べて若手がちょっと演技的に薄くなっている感じがしました。

★これはずいぶん前に見た時の前進座の公演に比べてです。

★また娘役がわたしというべきセリフを、昨今の若い娘が発するようにわたしぃー、わたしぃーとまるでサザンオールスターズの桑田圭祐のような発音をしていたのはなんとも艶消しで、「前進座、お前もか」というような感じがして残念でなりませんでした。

★昨今はNHKの女子アナウンサーもわたしと発音できず、わたしぃーと英語発音風にしか発音できない女子が増えています。わが劇団でも矯正しているのですが、なぜか子供のころから私の事をわたしぃーと言っていると中々直らないものです。

★特にラジオドラマ等でも、わざと現代風に言わせるわたしぃーは別として、わたしぃーが耳に着くと職業柄ぞっとします。

★しかしそうしたことに気づき、なおして行こうとしていないどうでもいいという風潮が困ったものだと思います。

★やはり、日本語は世界一繊細な言語と思っていますから、死にざまではなく生きざまとかいう間違った使い方や、私の事をわたしぃーと発音して誰のことかわからないなぞという事は気になって仕方がありません。

★それはともかく、やはり、新劇とも小劇場とも新派とも歌舞伎とも違う前進座の芝居を久しぶりに見られて(間違っても観れて等と言うなよ)良かったと思います。

★3人程の知り合いと見に行ったのですが、終わったのが遅く9時半を過ぎていたのと、金曜日でやたらに街が混んでいるので、飲むのはやめて、半蔵門の駅で別れました。

★それにしても高田の馬場や新宿では週末旅行に行く人なのか、やたらゴロゴロとむ引きずる可動式のトランクを引っ張っている人が多い日でした。

★でかいトランクを引きずるのは構わないけれど、もう少し周囲に気を使えよと言いたい。

★かえって気を使って歩いているのは、トランクを引きずる周りの人達だという事は、驚くべきことです。

★お互い自由なんだという事ははき違えられて、街ではそれに代わって何と自分勝手が横行している事でしょう。

★お休みベイビー!本日はここまで。また明日。

theme : 演劇
genre : 学問・文化・芸術

コレドシアターの幕降りる

コレドシアターの終焉

★写真はコレドシアターの最後の公演の後、語る桃井章さんです。

★さて、本日は夜11年に渡って乃木坂で営業してきた、シアター&カンパニーコレドがこの17日にクローズするということで、オーナーである桃井章氏の作演出による最後の公演「パラソル」を観に行った。

★浜田 晃さんと滝沢めぐみさんの二人芝居で、大きなパラソルに閉じ込められた老人と若い女あるいは少年の織り成す、エロチックファンタジーと言った芝居で、男の老人の夢とロマンを歌い上げたような作品で、中々面白い芝居だった。

★終わって浜田さん桃井さんその他のお客さんと飲みながらしゃべる。

★浜田さんは、小生の1級上野早稲田の先輩で、50年ほど前に小生は彼の舞台を見ていた。

★早稲田の自由舞台でやった大隈講堂での公演チェホフの「三人姉妹」である。

★新劇団自由舞台で俳優をやりながら劇団こだまで演出をやっていて芝居づけだった小生の20代前半の頃が思い出されるとともに、昔の学生の頃の話で盛り上がった。

★このコレドは10年程前、わがギルドが「誰?」という小生の作・演出の公演を57回ほど週一そして月一で打ち続けた劇場であり、実にこれが無くなってしまうとは懐かしくもまた残念なことである。

★その他「枝の上の白色レグホン」や「眠れ愛しのリリー」等の公演を入れると、70ステージ近くは公演している。

★桃井さん本人も自ら言っていたが、芝居としては今回の公演は有終の美を飾られたのではなかろうか。そういう出来の舞台だった。

★夜11時頃2度と来ることはないであろう、コレドの階段を上り乃木坂の駅を後にした。

★季節は冬に向かって一直線である。

★本日これまで。お休みベイビー!また明日。

theme : 演劇
genre : 学問・文化・芸術

編集~落し物受け取り~観劇

中央公園の夕暮れ

★写真は東村山中央公園の夕暮れです。

★さて、本日は午後六本木の日本脚本家連盟で、月に一度の脚本家ニュースの編集。

★月に一度この仕事をしていると本当に一月はあっという間です。

★終わって、Kさんと地下鉄日比谷線で上野に。小生は数日前地下鉄の網棚に忘れた忘れ物が見つかったとのメールをもらい、それを取りに「東京メトロ忘れ物総合取扱所」へ。

★ありました。完璧な形で忘れ物があり、しかも、それを取りに行く六本木~上野までの地下鉄運賃は証明書を書いてくれて運賃ただという至れり尽くせりでした。

★本当はこちらの不注意で網棚に置き忘れた物。それをキープしたり、メールを打ったりという手間と人手などを考えれば忘れた者がいくらか負担しなければならないはずなのに、なんという親切でしょう。

★小生深々と頭を下げ、忘れ物をおし頂いて取扱書を出ました。

★そこに忘れ物を取りに来ていた、3,4人の人たちは気の所為か、当然のように忘れ物をもらって帰って行ってるようでした。

★届けてくれた人、それを運んで保管してくれた人、こちらの問い合わせメールに返事を打ってくれた人、取扱い業務の窓口の人全てに感謝するとともに、日本はまだまだいい国だと思いました。

★その後池袋に出て、グリーンシアタービッグツリーで劇団俳小の山田風太郎原作の「幻燈辻馬車」を観ました。

★思わず買ったままで読みかけで、なんか拍子で読むことを途中でやめてしまった原作を、改めて読みたくなったような舞台でした。

★終わって知り合いと軽く1杯飲んで帰って来ました。

★長い一日でしたが、なんとなく楽しい1日でした。

★網棚に忘れたものは何ですって?

★それは小生に取っては実に大切なものですが、拾った人からみたら、なんてことない代物なので、あえて書きません。

★でも良かった。

★お休みベイビー!また明日。

theme : 創造と表現
genre : 学問・文化・芸術

作品チェック

彩雲10月9日A

★写真は10月9日の彩雲です。虹が太陽の周りに輪になっていてめずらしい光景です。撮影友達のOさん。

★さて、本日はほぼ決定した次回公演の台本のチェックと、これも2015年に上演予定の台本を同時にチェックしました。

★チェックはとても多くの時間がかかり、印刷出来るような原稿にしなければならないからです。そして、脚本の印刷も3部程行い、1日が暮れました。

★木枯らし一番が吹いて、なるほど、外はもとより、室内も真冬のような寒さで、部屋の中に居てもセーターの上にフリーズを着るような寒さです。

★公演と言ってもまだ半年以上あるのですが、人集めや宣伝、それにワークショップ(この言葉は是非とも芝居なのだからプレーショップに改めたいものです)等を始めていかなければなりません。

★若ければ短期間に集約して一気にエネルギーを爆発という手も通用しますが、体力のない分時間を多くかけて芝居をやっていかねばならないのであります。

★そんなわけで、次々人に会ったり色々と忙しい年末へ突入していきそうです。

★本日これまで。お休みベイビー!また明日。

theme : 創造と表現
genre : 学問・文化・芸術

木枯らし1号の日に

虹11月8日

★写真はOさんからいただいた虹の写真です。

★さて、昼過ぎ一点俄かに掻き曇り、横殴りの北風と雨。

★あっという間に晴れたかと思うと・・・・

夕方の黒雲A

★御覧の雲が西の空にそして数刻後には

夕方の黒雲B

★右手のトラが追いかけて、サーフボードに乗った犬が逃げているかのように見える雲に代って・・・・

★やがて、木枯らし1号が吹いてきた様子。

★その中を自転車に乗って駅へ。

★駅から電車で武蔵関の駅へ向かい、本日の稽古場へ。夜7時から我が劇団のミーティング。

★色々と話し合いの結果なんとか2014年の公演の会場と時期を仮決定した。

★正式に決まり次第告知します。

★終わって、劇団員のTと暫し飲みながら色々と話す。

★木枯らし1号が吹くと急激に寒くなり冬になるという。

★なるほど帰り道の自転車は流石に寒かった。

★本日これまで。お休みベイビー!また明日。

theme : 演劇・劇団
genre : 学問・文化・芸術

秋の深さ

アビ2

★写真は赤い部屋の中のアビです。

★さて、本日は早朝7時28分頃に地震でおこされ、TVで震源地を茨城県と確かめて、また寝ました。

★しかしながら、割合すぐ目覚めてしまい、睡眠不足でのお目覚め。

★カウチに腰かけながらウトウト。

★夕方家人が帰ってきた後、久しぶりに友人来訪。

★色々話しながら、楽しい時を過ごしました。

★外は本当に冬並みの寒さ。

★あっという間にあの嬉しくいい感じの秋は素通りしていったようです。

★それにしてもこの眠さはなんなのだろうか?本日は風呂に入って寝る事にします。

★お休みベイビー!また明日。

theme : 暮らしを楽しむ♪♪
genre : 日記

竹馬の友と再会

銀座11月

★さて、本日は午後ホテルオークラのロビーで3人で某仕事の打ち合わせ。

★その後その中のKさんと場所を移してお茶とkさんはお酒で、更に2時間程打ち合わせと雑談。

★夕方銀座へ出て、銀座8丁目の鮨屋で竹馬の友3人と会う。

★小生を含めて中学時代からのある塾を通しての友達で1人のs君は大学を出て、ペルーへ渡り、車のディーラーで成功した人物で、5年とか3年に一度日本に帰ってくる。

★その時に合わせて、東京で会ったり、静岡で会ったり(元々は静岡時代からの友なので)する。

★もう一人のI君は横浜で水産加工の会社を興し、大きな会社にして、今は引退して名誉職をやっているし、もう一人のT君も会社は引退して、家庭菜園をやったりしている。

★まあ、小生だけが倒れそうな自転車操業で本を書いたり色々教えたりと忙しい日々を送っている格好だけれど、あって話を聞くと、それぞれに病気やら、親近者の大変な介護とかさまざまな困難もそれなりに味わっている。

★話は尽きないわけで、あっという間に2時間半が過ぎてしまった。横浜の奥から来た者が時間なので、名残惜しいが、再会を約して別れた。

★なるほど楽しい時はあっという間に過ぎていく。

★この年になると次はいつまた会えるのかとか?これが最後かとかつい考えてしまうが、それは思わない事にする。

★思えば12歳の頃出会っているのだから、実に58年前からの知り合いという事になる。勿論高校とか大学時代等互いに別れ別れになり、会わなかった時期もあるけれど。

★話せばいつでもいたずら小僧に帰れるところが素晴らしい。

★そんなこんなで、忙しいけれど、楽しい一時を過ごした1日だった。

★本日これまで。お休みベイビー!また明日。

theme : 日々のつれづれ
genre : 日記

秋の中央公園

銀杏の木

★写真は銀杏の木です。

★さて、本日は昨日贈賞式の会場で、運動の為もあって2時間半立ち続けたこともあってか、眠くて眠くて仕方がなくこれも年かとカウチでうとうとグテグテしていたのですが、4時頃帰ってきた家人に促されて中央公園まで自転車で。

★自転車を止めて、公園の花を見ながら、ゆっくりと1周しました。

★季節を間違えたのか、あるいはこの季節の桜なのか寒桜が咲いていました。

11月の寒桜


★ちょっと寒いけれど、散歩には一番いい陽気で久しぶりにのんびりとしました。

★明日はちよっと色々忙しいので、早めに(といっても午前2時頃に)寝ようと思います。

★本日これまで。お休みベイビー!また明日。

theme : 思うことをつれづれに
genre : 心と身体

テレビ大賞贈賞式

表参道界隈

★写真は表参道界隈の夜景です。

★さて、本日は夕方6時半よりNHK青山荘で、創作テレビドラマ大賞の贈賞式とあわせて同じくラジオドラマ大賞の受賞のお披露目会が行われました。

創作テレビドラマ大賞

★大賞1篇佳作2編の表彰と4月に表彰したラジオの大賞1篇佳作1篇奨励賞2編のお披露目でした。

★放送作家協会会員。シナリオ作家協会会員。NHK担当プロデューサー、ディレクター等50人を超える方々があつまり、賞を受けた新人たちのお祝いです。

★まあ放送作家としての門出で、勿論1作だけでやめてしまう人や2,3作書いてやめてしまう人もいますが、何人かは未来のラジオドラマ・テレビドラマの作家として生き残っていってもらいたいと思う次第です。

★小生も準備なく突然喋らされたので、「己と向き合っていく仕事なので大変です。頑張ってください・・・・」となんとなく纏まりのない挨拶をしました。

★終わってから2次会。若くこれから夢を持って突き進んでいく人たちと色々話せて楽しい一時でした。

★ラジオの会が無くなってから、こういう表彰式の時だけしか、プロデューサーやディレクターの方々と色々話をしたり、交流したりする機会が少なくなったので、なんとか若い人たちの為にもこうした交流の機会がもう少し増えればと切実に思いました。

★終わって、帰り着くと0時はとっくに過ぎていました。

★本日これまで。お休みベイビー!また明日。

theme : 創造と表現
genre : 学問・文化・芸術

一勤一休~一勤二休

夕焼けの間の富士

★写真は雲にサンドイッチされたような富士の頂です。夕焼けは多少明暗の加工をしています。

★さて、本日は訳あって人様のラジオドラマのテープを3っつ程聞き直しました。

★その他はこれと言って、何もなく外出もしなかったで、近頃は一勤二休から三休のような日々になり、つい一年程前まで掲げていたキャッチフレーズ「世界一忙しく世界一年収の低い劇作家」は返上し。

★「一勤二休世界で一番年収の少ない劇作家」と変えなければならないようになりましたが、これもあまりぱっとしないので、キャッチフレーズは考え中です。

★昨日ヘモグロビンA1cが下がったのに安心したのか、もう運動もしない一日を過ごしてしまいました。

★また今日だけ特別と、大好物のショートケーキを家人が買ってきたものだから、余計駄目な一日でした。

★唯一良かったのは、静岡に住んでいる親友のA君としばらくぶりに電話で話せたことが本日の収穫でした。

★年なのかスケジュールの所為なのか、このところ一日外へ出ると二日休みというような日が続いています。

★勿論物書きとしては家にいる時も勤務なので、仕事をすれば内に居ても構わないのですが、悪い癖でどうも締切に追われないと色々構想はあっても次々に書いて先に進むという事が出来にくくなっています。

★その辺が正に問題なのです。

★体力と意欲と、つまり心と躯のバランスの問題を抱えたまま、秋の短い日はあっという間に暮れていきます。

★サー、風呂に入って寝るかな。

★お休みベイビー!また明日。

theme : 思うことをつれづれに
genre : 心と身体

ヘモグロビンA1cの値

11月大泉の里

★写真は夕暮れの大泉の里です。

★さて、本日は月に一度の検診日。

★ヘモグロビンA1cが6.6に下がりました。何年ぶりのことか忘れましたが、本当に嬉しい検診日となりました。

★国際基準が今年見直され、健康人の上限がが6.5になったのですから、薬を飲んでるとはいえ、よくぞ6点台に下がったと思います。

★空腹時血糖値も115まで下がりました。

★思えば、食事の初めに野菜をまず食べて、出来るだけ炭水化物の米やパン、うどんなどを少なくしてかなり頑張って来ました。

★相変わらず運動はやや少ないのですが、それなりに工夫して体を家に籠っている時も動かすようにしてきました。

★まだ完ぺきとはいかず、これからが大変ですが、何としても6点台をキープしていきたいと思いました。

★先月は色々と躯の不調が続き、参りましたが、なんとか占い通り(ホントかよ?)12年に一度の元気のいい月になり、好調です。

★胃のバリュウム検査も異常なしという事で、随分前十二指腸にあった良性のポリープも完全になくなったようです。

★あとは寒さに向けての朝方の血圧だけが心配なので、これに十分注意したいと思います。

★好事魔多しと言いますから、殊更気を引き締めてアト2か月で終わる今年を乗り切りたいと思います。

★と言ったわけで、本日これまで。お休みベイビー!また明日。

theme : 病気・症状
genre : 心と身体

芝居見物

夕陽10月30日C

★写真はいささか旧聞(旧景?)に属しますが、10月30日の夕日です。

★さて、夕方出かけようと自転車に乗った途端、空は青いのにまたパラパラと降りかかる雨。

★どうも、雨の日にいや買って店の外へ出た途端に雨だった為なのか新車に乗ると雨の癖がついてしまっている。

★観劇先の王子についても雨。午前中で止むって言ったんじゃなかったのかい気象庁!と呪いながら王子のキオスクで515円の残っていた最後の傘を買う。帰りには雨は止んでいて、傘の買えなかった子供時代を思うとこの515円の傘が悔しくて仕方がない。

★帰りも雨なら買ったことは許せるのに。

★本日は王子小劇場でGORE GORE GIRLSの 「つかまえてごらんなさい箸」西山 雅之作・演出の公演を観る。

★創立3年で9回公演とはよくやっていると思う。

★西山は劇団ギルドに居たが3年半ほど前にやめて、その劇団を作った。

★何気ない日常の中にあるコアな人間たちを描く作品が多く、楽しく笑ってもらい、出来ればズーンと胸に落ちるものを問うのが目標らしい。

★しかしながら、こちらが錆びついているせいか、他の客は笑っているのだかどうも笑えるところが少なく中々理解できないところが多い。

★理解できないのは登場してくる人間と人間のつながり方の描き方が笑っていいのか、真剣にとらえた方がいいのか分からないのだ。

★そんな彼の世界観は相変わらずで、そういう彼の作品の舞台とそれとは違う小生の舞台が2つあることが良いのではと一時期1年の内、彼の舞台を1本小生の舞台を1本とギルドは公演してきたのだが、結局別れたわけである。

★月日の経つのは早く、この劇団創立の時に生まれた彼の可愛い御嬢さんがもう3歳で、劇場にお母さんと来ていて、話が出来た。

★いずれにせよ、失った年月を数えてもむなしい。

★道はそれるが、今登場をトジョウと打って途上とか登城などが出ていて、登場がPCの変換の辞書で出てこない。
トウジョウと打つと登場と出てくる。

★アカテンといいトジョウといい、メイテン・トウジョウ等と言う芝居の誤記が多い。こういう過ちはどこへ届ければ訂正されるのか?まったくもって芝居用語を使う頻度が低いとはいえ許しがたいことである。

★やはり芝居には基礎勉強をしっかりと学ぶ必要があり、それを確固として文化の中に位置づけなければだめだ。

★若いころは河原者の怒りと矜持みたいなもので演劇をやってきたが、それでは日本の演劇は駄目だとずいぶん前に確信した。

★西山の芝居を観て、元ギルドであるが故厳しい批評になった。

★でも良く行動的に頑張って舞台を作っていることはとても評価したい。

★本日はこれまで。お休みベイビー!また明日。

theme : 観劇
genre : 学問・文化・芸術

楽天日本一

11月初めの空

★写真は11月初めの空です。

★さて、東北楽天イーグルス優勝おめでとう!

★今年はイーグルス優勝でよかったと思います。ジャイアンツは来年もあることだし、東北大震災から3年近く、まだ復興には程遠いと思うけれど、せめての喜びを分かち合えたのが何よりです。

★福島の原発の現状を考えると決して楽観は許されないし、大変なことなのだけれど、なんか東北にも嬉しいことがないとと思います。

★さて、本日のダビングはNHkFMのアドベンチャー「モンテクリスト伯爵」エドモン・ダンティス作・高谷信之脚色全15回×15分。1996年1月15日~2月2日までの月~金。

★NHKFMアドベンチャー「フルネルソン」永倉万治昨・高谷信之脚色全10回1997年10月20日~10月31日の2つです。

★「モンテクリスト伯爵」は同主演の内野聖陽で後にこれは文学座の舞台になるのだけれど、実はこのラジオドラマがもとになっているのだが、原作は文庫本で6巻か7巻の大長編なのに、選択した場面が小生の書いたラジオドラマの脚本と舞台は全く同じだったという信じられない事態が起きる。

★これにはあきれて、文学座の公演を訴えようと思ったのだけれど、現実的に考えれば偶然そうなっただけと開き直られたらそれまでなのと裁判にかける金も暇もなかったので諦めたといういささか苦い結末になった。

★「フルネルソン」は60年代のレスリング部の部活と苦い初恋の話なのだけれど、電話も家電しかなくて、手紙のやり取りを男女の生徒がするという、もどかしいけれども懐かしい時代の青春で改めて自分で聞いてもとホロリとする。

★残念な事に作者の永倉さんは比較的若く亡くなってしまい、残念な事である。

★本日は雑誌の片づけなど主に上半身の運動のみで終始する。

★本日はこれまで。お休みベイビー!また明日。

theme : 今日の出来事
genre : 日記

秋の早足

11月の初めの空

★写真は昨日11月2日の空。

★さて、本日の連続ラジオドラマのダビングは「警官嫌い」エド・マクペインの87分署シリーズの第一巻の脚色で、10分×10回のシリーズです。

★山口崇さん平淑恵さん最近ブレークしまくっている高畑 淳子さん等の出演で、87分署シリーズは膨大なシリーズで、ニューヨークに擬したアイソラという架空の街の警察署の群像をリアルに描く作品で、小生も好きな警察小説だったので、張り切って書いたのを覚えています。

★1984年7月9日~20日までの月~金に放送された作品で、小生41歳の頃の作品です。

★ところどころテープが自分で録音したため、欠けていたり、テープがすでに駄目になっている部分もありますが、そういう事を含めて懐かしい作品です。

★さて、夕方打ち合わせの為近くへでかけ、日本シリーズを見たのは後半の8回でした。

★楽天の田中将大投手が31回目にして今年初めて負けた試合で、残念ではありますが、日本シリーズの第6戦迄シリーズの始まりから1敗もしなかったという事は驚異的な偉業で、かえってこの事で野球ファンの心に深く刻まれるのではないでしょうか。

★2点差で巨人が勝って、明日の決戦はますます目が離せなくなったようです。

★夜冷え込んで秋の進み具合が恐ろしく早いようで、寒気がしたので室内でもフリースを一つ足しました。

★そんなところで本日これまで。お休みベイビー!また明日。

theme : 今日の出来事
genre : 心と身体

電話、電話・・・・

11月の水槽

★写真は久々家の水槽のフナと口ぼそ達。

★さて、本日は午後仕事の事で連絡があり、それを伝える為に6本の電話をして、留守電に入れて電話を待ったり、そのほか2本ほどの電話をしたり返りの電話があったり忙しく短い秋の日は暮れてしまったような感じです。

★夕方家人と自転車を連ねて近くのダイエーへ買い出しに行き、タンメンを食べ2階の書店で旧約聖書の図鑑というか、図版の本を買い、食品を買って帰って来ました。

★電話の忙しい中、本日のダビングは、檻 北方謙三作・小生脚色のハードボイルドの15分10回で1989年6/20日~7/1日までNHKFMのアドベンチャー枠で放送された物です。

★故原田芳雄さん、そして立川三貴さん三谷昇さん金沢みどりさん等が出演しています。北方謙三さんの危険な夏とともに、脚色作品の中ではハードボイルドの好きだった小生としては気に入っている作品です。

★その後、改めてラジオドラマ作品集のリストを途中まで書き加えたりして本日は終わりました。

★天気は良いが、どんどん日が短くなっているような気がします。まるでわが人生と同じように。

★本日これまで゛。お休みベイビー!また明日。

theme : 雑記
genre : その他

劇団ミーティング

夕焼雲

★写真は10月30日の夕焼け雲です。

★さて、今日は10月31日。十月も終わりました。

★夜、参宮橋で久しぶりに劇団ミーティーング。

★来年のスケジュールの確認等しましたが、決定まで行かず、11月中旬に今一度ミーティングをやることを確認。

★その後軽く飲みました。

★それより先、昼過ぎワールドシリーズは田澤、上原の2枚のストッパーを擁するボストンレッドソックスがカージナルズを破り、ワールドシリーズを征し優勝しました。

★ひさしぶりにエキサイティングなシーンを見られて感動しました。

★田澤も高卒でいきなりアメリカ大リーグに行ったので、当時ずいぶん叩かれたり、肘の手術をしたり苦労したようです。

★上原もアメリカでの先発から抑え、そしてクロ―ザーへの道は実に大変な日々だったと思います。

★一方日本シリーズは楽天が巨人を退けて、王手をかけて、仙台へという事になりました。

★はたして、田中は無敗で最後まで突っ走るのか?それとも田中に黒星をつけて、更に日本一になるのか興味の尽きないところです。

★そして明日からは11月。秋もいよいよ終わりです。12月はいつも追い込まれ、好きではないので、せめて中身の濃いひと月にしたいものとおもっていますが、どうなることやら。

★今日電車に乗るときにバックのチャックを開けたまま、あわてて電車に乗り、バッグからカードを入れた財布がするっと電車の床に落ちて、気づかず乗客に教えられて、あわてて、拾いました。

★危ないうかつなことばかりやっております。

★気を引き締めて行かねばと思います。

★本日これまで。お休みベイビー!また明日。

theme : 演劇・劇団
genre : 学問・文化・芸術

プロフィール

G.C(グランド・キャノニオン)

Author:G.C(グランド・キャノニオン)
G.Cことグランド・キャニオン・ビリーブ・ミーこと高貴な谷、つまり 高谷信之のこれはブログです。

G.C(ジードットシー)は1972年からNHKラジオドラマを約80本書き、映画、テレビ中学生日記等主にNHkのシナリオを手掛ける。【ラジオドラマ】「枝の上の白色レクホン」では、芸術祭大賞をとり同じく『天主堂』ではギャラクシー賞優秀賞をとる。
また若者たちと劇団ギルドを1999年に立ち上げ、20年続け、37回公演で2018年秋解散した。70代後半に向かい、演劇のプロジェクト、あくなき、小説・演劇・シナリオの挑戦創造に賭けており、また日本放送作家協会の理事は岩間良樹理事長の時代より20年以上続けた。
他に長崎県諫早図書館・壱岐未来座等のシナリオの書き方、演劇の演出講師、指導等もしている。

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