★写真はなごり雪ならぬ残り雪です。
★さて、本日は昼過ぎから、あれやこれやの審査や、ラジオドラマの書き方のマニアルを書いて送ったりと、デスクワークの忙しい一日。
★審査は半分は仕事でもあるのだけれど、収入的には持ち出しのボランティアに近い部分があるので、実に微妙であります。
★日本と言う国においては学校教育と一部スポーツの指導とか教育とか以外は、ボランティアで当然という傾向があるので、実質的にシナリオを書くく以外で生活していくのには大変な事になるのであります。
★形は本来あるのですが、形の無い物、例えば指導するとか、演出するとかに関してはお金はなるべく払わずにボランティアでと言う事になってしまいます。
★勿論教えるという事は学ぶことでもあり、教える事でそうした無形の物を享受しているのだから、いいじゃないかと言えばそれまでなのだが。
★教えたり審査したり指導したりと言う事は実は相当のエネルギーと経験と才能が必要なのです。
★だ、けれどもそういう事に敬意は払いこそすれ、お金の事をこちらが言いだしたりすると、とんでもないという風潮が多いのです。
★今日か昨日のニュースで、生活保護の金額を下げるとあった。
★ま、自民党政権になればこういう事態になる事はわかっていたことなのだが、それはさておき、1カ月の金額が単身者で7万いくらだとか出ているそうだ。
★処が小生の受け取っている年金は1ト月5万である。
★これでは小生が病気になったら生活保護を受けている者の方が2万以上多いという事である。
★国民年金を8割以上9割ほど納めてきてこのありさまである。
★「お前も仕事の依頼が次々来た時に貯金しとけばよかっただろう」と言われればそれまでだが、腐っても貯蓄型の作家にはなりたくなかったので、貯金どころか13年も芝居をしてきて借金しか残っていない。
★ま、そんなことはともかく、この国は文化に対して何の考えも策もない。
★たとえば、被災地に大学を誘致するとか、劇団とかバンドとか絵画とかの出来る会場なり、無料で芝居や音楽の稽古ができる会館を建てるとかして、若い者を集めるという事を考える政治家はいない。
★それでは若者が集まらないのなら、アニメの会館なりデズニーランドを福島とか宮城に誘致するとかの運動をしようという発想は全くない。
★宮城等は野村総研と知事か知りあいなのかどうか知らないけれど、復興と言う名を借りて、漁業権を漁民からとりあげたりとかろくな事になっていない。
★第一あれだけ皆が心配して寄付した赤十字の寄付金は、いったいどこでどうなっているのか?
★床下から木枯らしが吹きあげ、2日に1度素うどん。夕食は塩結びに沢庵を一家8人でおかずなしで食べていた子供の頃の小生は、赤い羽根には助けてもらわなかったので、決して募金はしないが、神戸と東北の震災には、気持をこめて少しばかりの思い切った寄付をした。
★でも、どうでもいいかもしれないが、その行く先は分からない。本当に被災者に渡ったのか?
★ある若い作家の卵にこのブログを読んでの事か「よくそう次から次と怒る事がありますね」といわれて驚いたが、こんな世の中怒らずにニコニコと暮している若い者の真意が分からない。
★こんなに日本が駄目になっていっているのに。
★ああ、そうか、結局人類は滅びて、日本も地球も滅亡するのが、まるでゲームのように面白いのでニコニコ生きているのか。
★それで納得したよ。
★本日はこれまで。とんだ毒舌ジジイでした。
★これから徹夜であるシナリオの審査です。
★お休みベイビー!またあした。
theme : 日記
genre : 学問・文化・芸術