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イプセンの芝居

ねんねこの中の猫アビ

★ねんねこにくるまったアビです。

★午後俳優座劇場に名取事務所主催のイプセンの芝居、「ヨーン・ガブリエル・ボルグマン」を観に行く。

★途中同じ芝居観劇の劇評家の中本 信幸先生に地下鉄新宿駅でバッタリ会う。

★話しながら劇場へ。

★名取事務所の代表名取とは、五月舎という俳優養成所時代の同期生で、もう36、7年前の事なので、いまだ芝居をやっている者は少ない。

★イプセン等という古典の上演を情熱持ってやっている事は本当に頭が下がる。

★久しぶりの再会であったが、楽でもあり、忙しくしていたので、又近々の再会を約して、そのまま帰ってくる。

★久々に早く帰り、鳴り物入りのNHK「坂の上の雲」を観る。

★このものすごい予算のかかったTVドラマには、賛否両論がある。

★、司馬遼太郎の作品そのものが、明治の自主独立と個人の自由の獲得をテーマにしながら、次第に軍国主義国家へ移行していった近代日本に反省を込めて書いていない等との意見もある。

★それはさておいて、ドラマという観点から見ると、近頃の軽佻浮薄な大河ドラマとは大違い。

★第一回目の故野沢 尚さんの脚本は人物像と物語やドラマの始まりが鮮明で、説明過多ではなく描かれていて、実に素晴らしい。

★やはり、基本は脚本なのだという事の何よりの証明である。

★しかしながら、野沢さんにおいては、自殺という悲惨な人生の結末はあまりにもきつい。

★このドラマの執筆についての生臭い話もチラホラとあり、重ね合わせてみていると、主人公達の少年から青年に至る道程や、回りとのドラマに涙がこぼれた。

★おしい脚本家を亡くしてしまったものである。

★時代はどうあれ、極貧の中から身を起こし、激流の中に逆らって生きていくことの大変さと、それを維持するための誇りというものこそ、大切なことであり、感動を生むのだと思う。

★人は生きるべくして生きていく。

★死にに行くべくして、生きるのではないと思いたい。

★それゆえに野沢 尚さんの死はいたまれる。

★そう、人は生きるべくして、生きて行くのだよベイビー!

★だからこそ、ひたむきに生きなければならない。

★少々だれて、やるべき沢山の仕事を途中から放棄してしまった。今日はひたむきさの足りないG.Cでした。
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立川―参宮橋

対談

★写真は、スミセイ子育てフォーラムでの、我が放送作家協会の市川森一理事長と映画「おくりびと」の原作者青木新門さんの対談です。

★立川の市民ホールで午後スミセイ子育てフォーラムの催しがあり、小生は本日VTRの担当となり、
朗読劇・対談・子守歌等の催しをビデオに収録する。

★1000人程のホールは満員で、時折あちこちで泣く赤ちゃんの声の中で、それなりに感動的な催しであった。

★しかし、ビデオ撮影はゲルプロにも付き合っていないし、ほとんどいきなりなので、中々大変であるし、疲れる。

★あらかじめ他の若い者にふったのだが、今回は芸術の秋という事でもなかろうが、やり手が見つからず、自ら撮ることとなる。

★打ち上げにほんの30分顔を出して、立川からひたすら快速の中央線に乗る。

★が、架線の不具合とかで、この快速遅、れに遅れる。「誠に申し訳ありません。ここで快速という言葉を取り消さしていただきます」とか言えよ全く。

★というわけで、稽古に遅れて到着。

★本日は新しい人、珍しく、男3人が稽古見学に来る。

★互いにじっくり自己紹介。

★歩きと読み稽古をやり、稽古の後軽く飲む。

★土曜日の終電は若者たちでごった返していて、西武新宿から珍しく、各駅停車で立ちっぱなしで帰ってくる。

★いささか、疲れる。

★だって6クン6-るなんだもんなベイビー!

★昼から、三脚とカメラとビデオともって、立川くんだりから新宿への往復みたいな距離、歩きもだいぶあって、鞄の重い事重い事……

★今週もまたぎりぎり、よく働いた1週間でした。

★働ける事に感謝!

乃木坂表彰式

テレビ大賞表彰式

★写真はテレビ大賞表彰式です。

★午後乃木坂健保会館ハートイン乃木坂で放送作家協会の理事会。

★終わって、4時半から、テレビ大賞の表彰式を行う。

★基本的に小生、敬意を表さなければならない時は、ネクタイに出来ればスーツという服装でずっと出席してきている。

★放送作家だろうと、演劇人だろうと、敬意を表す服装は男の場合、スーツにネクタイしか今のところ定番がないからである。

★古い20年も前のスーツをズボンの堂周りのサイズだけ広げて、本日は着て行った。

★すると「今日はどうしたんですか、新調のスーツを着て来て」とか、「あれ?ネクタイなんかして、どうしたんですか」とか中には「怪しいなーデートですか?」なんて言う。

★何と言われてもいいが、新しい講座の初めの日とか、芝居のお客様を迎える時とか、代議士への陳情とか、NHKの仕事でびしっと決める時や、何かの表彰式には必ず敬意を表して、小生はスーツにネクタイをして行っている事を分かってほしい。

★これは、36年前の放送作家の仕事を始めてから、いや、そのもっと前からだ。

★逆に小生がラフな格好でこういう場に現れたら「今日はどうしたの?」と聞いてほしい。

★そうしたら、「いや、女のとこへ夕べ泊まっちゃったので着替えが出来なくて……」と言うかもしれない。

★言わねえか。

★第一スーツにネクタイでデートなんかに行かないよ。

★それは誤解です。

★新宿で、20分ですむのだが、面倒な所要があったので、六本木で失礼したら、何かよからぬ事をするのではないかと疑われました。

★多分日頃の心がけが悪いんだな。

★なんかよからぬ事をする時は、誰にもわからないようにやりまーす。

★それはともかく、表彰作品は低調で、今回は大賞なしで、佳作3作という事でした。

★シナリオはある部分人間性と、その人間の世界観が問われるといつも思っているので、シナリオ作法の方法論をいくら学んで゜も出来るものではない。

★市川森一理事長も言っていたが、ある種作家には天分がないとだめだと思う。

★芝居に関しても、役者は本当は天賦の才のほうがあるかないかで違ってきてしまう。

★しかし、そう言ってしまうと、実も蓋もないなベイビー!

★ま、それはともかく、佳作の方、佳作にもならなかった方、頑張ってほしい。


★矛盾するようだが、頑張れば光は見えてくるのだから。

くまん蜂展

辻下作品

★写真はくまん蜂展の辻下浩二さんの作品。

★午後、月に一度の糖尿病の検診。

★血糖値110.グリコヘモグロビン6.9で下がらず。

★秋は中々下がらないものですとなぐさめられ、次の診察が新年なので、先生に11月なのに「よいお年を」と言われてしまった。

★上石神井の事務所に寄って、自宅のプリンターは昨日、記述したような具合なので、原稿をプリンターで印刷する。

★こっちはパソコンの具合が悪い。スイッチを切っても電源が落ちなくなってしまうので、スタンバイのままにしておくしかない。

★機械は不都合が多い。もつとも人間も近頃不都合の多い者が増えてきたか?

★夜、新宿の花園神社近くの花園画廊へ行き、くまんばち展を観に行く。

★尊敬する漫画家であり、イラストレーターでもある辻下浩二さんとそのお仲間の漫画展である。

★7時に終わって、近くの居酒屋で飲む。

★イラストレーターやデザイナー、漫画家、そして、あの黒ひげがナイフを刺すと飛び゜出すゲームを発明したTさん等、普段は仕事場で会わないような方、しかも初対面の方々と辻下さんと楽しいひと時。

★いやあ、楽しかったよベイビー!

★やっぱり飲むは異業種の方に限る。楽しいし、勉強になる。

★以下の写真は練馬大泉の畑と、奥に見える柿の木のある農家。何故かほっとする風景です。


大泉の田舎の柿の木

世田谷文学館~小平朗読教室

大沼公民館朗読劇2

★写真は小平の創作・朗読教室の講座です。

★午後、世田谷文学館にアーカイブズのメンバー数人が集まり久世光彦展と森繁久彌展を見学。

★その後、学芸課長の方に展覧会の展示についてのハウツウーを取材する。

★夕方急いで、新宿周り小平へ創作・朗読講座に行く。

★昨夜、やっと上演用脚本が出来て、公民館に後半部分をメールで送り終えていたので、稽古にすぐ入る。

★後1回の稽古で本番である。

★なんとかなるというより、なんとかせねばならない。

★さて、昨日いきなりプリンターに連結しているパソコンに妙な表示が出て、「インクのカスとかがたまったので、専門家でないと交換できないので電話しろ」と言うような事になる。

★電話すると、取り換えに8千いくらかかり、送料とあわせ9千いくらつまり1万円程かかるという。

★そんな事は販売店から買う時に聞いてないぞと言うと、「いえ、取り扱い説明書に書いてあります」と言う。

★後で見ると、説明書の中のいろんな文字が羅列している中に、確かに「係りに連絡してください」と書いてはある。

★書いてはあるが、金が1万円程かかりますとはどこにも書いていない。

★第一12500円で量販店で、3年以上前に買ったものだ。

★あと、3年たったら1万円かかりますとは店員は言わなかった。

★第一9000円だして、インクの回収壺とやらを交換するなら、後2500円足して、新しいのを買った方がいいに決ってる。

★「ジェット噴射の印刷機はぜんぶそうなつてます」と電話の向こうの説明者は平気で言う。

★これは常識なのか?

★何年か経つとインクのカスが詰まって、それを取り換えるのに1万円かかるという事はプリンターを買う人の常識なのか?

★ほんとうに、プリンターの会社は限りなく詐欺に近いのだ。

★なぜ売る時にそれをはっきり言わないのか?

★あるいは、はっきりと赤い印字で大きく「注意!このプリンターはインキのカスがたまります。3年後にはそのカスを取るため約1万円追加料金がかかります」と書かないのか?

★おかしいだろうベイビー!

★ぜったいこれはおかしい。


文字色

稽古・エチュード

エチュード5

★写真はエチュードの一風景です。

★本日は稽古日、参宮橋に夜向かいました。

★天気予報は夜半から雨といっていたのに、見事にはずれ、夕方自転車で家を出るころはポツポツ来ていましたが、ままよとそのまま自転車で行きます。

★自転車と言えば、昨日床屋を出てすぐ、立ちこぎをした際に左の腰をひねって、ちょっと痛くなりました。

★大したことはないのですが、こんなことばかりです。

★気が若いという事は、馬鹿だという事で、年相応の身体とか、自転車の乗り方とか、歩き方をしなければならないのですが、それが出来ないので、どうしようもありません。

★「若いですねー」とか「えー、そんな年には見えませんけど」等と言う言葉に喜んでいい気になっている場合じゃありません。

★稽古の帰り道「芝居を書くまとまった時間がないんだよ」とぼやくと「やめましょう全部やめたらいいんじゃないですか」と永島が言いました。

★「やめたら、食っていけねえし……」と言うと、「学生時代からバイト何度もバックレテ、親や親せきを何回も死んだと言ってバイト休んでここまできたんでしょ」と思いがけない事を言う。

★「その頃に戻った気持ちで全部やめちゃえばいいじゃないですか?」だと。

★「なんで人の事だとそう楽天的に言うんだ」と切り返したものの、何にもないところから、芝居をやってきたんだから、失う物はなにもないなと改めて思ったが、それにしてもベイビー!

★生活が何もない若い頃に戻っても、若さが戻ってくるわけじゃないんだよ。

★あいかわらず、あちこちが痛かったり、転んだりひねったりの年寄り三昧なのだ。

★年寄り三昧?いい言葉だ。せめてそいつを満喫したいねベイビー!

★メガネ屋に寄りメガネの交換を頼む。

散髪のほか何もなし

さざんかの花2

★写真はサザンカの花です。

★本日散髪に行った他は何もなし。

★何もせず、夜半まで休養。

★0時をまわってから、原稿の打ち込みト整理に入る。

★たまにはこんな日もあるさベイビー!

里親決って……

子猫

★寒さに震えていた、この子猫の里親が決まりました。

★うちがやった事ではないけれど、猫好きのお姉さんが、連休返上で、知り合いに掛け合って、写真の子猫の里親が決まって、何処かへ引き取られていったそうです。

★今夜、北千住から帰ってきて、自転車置き場に子猫がいないのはちょっぴり寂しい気もしましたが、里親が決まって、何処か遠くへ引き取られたと思うと、ホッとします。

★まだまだ厳しい冬は序の口ですから、今のうちに居場所が決まって、本当によかったと思います。

★あまり警戒心のない素直な猫だったので、多分飼い猫になっても、幸せに暮らしていけるでしょう。

★さて、本日は午後、月1の北千住の朗読講座を2時間やり、そのあと脚本アーカイブズの会議がたっぷりあり、終わって和食屋で新しいメンバーも入ってのささやかな飲み会で、一日が終わりました。

★帰りついたのは、午前0時に近く、どっと疲れの出る日曜日でした。

★というより、相変わらず、世間の休日とは無関係に働いたりボランティアをしています。

★日曜日は特に昼ころは、遊びに出掛ける人が多く、電車は決って、腰掛けられません。

★立ったまま、吊革につかまっての、片道1時間半は正直かんべんしてくれという感じです。

★特にウイークディは出掛ける仕事が多いので、貯まった原稿を土・日で片づけようとしていた身にとって、日曜出勤はちょっと厳しい現実です。

★何かを書く場合、せめて、2日か3日連続して家にいられる状態が続かないと、原稿ははかどらないのです。

★これは、昔からの習慣で、毎日3時間とか4時間空いても、とぎれとぎれの時間でドラマや芝居は書けません。

★構想が固まって、せめて、原稿書きの為だけに連続的に使える日が2週間あれば、2時間くらいの芝居は書けるのですが、今の小生には、そんなにまとまった時間は取れません。

★あーあ、残り少ない人生に、せめて14日間のまとまった時間が欲しいよベイビー!

★今更というなかれ。書きたい事、書き遺したい事は山ほどある。

★この筆不精の小生が言うのだから間違いない。

稽古、エチュード

エチュード4

★写真はエチュ-ドの一場面です。

★本日は武蔵関で稽古です。

★発声の後、重心の取り方歩き方、その他鏡のエチュードや好きな映画の説明等のエチュードをやりました。

★稽古終わって、終わりごろ現れた声優のKとそれから女優のTと家人の4人で小一時間軽く飲む。

★こうして、一週間が終わりましたと書きたいのですが、明日は朝から色々あって、1週間は次の1週間に続いています。

★若くないので、やや、過労気味だよベイビー!

緑内障と白内障。

エチュード3

★写真はギルドの読み合わせ風景です。

★さて、本日は訳あって税務署に久々に行き、証明書類を取ろうとしたところ、窓口にいた多分新一年生でさっぱり要領のわからない係り員がいて。

★こちらが必要とする書類は取れず、おまけに必要のない証明書を400円も払って、貰う羽目となる。

★どうなってるんだ!

★その後、先週新調したメガネの度が合わないので、再度目医者に行き再検査してもらう。

★これが、時間食う事、半日がかりである。

★右目がぼやけて、度が合わず左目で補足しているので、目が痛くなるのだと思っていたら……

★右目が白内障で本来の効き目(そんなものがあるとは初めて知った)である左目は緑内障の度合いが大きいのだという。

★おまけに、右目は乱視もあり、先週までかけていたメガネは度が4度もきついものだったという。

★こうなると、何が適切なのかは分からなくなる。悲しいかな軀と言うものは、器具に慣らされていく。

★初めのうち痛いと感じていた目もやがて慣れてしまう。

★めがねも病院で、2つも3つもかけて10分ごとにどうですかと言われても、どっちが楽でどっちが見やすいのかさえ分からなくなる。

★右が白内障で、左が緑内障?

★だったら、出る涙は、右が白く、左目からは緑の涙が出るという事なのか……

★いっぺんで憂鬱になってくる。

★おまけに、左後頭部にこぶのような腫れと痛みを発見。どう考えてもぶつけた記憶がないのだが、見てもらった家人から「これ、治りかかっているよ」と言われ、はたと思い当たる。

★そうだ。数日前電車の中で転んだ時、頭は売っていないと思い込んでいたが、あの時やっぱり頭を打っていたのである。

★今調べたら11月14日の夜中だ。6日も経って、頭を打っていた事が分かるなんて、本当にボケもいいとこだ。

★さいわい、たいした瘤ではないので、大丈夫だよベイビー!

★しかし、こういう後遺症で間が悪く死んだりしたら一体誰に慰謝料を請求したらいいのか?

★14日の深夜12時近くと思うが、中央線どこ行きの列車か、何両目に乗っていたのか、どの駅で電車が止まった時に誰に押されて倒れたのか?

★何一つ証明できない。その日初めて会ったご夫妻と一緒だった事だけが手掛かりだが、殺人事件すらなかなか解決できない、日本の警察は犯人の特定をしてくれるだろうか?

★多分JRはうちには責任はないと言うだろう。

★これからは、いちいち電車に乗る時、何時何分のどこ行きで、何両目に乗ったか覚えていなければならない。

★いや、覚えてはいられないので、一々メモを取るか?

★それより、人を突き飛ばしたり、押しのけたりする若者を無くす事はできないのか?

★昨日も地下鉄丸ノ内線で、赤坂見附で、空いた席にすわろうとしたら、乗り込んできた、若い女が、俺にぶつかり脚を踏んで「すいません」とは言ったがえらい勢いで、たった一つ空いていた席をっと取った。

★勿論、こっちが、素早く席を取って座れば、足を踏まれる事も、席を取られる事もないのだが、若い人みたいにそうガツガツ席を取りたくないと思っていると動きが鈍いのとで、そのような事になる。

★若いお嬢さんはよっぽど会社で残業で疲れていたんだろうと思うが、あんたの3倍は年を取っているんだ。と言う事は同じ条件でも、3倍こちらは疲れているということなんだ。

★そういう、想像力はないんだよなー、お嬢さん。

★と言ったわけで、限りなく憂鬱に落ち込む気分の一日でした。

ロートレックのミュージカル

可哀そうなノラ

★写真は寒さの為、風をよけてマンションの壁際に居るノラ猫です。

★本日は内幸町ホールへ、作家仲間の、さらだたまこさんが書いた「ロートレック」というミュージカルを観に行ってきました。

★沢木 順と言う俳優さんがソロで演じるミュージカルで、シンプルな舞台で2部構成にわかれた素敵な舞台でした。

★昔々、まだ高校1年の頃(調べたら1958年とあった)見たイブ・モンタンの「シャンソン・ドパリ」という、唯モンタンのワンマンステージだけを撮った映画を思い出した。

★これは素敵な映画で、唯ステージをモノクロで収録しただけの映画なのだが迫力と芸術性とダイナミズムの溢れた作品で、多分ミュージカル的な要素の映画を観た、これが初めてだったような気がする。

★この後カトリーヌ・ドヌーブの出た「シェルブールの雨傘」に感動した。

★更にそのあとに出たアメリカ映画の「ウエストサイドストーリー」は、物語がロミオとジュリエットの焼き直しなので、踊りの斬新さはさるものの、ストーリーの安易さについていけず、かなりがっかりしたのを覚えている。

★今でも若干そういう事があるが、オリジナリティーというものにすごく重きを置く傾向があり、何かのアダプテイションとかパクリとかは許せない。

★横道にそれたが、休憩を挟んで75分程を一人で、しかも飽きさせずロートレックの生涯を書いたさらださんも素晴らしいが、それなりのロートレックを役としてっくりこんだ沢木 順も素晴らしかった。

★終わって、ロビーへ出ると、さらださんのご母堂に「素晴らしかったですよ」と声をかけると「娘がこんな立派な作品を書く事が出来て……」と涙を流されていたのが心に染みた。

★母親とは有り難いものである。

★さて、冒頭の写真の子猫だが、マンションの自転車置き場のところに住みついていて、もう1月以上経つだろうか?

★スーパーのかごが置いてあったので、そこに古い毛布を切って置いてやったのだが……

★猫嫌いの人にその毛布をはがされたり、又誰かが別の毛布を持ってきたり、うちの差し入れた古い毛布が又籠の中に帰ってきたりと大変なのだ。

★つまり、こういうことだ。猫好きの人達は餌を運んだり、毛布を差し入れたりするが、猫アレルギーを含めた猫嫌いの人は出来るだけ、いつも使っている自転車置き場から猫を排除しようとする。

★60所帯くらいが住んでいるマンションなので、猫に関しても様々な反応があって、大変なのである。

★おまけにこのマンションは動物飼育禁止と来ているので、これに輪をかけて大変という事になる。

★昨日は雨が降り、自転車置き場には屋根はあるのだけれど、雨を吸い込みきっと毛布は濡れていて、さむいのだ。

★したがって、子猫は風をよけて、柱の陰でいつも餌をくれるお姉さんの帰りを待っているというグワイらしい。

★写真を撮ったら何故か「ウンニャー」とエレベーターの方へ寄って来たので、仕方なくあわててエレベーターへ乗り込んだ。

★かわいそうだが何にもしてやれない。ただ、餌は充分にもらっているようだ。

★ただ困るのは、猫の飼い方を知らない子供だろう、時々塩の多いポテトチップスが置いてあったりする。

★猫に塩は毒なので、片づけてやるが、うちは餌はやらないようにしている。

★本日地下鉄丸ノ内線に乗ってびっくりしたが、ワンマン運転だと言っていた。

★こちらの田舎の方の国分寺線だけかと思っていたが、あんなに都心の、しかも地下を満員で走る地下鉄がワンマンとは信じられない。

★何も無いからいいようなものの、運転手が運転中に地下道の中で急死したら電車はどうなるのか?

★あるいは、火災や地震の時は誰が誘導するのか?

★車掌とは正に車を掌握している人なので、いくら人件費節約と言っても、鉄道で車掌をカットするというのは、乗客をなめていて、鉄道の危険さをなめていて、人命軽視もはなはだしい。

★予言してもいい。必ず、車掌がいないための惨事はこの先絶対起こる。

★その時になって、またニュースで「ああ」と言うのか?

★一つ分からないのは、韓国の射撃場の火事でなくなった方はお気の毒だけれど、あの方たちは何のために射撃場へすぐさま行ったのですか?

★百歩譲って、自衛官でもないのに、人を撃つ訓練の為にそこへ行ったのですか?

★こういう根本の論議が出てこない日本の報道はいつも疑問に思う。

★昔、修学旅行の列車が転覆した時も、帆船で学生の事故があった時も、学生が海外まで修学旅行に行く事の是非とか、海外の海で訓練をすることの是非は一切問われなかったのはおかしいと思う小生です。

★でもこれは、あくまでも小生のおかしいという感じ方ですから、猫のように排除したいという人がいるのも事実で、どちらが悪いとは言えないのだよベイビー!

シナリオ・朗読講座

エチュード2

★写真は劇団のエチュードです。

★本日はシナリオ教育の実際を、アーカイブズの委員と取材に行きました。

★子供たちが遊び場を奪われ、こと゛も同士で本来行うべき遊びをやれなくなって……

★個性を伸ばすという名の元に実は個性を殺して、画一的にならざるを得ない、教育現場の事情や、忙しすぎる先生、やかましすぎる親の実情を聞いた。

★聞けば聞くほど絶望的な子供達の情況に心は痛む。

★一体何がしてやれるのか?

★何事も堅実な一歩からしか、始まらないのだという事改めて思う。

★さて、小平の市民講座「創作・朗読講座」は台本の3分の2が完成。

★その部分の読みをやる。

★発声訓練をやっていたせいか、比較的声も出ているし、初めてとは思えぬほど皆うまい。

★12月の2週には発表なので、ちょっと時間が足りないという感じ。

★ま、例によって、ぎりぎり頑張るしかない。

★現場力発揮するしかないな、ベイビー!

★これだよ、いつだって。

稽古エチュード

エチュード1

★写真は「あなたは誰?」というエチュードの稽古です。

★さて、本日は参宮橋でエチュードの稽古をしました。

★{あなたは誰?}というストップモーションから人物を作っていくゲームとか、「面接」というエチュードをやり。

★ギルドが演劇集団円の山口 慎司さんと60回にわたってやった「誰?」の読み稽古を交代でやりました。

★山口さーん元気ですか?

★新しく参加してくれた2名の人に、どのような特徴や美点欠点があるのか、という事を探す事も大切で、エチュードを通して、次の本への手かがかりを見つけようとの試みもやっています。

★話はかわりますが、雨の日、傘の先を体の後ろ斜めに突きだして歩くのは、やめましょう。

★傘は必ず体の前でフオローしながら歩くのがマナーですぞ。

★そういった当たり前の事は誰が教えるのか?

★誰に教えられなくとも、狭い駅のホーム等では後ろの人に傘の先を当てないようにするという想像力は自分で分かりそうなものです。

★傘の先は時として凶器になることぐらいわかるだろう?

★雨の日になると、決って傘の先が気になる小生です。

★それから、雨の日の傘片手の自転車運転と携帯を片手で使いながらの運転はとっくに禁止になったんだぞ。

★今日も歩いていたら、無灯でベルをならして通り過ぎて行った自転車の女がいた。

★無灯自転車の禁止はずっと前からだ!

★あぶなくてしょうがねえぞ。

★わかるねベイビー!

★ちょっぴり雨でイライラしているG.Cでした。

朗読劇観劇

夜の東大赤門

★写真は夜の東大赤門です。

★夜、放送作家仲間の梶本恵美さんが脚本を書いてプロデュースした朗読劇、「ブッダとテロリスト」を観に行く。

★本郷の求道会館と言う、仏教系の文化財的な建物が会場だった。

★会場近く、夜の東大赤門を写真に撮る。

★東大とは無縁で、ここ2、3年脚本アーカイブズで大学院の先生方との打ち合わせで東大に行く事が増えてきたのだが、実は、今日まで、東大は赤門が正門と思っていた。

★ところが、東大には赤門の更に先に正門があったのだ。

★これはこの年にして、はじめて正しい事を知ったわけで、先年相田みつをを女と思っていて、実は男だと知ってびっくりしたのに似ている。

★人間いくつになっても無知と言う事は恥ずかしい。

★……というようなテーマも折り込まれた朗読劇で、原作はサティシュ・クマールと言う作家で仏典の中にあるアングリマーラとブッダ゜との話に基づいたものである。

★秋吉久美子と元状況劇場の丸山厚人等の役者が出ていて、特に丸山は東京ギンガ堂の芝居の力道山役に続いて、2度目の見参だったが実に歯切れのいい、若手の中では素晴らしい役者だ。

★会場も、仏教とキリスト教の教会が融合したような不思議な空間で、非常に感銘深い、考えさせられる朗読劇であった。

★会場を出るとき、すでに達成感と様々な苦労と感動が入り混じり、目を真っ赤にした梶本さんがいて、「素晴らしいお芝居でした。深い……」と言って握手して帰って来た。

★こういことが、素直に言える芝居はなかなかないけど、いいものだ。

★さて、こうしてばかりはいられない。

★小平でやっている市民講座の台本のまとめに四苦八苦なのである。

★全部を台本に組み込むと時間の関係で無理。

★と言って、手紙や会話劇を初めて書いた方の作品は出来るだけ入れたい。

★つなぎも含めて、その作業に大わらわなのである。

★あー、忙しいよベイビー!忙しすぎる。

★せめて本を読む時間がもう少しほしい。

★今は電車の帰り道と、寝る前の30分がせいぜいだ。

★行きの電車は新聞を読むのに忙しいので……

久方ぶりに晴れた空

夕景富士A

★久方ぶりに晴れて、夕方富士山が綺麗に見えました。

★夜、中野のウエストエンドスタジオへ、夏に劇団ギルドの「十二双川物語」に出演してくれた女優さんGの出ている芝居を観に行く。

★その夏の吾が芝居と同じような少年の役で頑張っていたが、演出としては違う役どころも引き出したいと思った。

★芝居自体はストーリーティリング風の説明的な芝居で、それなりに分かりやすいのだが、劇的な展開が皆無で、特に名前はあげないが、この劇団もわれわれと同じく10周年と言う事で、まあ、人の事は言えないが、なんと劇団の多い事よと思う。

★さて、吾が愛読誌スポニチの日曜版には、毎週かの美輪 明宏先生のエッセイが載っていて、いつも楽しみにしている。

★というのも、あの奇抜なスタイル(失礼!)とはミスマッチするように、この方の教育とか政治とか、世界観やモラルは、実に的確に把握されていて、これほど共感の出来る人はめったにいないからである。

★その美輪先生が、今回は珍しくブログの事に触れていて、「そこらのろくでもない兄ちゃんや、姉ちゃんがブログで今日はあゝした等と詰まんない事を書くのはおよしなさい」と書いていた。

★「そんなプライバシーを全世界に公表してくだらない意見等言ってどうなるんだ」とも書かれていた。

★もっともな話で、ろくでもない兄ちゃん(いや爺ちゃんだった失礼!)である小生は、作家の割には、(作家の上の文字ー放送とか劇を取るとえらそうに見えていいね)めずらしく文章を書くことが大嫌いで、しんどいと思う事が多々あるのである。

★こうしてくだくだと書いているのは、ひとえに一人でも二人でも劇団ギルドに関心をもっていただいて、出来れば吾劇団の公演を「し゛ゃアまあ一度覗いてみるか」と思ってくださればと書き出したのが始まりなのである。

★じやあ、なんでというなかれ。

★しちめんどくさい人間関係をうまく運んだり、新人を育てたりという小劇団の演出(蜷川大先生のように金に糸目をつけず演出のみに専念出来る演出とは違うよ)が好きで、それをやりたいが為に、いい脚本がないので自分で書いているのです。

★というわけで初めのうちは、今日どうしたとかこうしたとかの記述はなかったはずなのに、回を重ねる毎に、愚痴と日々の日録のような記述が増えてきて、このようなブログになってしまったのです。

★人様のブログを拝見すると、文章のぷろでもないのに、短い割にはうまかったり、綺麗な文章が多く、事ブログに関してはかえりみれば、小生のそれはホント落第生の日記のようだとつくづく思うの昨今です。

★美輪先生の忠告を元に次からは、行動日録は控えて、すこしはましなブログにしようと思うが……

★どうだろうベイビー!

★無理あるかな?やっぱ……

危機一髪

テーブルの上のアビ

★写真はテーブルの上のアビです。あいかわらず写真映り悪いです。

★うっかり終電が無くなり中央線三鷹の辺りで、電車が止まって、吊革から手を離したところ、車内奥から出てきた若者が背中に大きな荷物、そいつがドアの方へ向きを変えた途端その荷物に胸を押され電車の床が濡れていたため滑って、尻から転倒した。

★運よく頭は打たなかったものの、うちどころが悪ければ大けがになるところだった。

★電車を降りた男は多分何かに(つまり人に)荷物をぶつけたのは感触で分かった筈なのに、何も気づかず下りて行った。

★とっさのことで、今日はじめて、桃井 章さんの店コレドで会った放送作家の方と、見知らぬ若者が手を貸してくれて、「大丈夫ですか?」と引き上げてもらったが、いやはや、人に荷物をぶつけていても平気でやみくもに電車を降りる若者よ!

★一体、親とか先生とかそのほか友達とかからどういう教育をされて生きてきたのか?

★近頃こういう輩が多い。

★もう20年くらい前になるか、母が北千住の駅のホームで電車待っていて、泊まった電車のドアが開いたとたん席取りの為押されて転び、複雑骨折した事があった。

★以来母は足腰が弱くなり、再び転び、晩年の寝たきりにつながっていった。

★もういいかげん年なので転ばぬよう、気をつけてはいるが、今日のような事があると防ぎようがない。

★コートが少しすれたくらいで、今のところ痛みもないが、年寄りは翌日に痛みが出てきたりするので、油断ならない。

★さて、今日は脚本アーカイブズの勉強会。1時間程遅れていく。

★夜、偶然一緒の日になった、放送作家の西沢さんと北千住から、桃井さんの店コレドへ。

★「独房又は雑踏」という、桃井 章作・演出・主演の芝居をコレドに観に行く。

★ポルトガルの作家フエルナンド・ペソアという作家への熾烈な思い入れの上に書かれた作品で、意外に面白かった。桃井さんとその奥方みきちゃんの素人すれすれの芝居が結構面白く、観念的な作品であったが、割合、気に入った。

★芝居の後、初めて会った映画監督の津田さんやら、久しぶりに会った小関さんやらと語り、気がつくと土曜日ダイアの為西武新宿線の終電に乗り遅れ、前記の始末となった。

★市民講座のシナリオをまとめて打ちこんで編集していかねばならないのに、忙しい日々だ。

★それにしても、教育はどうなっているんだベイビー!

★本日プログのジャンル分けあえて、学校・教育の欄をチョイスしました。

★あー、けがなくてよかった。死なずにすんでよかった。という一日。

11月の長雨

へくそかずら

★写真はへくそかずらの花。それにしてもへくそかずらとはひどい命名だ。綺麗な花なのに。

★さて、本日は新たに作り直したメガネを受け取りに行く。

★付けてみて、どうも右目の近視の焦点が有っていないように思われる。

★遠近両用なので、色々と見にくいのは分かるが、どうも合っていない。

★面倒だが、もう一度目医者で視力を測り直して、めがねを作り直してもらうしかない。

★幸い、3か月は無料でレンズを取り換えてくれるというから、そうするしかない。

★夜、月に一度の428クラブ。本日の講座はインフルエンザ。

★講座の後、2次会でマンションの1室で軽く飲む。

★西武新宿線は人身事故で大幅に遅れていた。

★へとへとになり、帰りついて弔電を打とうとして、115に電話したら「本日の受け付けは終わりました。明日8時から10時まで受け付けております」とのテープがながれる。

★おい、おい、待てよ、急ぐから電報を打とうとしているんじゃないか。人手不足で電報に休みがあるとは知らなかった。

★ちよっとそれ、ふざけていないか?

★電報は独占企業で、宅配便のように、他の電報屋に頼むっていうわけにはいかないんだよ。

★おかしかないか?ベイビー!

★絶対におかしい。

これでいいのか?

紫式部

★写真は紫式部です。

★午後コンピュータが不意に点かなくなる。メーカーの表示は出るもののいつまでたっても立ちあがらない。

★家人がメーカーのサポートセンターに電話して、向こうの指示に従っていろいろ試みるも駄目だ。

★ビスタとこの機種との相性が良くない等と言われる。

★言われても、このPCは今年の4月に買い替えたばかりで、まだローンも終わっていない。

★それに、データーを外部のHDDやCDにコピーしていなかったのでまっ青になった。

★仕事関係の大切なものが、クラッシュして全部消えてしまってはどうにもならない。焦る。

★ところが、これが、テーブルタップの故障だという事が居間の電源に移し替えて分かる。

★ほんとうにホッとした。

★つまり、電源がいつからか繋がらなくなり、蓄電された電池のみで、パソコンが動いていた事になる。

★その電池が切れて、パソコンは稼働しなくなったのである。

★あわてて、HDDにコピーしたのは言うまでもない。

★さて、話は違うが、民主党政権によって始まった、事業の仕分けとやらにモノ申す。

★或る事があって以来、政治に関してはほとんど意見を差し控えてきたのだが、今回ばかりは我慢ならない。

★仕分けによって、無駄な予算を削減したり、官僚の天下りを無くしていくという事に異論はない。

★異論がないどころかさっさとやってほしい。

★しかし、マニフェストにしろ文化政策についてはほとんど意見の無かった政権が、ここにきて、日本文化振興会の約48憶円と芸術家育成などの約54憶円を整理・削減という判定を下した。

★特に芸術家育成に関しては国の関与は不要。予算削減や地方移管含め検討が必要と言う判定が出たという。

★本当に、こういう判定を下した代議士とか、その周りの委員とかは最低である。

★自民党政権の時から、文化と言うもの自体に何の理解もなく、涙のしずくのような国家予算しか芸術振興の為の予算はなかった。

★外国と比較してみればわかるが、先進国(これ自体嫌な言い方だが)と言われる国にあってこれほど文化に対して貧しい政策を打ち出している国は日本だけだ。

★そして、政権が変わったら、更にそれらの予算を削るという。

★あきれてものも言えない。

★小生がボランティアでやっている「日本脚本アーカイブズ」等も厳しいしめつけが来るのだろう。

★10年も若者達を育てる劇団をやってきて、国から何の援助も助成も受けなかったが、(そのこと自体も腹立たしいが)今回の民主党のやりくちには我慢がならない。

★不況の時こそ、人は明日に備えて、何かを学び、何かのスキルを獲得し、次にそなえなければならないし、金満主義のこの国を少しでも変えて、文化の香り高い国にしていくのが、政権の仕事ではないか。

★小泉政権の支持率80%の時もアメリカからの紐付きの郵政改革だろうと、信用しなかった小生だが、今回の鳩山政権も断固不支持だ。不支持どころか俺はノンだ。

★どんどん独裁政権の方向に走っている。国民が自民党にノーを突き付けたので民主党は圧勝したのだよ。分かってるのか?

★お前らのいい加減なマニフェストとかいうインチキな英語を支持したわけじゃないという事を、知るべきだ。

★第一アメリカの大統領が来るとかで、私鉄の上石神井の駅まで、6人もの警官が張り付いているのはどういうわけだ。この国は戒厳令下にあるのか?腹立たしい。

★しかも、夜10時過ぎには6人の警官も引き上げて一人もいない。

★もし、テロリストがねらうなら、10時以降の駅か鉄道だろう。

★中途半端な形だけの警備の為に、人心を脅かすのは止めなさい。それこそ
税金の無駄遣いだ。

★今日は怒りが収まらないよベイビー!

★夜上石神井で稽古。エチュード等をたっぷりやる。

★皆真剣であるが、今一つイメージの飛躍跳躍表現が゜足りない。

六本木ー小平雨

サザンカ白

★写真は白いサザンカです。

★本日は月に1度、六本木の日脚連で脚本家ニュースの編集の日。

★午後、行きがけの電車の中で、偶然にも同じ町に住んでいる女優のMさんにパッタリ会う。

★短く近況を語る間もあらばこそ、上石神井で各駅停車に乗り換えで、「またゆっくり話しましよう……」と別れる。

★編集が終わって新宿へ。新宿の喫茶店で改めて、本日の市民講座の生徒さんの文章のチェック。

★夜、小平の会場へ。本日は、作家仲間のNさんが偶然、講座の会場へ来て下さった。

★甘えてさっそくほんのちょっとしゃべっていただく。

★終わって、軽く飲みと言うか食事。

★書いていくということの大切さを改めて、再確認する。

★さて、森繁久彌さんが昨日亡くなった。

★96歳だったそうで、父と1っ違い。大正2年生まれだとか。そうか父も生きていれば、95歳になっていたのかと64歳で亡くなった吾父の事を思い出した。

★森繁さんとは日曜名作座のラジオで、数回お仕事をさせていただいた。

★一番印象にのこつているのは、1999年2月の初めころか、ご長男の泉さんが亡くなられた直後の日曜名作座の収録に現れた時であった。

★泣きながらスタジオにあらわれて、息子に「逆さを見せられた」事になったその悲しみを語られていた。

★その30分後位に収録が始まったら、その頃多少ろれつが回らなくなっていらっしやった森繁さんが、20年若返ったように、鬼気迫るように小生の書いたセリフのしゃべりが始まった。

★鳥肌が立つとはこのことだと思った。

★役者はハングリーでなければならないといわれるが、この人生最大の不幸に見舞われた直後のせリフのしゃべりのすさまじかった事は忘れられない。

★森繁さんの体内の遺伝子かDNAがこの時おそらくしっかりせねばと、すさまじいエネルギーをご自身に蘇えらせたのだと思う。

★まだ、小学生の頃新東宝で、題名は忘れたが「木下藤吉郎」の役をやったり、主役の失業したサラリーマンの役をやっていた森繁さんを、子供心にすごい役者だと思って見ていた。

★東宝の社長シリーズや次郎長三国志の石松役で評判をとる前の映画てあった。

★昭和の最後の巨星堕つという感じだ。

★ご冥福をお祈りします。

★しかし、本当に残念なのは、イギリス人の女性を殺したIという逃亡犯の号外と表裏出森繁さんの訃報が刷られ、配られたとの話を聞いた。

★失礼な話だ。いくら倹約の時代とはいえ、殺人犯とあの巨星が表裏に刷られて配られるとは世も末だ。

★そうじゃないかいベイビー!

やがて雨

サザンカ赤

★写真は紅いさざんかの花です。

★夕方上石神井の事務所に4人集まり、次回2月公演の制作会議。

★チケットの値段の設定や、出演者のノルマそして、支出をどう抑えるか等論議。

★色々な考え方があるが、今度の公演は、出来るだけコンパクトな中で、強烈な印象の芝居にしたい事と、新しい人たちの出会いを大切にすること。

★大所高所に立って、劇団の公演をどう位置付けるか等の議論をかさね、予算の案が決まってきた。

★本来手売りにたよらず、フリーの客を呼ぶ方法を考えていかねばならないのだが、中々今の状況では難しい。

★助成金を申請した公演も考えねばならないのだが、2月の公演では、もう今年度の申請はとっくに決っていて、どうする事も出来ない。

★劇団員それぞれもこの不況の中生活も苦しく、ただでさえ友達の少ない吾ギルドの役者連は、チケットがさばききれず、そのしわ寄せも生活にかかってくるという状態である。

★はっぱはかけるが、1回公演を休ませてくれ等と言いだす者が多く、予算を立てるのにも苦労する。

★やりたい芝居の前に、芝居の規模や予算がまず制限され、その範囲でしか公演が打てない事にいらだ゜ちを覚えるが、万いたしかたない。

★老骨に鞭打ち、なんとか潜り抜け展望を開くようにしなければならない。

★終わって、電車にのり、駅にたどり着くと、雨は次第に大粒になっている。

★ぬれながら、自転車で帰りつく。

★明日からは当分雨のようだ。

★11月の雨だベイビー!

★でも、この雨は、それほど冷たくはない。あの43年前の雨のようには……

記憶違い

玉川上水の鯉

★写真は玉川上水に泳ぐ鯉の群れです。

★さて、昨日の記事に記憶の誤りがありました。つらつら考えてみるに41年前でなく、43年前小生、23歳の11月の事でした。

★その年の夏、私は東村山と言う東京のはずれの小さな共同体の中でひっそりと、キリスト教の教会の管理人をやっていた父のコネで、地元のある小さな会社に就職しました。

★学生演劇の季節は終わり、演劇を職業として選ぶ状況も才覚もなく、仕方もなくそこに就職したのです。

★そこは、米屋とガソリンスタンドを割合手広くやっていた会社で、夏中頑張ったのですが、ガソリンを車に入れ、油まみれになってパンクを直したり、グリスアップする仕事は、からだを使っていれば唯過ぎていく仕事でした。

★肉体的なつらさよりも、未来に何の希望も見つけられなかった私は、そこを止める決意をしたのです。

★あてはないが、止めるとなれば、紹介してくれた父の顔に泥を塗る事になるので、家を出る事を決意し、実行したのです。

★貯金等ほとんどなく、とにかく、古巣の早稲田大学の劇団「こだま」の部室あたりに流れていったのです。

★それが秋の初めだったと思います。

★そして、後輩や先輩のアパートに居候して、3日目には居づらくなって、あてもなく、「ありがとう。今日は友達の家にとまるからいいや」と嘘を言って、出るという毎日です。

★後輩も先輩も何故かそう言うと「大丈夫か、うちは遠慮しなくていいんだぞ」といいながら、決まってその眼の底にほっとした表情が読み取れるのでした。

★そして、学生食堂で1日素うどん1杯とか、今の家人が特別の意識なく、私だけに限らず、腹のすいた者に握り飯を時々運んでくれたのを貪り食っていたような日々です。

★その中で、何かしなければと、早稲田祭に申請登録して、仲間に芝居を書かせ、俳優をやるやつを説得して、一本の芝居を作ったのでした。

★コールズワージィ原作の小説で確か「追憶」という題ではなかったかと思います。

★住むところも、金もなく、ろくなものも食えない状況で仲間を集めて、芝居を1本制作演出した事が、後にどんなにつらい状況でも、人間その気になれば芝居は打てる、という確固たる確信のようなものを小生に植え付けてくれたのです。

★その頃誰かにもらったATGの招待券で映画を見て、外に出た時11月の冷たい雨が降っていて……
と言う昨日のブログの記事になる訳です。

★したがって、正確に43年前と言うように昨日の記事は訂正編集いたします。悪しからず。

★それにしても、あっという間のわりには、43年と言うのはすごい年月だと思います。

★親父には迷惑をかけたけれど、(あの後20代に芝居のやれない時もあったけれど、)あの秋がある意味、今の芝居が出来ている小生の原点のような気がします。

★だんだんボケてきて、昨日言ったことや一昨日言った事等を忘れてしまい、若い劇団員に馬鹿にされますが、43年前のあの11月の冷たい雨は忘れません。

★渇望して、渇望してやっと芝居の出来た事の嬉しさを劇団員に語ると、簡単に「それは私たちの今の情況とは違いますから」と一蹴されてしまいます。

★でもな、ベイビー!そうしたハングリーな物がなければ、芝居は旨くもならないし、芝居で飯など食えないんだよ。

★それだけは本当だ。

★本日は、久方ぶりに駅前に買い物に行った他は1日テレビの前の安楽椅子で、ぐだぐたとした休養を取った一日でした。

43年後の新宿

新宿2009

★写真は新装なった新宿伊勢丹の向かい側のビル。

★本日は午後作家仲間のSさんのうたの会発表会で新大久保へ、年下ながら小生を弟と呼んで可愛がってくれる(?)H姉さんと待ち合わせ、地下の小ホールへ観に行く。

★主にクラシック系のオペラが多いが、去年より大分かぶり物が増えたりして、ユーモア路線が顕著となったような……

★Sさんの母上も74歳にはとても見えないボリュームのある声で朗々と歌われていた。

★終わって、H姉と食事もそうそうに、新宿タイニィアリスへ向かい、プロジェクトMの公演「飯縄おろし」女学生版を見る。

★なかなか、ピュアーでなおかつモラトリアムのいらだちが溢れた芝居だった。

★出来れば、女学生特有の生臭さがもう少し有ってもよかったのではないか。

★先の十二双川物語に出た、今井 夢子が出ていたので、劇団員の永島や加藤も偶然来ていて、そのほかギルドに出たIさんKさんも来ていた。

★終わって、会場で打ち上げ。丸尾さん女優のkさんと話して早めに退散する。

★一日2つのイベント鑑賞はこの年ではかなりきつくなっている。

★数年前雪の中で転んで以来、尻が弱くなり、かたい椅子に何時間も座っていると、痛くなり大変である。

★久しぶりの新宿の街はどんどん変わっている。以下の写真は伊勢丹の向かい側のビルの壁面である。

新宿旧ATG前


★1966年か?ここにはかつて、アートシアターがあり、映画の後、桜社等が芝居をやっていたものである。

★家出していて、泊まるところも金もなく、ATGで映画を見て外に出たら11月の冷たい雨が降っていて……

★当時ネット喫茶等はなく、ホームレスもいない時代で、「どこに泊まろうか?」と本当に心のそこから心細く雨に打たれていたのを、昨日のように思い出す。

★あれから、そう43年が過ぎている。

★帰る家があって俺は今幸せだと言えるだろう。

★ただ、あの頃のように腹の底から燃えたぎるような若さと怒りのようなものは、亡くなってしまった。

★体重は25キロも増えた。増えた分だけ余分な精神の脂肪も貯まったのかもしれない。

★全ては悠久の時の中に溶解していく。

★そう思いながら西武新宿の方向へ歩を進めた。

★秋、正に11月だ。43年後の秋はこのところ晴れが続いている。

★だがベイビー!……

鍋をかこむ

玉川上水脇の煙突

★写真は玉川上水の脇にあった煙突。

★日大の学生のY.A君と夕方会う。

★喫茶店で暫時話した後、家に来て、鍋を囲む。

★鍋というものは、出来れば最低3名はほしい。2名でも出来ない事はないが、ちょっとさびしい。

★鍋をつつきつつ、飲みつつ色々話す。

★この時節大学4年生にとっては、就職等は実に厳しいものがある。

★不況がこれほどまでに深刻化すると、20代のこれから進路を決定しなければならない者にとっては、深刻な状況がさらに色々な事を考えさせることとなる。

★Y.A君は面白い戯曲を書く才能があるのだが、この国ではそうした才能が率直に生きていく土壌なり職として成り立つ情況は望むべくもない。

★本当に文化や教育に関しては遅れた国である。

★そうした中でまあ、たいしたアドバイスも出来ないが、話を聞いて、経験則から物を言うことしかできない。

★本当につくづく難しいと思うぜ、そうだろう?ベイビー!

玉川上水の滝

★写真は玉川上水の滝。


★毎日買っているスポニチが手に入らない。

★どこの駅の売店も松井の記事でスポーツ新聞は売り切れ。

★やっと高田馬場の少し外れのampmでスポニチと日刊ゲンダイを買う事が出来た。

★日刊ゲンダイは契約に関して優位に立っていたヤンキースがMVPを松井が取ったため逆転して、松井が優位に立ったと書いてあった。

★果たして、松井はヤンキースと再契約できるのか?ファンとしては見守るしかない。

★そして高田の馬場で、メガネを新たに作る。

★先日の眼科で検査を受けて、約1年間度のあわないメガネをかけていた事が分かり、新しいメガネを作る事になった。

★本当は、パソコン作業用の近々メガネも作った方がいいと言われたが、さすがに一遍に2つのメガネを作るほどリッチじゃないので、とりあえず遠近両用メガネを作り直す。

★メガネ屋は丁寧に対応するが、やはりそこは商売、こちらの予算を告げると、なんだかんだと言って、こちらの予算より1万円程高いところへ持っていく。うまいもんだ。

★まあ、メガネは医療器具でもあるので、あまり値切って、すぐ壊れても仕方ない。

★現に、先日ベッドの上にひょっと置いたメガネを、手でうっかり抑えて壊してしまったのだ。そのため緊急に買い替えなければならなくなったという事情もある。

★メガネが不便なのは、一週間待たないと出来上がってこない事だ。

★もし、その場で1時間ほど待てば、すく出来上がるメガネ屋をやろうという者はいないのか?

★俺がメガネ屋ならそれをやる。それをやったら少々高くても爆発的に売れる。

★機械を導入し、レンズを研磨し、フレームにはめるという工程を一気にやるのだ。その場でメガネを作って渡す。

★誰かやってみな、儲かるぜベイビー!

★夜、青山でテレビ朝日アスクのシナリオ教室へ講義に行く。

★第9期生で、14人程の内12人。今期小生は初めての授業である。

★今回は比較的若い生徒。めずらしく女生徒も4人程いる。

★新聞によればこの前期、テレビ5局のCM料661億円の減収だという。

★もはや死に体に近いテレビ局の現状で、なお放送作家を目指す若者がいるという事は、たのもしいような、かわいそうなような複雑な気持ち。

★ただ才能のあるものがいれば見出し、心尽くして、指導することしかない。

★終わって、残った5人程とお茶を飲み話す。

★皆一生懸命話を聞いている。こういう生徒は正しい好奇心があって、いい。

★授業を含めて、計3時間ほど熱を込めてしゃべりすぎて、いささか喉が痛くなったくらいである。

やったぜ松井!

玉川上水C

★写真は更に玉川上水の流れです。

★松井MVP、ヤンキースワールドシリーズ制覇!

★いうことないです。最高だよベイビー!

★あれこそ最高のアーチストであり、アスリートだ!

★を持ってる男だ。

★さて、本日は何故か午後1で、国会議事堂前に。脚本アーカイブズについての陳情に第2議員会館へ。

★夕方、上石神井へ移動して稽古。

★新しくC・Kさんが本日より稽古に加わる。

★C・Kさんは身長高くスタイルもよく、芝居もしっかりしていて、楽しみな存在である。

★稽古終わって、何人かでラーメン屋へ。

★本日2度目のラーメンでめずらしく食欲なし。俺とした事がラーメンのつけ麺を残すというあり得ない事をしてしまった。

★事務所へより、10chのニュースで松井を見て、急ぎ家に帰って、またフジTVのスポルトで松井を見る。

★疲れ吹っ飛ぶ最高の松井の活躍だった!!

講座は続く……

玉川上水B

★写真は玉川上水です。

★さて、本日は小平の市民講座です。

★手紙・エッセイ・朗読劇等書きやすい形式で受講者に書いていただいていますが、様ざまな形式の中、色々なモチーフの作品が集まっていて、大変面白い作品があります。

★詳しく書かねばならない事と、省略したほうがいい事のバランスが中々分からず、過不足なく書く事が一番難しいところです。

★一人ずつ自分で書いたものを声を出して読んでもらい。

★そのあと、修正すべき点、書きくわえた方がいい点。入れ替えた方がいいところなどを一つずつ指摘して、次週まで書きなおしてもらいます。

★また一人終わってからクレームをつけてくる方がいて、館長と職員と小生で対応したのですが、先日トラブッタ方で、ちよっと自分の事ばかりが先行して、人の作品やその講評から学ぶという事の出来ない方で、困ったものです。

★プロを育てる講座であれば、あまり分からなければ切るということも出来ますが、こういう市民講座では、できるだけ全員をホローしていくのが建前なので、意見は聞きますが、あまりの無理難題。

★困ったものです。

★受ける側が楽しんで、文章を書き、楽しんで朗読していかなければこうした講座は意味がないので、そう伝えているのですが……

★まあ、気を落とさず頑張っていくだけだよベイビー!

★本日も夕焼けに際立つ富士山でした。


富士09/11/04

玉川上水再チャレンジ

玉川上水A

★写真は玉川上水です。

★インフルエンザで、音楽大学のミュージカルが中止になった為、先日は日が落ちてしまって、失敗した、玉川上水沿いの道を再チャレンジしました。

★本日は玉川上水駅から、先日とは逆に鷹の台の駅まで約4キロの旅程。川の流れに沿ってくだります。

★午後3時頃出発したために、日の落ちる前に歩き切る事が出来ました。

★午後3時出発とは夜型生活の小生としては、朝兼昼飯を食べて、食休みして、割合すぐ出発という具合で、あわただしいのですが、とにかく人様よりずれています。

★約4キロの道をゆっくり歩いたので、休憩を除いて、1時間10分程かかりました。

★学校が休みの為か(1部通学路になっているので)大変すいていて、時々禁止の自転車がやってくるのをのぞけば快適な散策です。

★いつもなら、足の親指が痛く長くは歩けないのですが、本日はそういうこともなく歩けました。

★やはり人間樹木や草の間を、また川のほとりを歩くという事は清々しい気分です。

★どうして、こういう快適さを捨てて、ガソリン等で動く車を人間はチョイスしてしまったのでしょう。

★進歩と便利さに慣れてしまい、きっと罠にはまってしまったのでしょう。

★土も草木も水も人の心を限りなくやさしくしてくれます。

★途中おかしな看板を見つけてしまいました。


へんな看板

★間違いが分かりますか?犬は人間ではないので一人歩きは出来ません。

★さて、小川町に入って、川岸に針金を巡らせて、子供たちの絵を張ってありました。

★その試みは良いのですが、その全てが抽象画で、落書きのように絵具を塗りたくったのやら、足や手に絵具をぬって手形・足形をいっぱいつけた絵とかばかりで、ちよっと写真に撮りたくないような絵ばかりでした。

★何らかの意図があるのでしょうが、まず小学生には夢のある具象画を書かせるべきだと思いました。

★彼らの夢とか温かさが一つも伝わってこず、残念の一言です。

★これは例えば、学生時代の修学旅行が海外と言うような事と似ていて、まず、基本からスタートし、日本を学んでから、具象画を学んでから、海外へあるいは、抽象画へと進むべきだと、思います。

★これらは全て、教育という現場で子供たちをリードしていくべき、大人の側の問題だと思えます。

★何十と川べりに展示されている絵の1つも夢や温かさや希望が伝わってこず、逆に塗りたくった殺伐とした抽象画にへきへきしたのがわたしと家人だけであれば幸いです。

★おかしいのは私たちの方なのですから。

★それはともかく鷹の台から小川まで電車で戻り、小川から自転車で帰ってきました。

★迎えてくれたのは、夕暮れの富士さんでした。


富士09年11月03日夕

★もうひとつおまけに調子こいて、昼間出掛ける前の富士を載せちゃうぞベイビー!
富士09年11月03日

★木枯らし一号とやらで、雲が吹き飛ぶと、富士山の綺麗に見える季節です。

★帰りついて、寒さの中を歩いたため、ちよっとブルっと来たので、さっそく厚着をして、首に襟巻を巻いた始末。風邪大丈夫かな……

★年寄りは困ったもんです。

★自分で年寄りと言うのはいいが、俺を年寄りと言うなよベイビー!

★それとこれとは違うのだベイビー!

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一円を二度下ろしてどうする。

ピラカンサ

★写真はピラカンサです。

★なけなしの金を下ろしに銀行へ行った。

★機械が20台程並んでいる新宿の銀行だ。

★夕方5時過ぎ、1万7千円ほどおろそうとして、ボタンを操作する。

★1のボタンを押して、万を押そうとするが、万のボタンが押してもおしてもおせない。強くおしても、そっとおしても押せない。

★そのうち1円で機械が先に進み、1円を下ろしたいと小生がおしたことになり、機械は勝手に1円おろしてしまう。

★「おい、おい、1円おろしてどおすんだよ」つぶやきはもちろん機械には聞こえない。

★再び1を押し、万を押そうとするが万のボタンは押す事が出来ない。

★また1円が降りてきてしまう。「どうなってるんだ、これで105円の引き出し料金取ったら詐欺だぞ」

★機械を替えて1万を打つ。さて、7千……こんどは7千が打てない。1万円だけ下りてくる。

★再び機械を替えて、7千円をやっと打って下ろす。

★自分の金を下ろすのにこんなに苦労するとは!

★ATMの脇についている電話機で怒鳴ってやろうかと思ったが、時間がない。

★いったい銀行の人間はこうした機械の点検とかしているのだろうか?

★普通機械を導入している個人の商店等では、きちっと点検したり、お客様の身になって、使ってみたりするもんだ。

★ところが銀行っていう奴は人の金を預かっていながら、ATMのボタンの点検とか押してみるとかしたことがないんだな、と思った。

★自分が金を下ろす時はきっと銀行内部の機械で下ろしたり、入れたりしているんだろうな。それだからそうした不都合に気づきもしないのか?

★これで2円下ろすのに時間外で、105×2の210円取ったら詐欺だぞ、全く。

★といったわけで、ぷりぷりしながら、参宮橋の稽古場へ行きました。

★本日から新しいメンバーのN・Yさんが加わりました。

★発声と体操をたっぷりやって、脚本を読み、エチュードをやる。

★声優のK君も来ていて、途中からエチュードに参加。

★終わってから軽く飲みました。

★明日予定されていた、Sさんの音楽大学のミュージカルが、インフルエンザの為中止とのメールが入ってきて、残念と思うとともに、われわれの2月の公演もよほど注意しなければと思いました。

★Sさん達は無料公演なので払い戻しはないけれど、われわれ弱小劇団がインフルエンザの為チケット払い戻しなどになったら、大変な事になります。

★どう考えても、200万円以上の赤字になり公演は中止。

★そんなことになったらそれこそ破滅だよベイビー!

★豚インフルエンザよ。絶滅する事を祈ります。

★誰も言っていないが、ウィルスとは小生は異星人、つまり地球外生物と思っています。

★地球外生物が地球人の体内に浸食して、形を替え増殖変化しているのです。

★それ以外に考えられないじゃないか?

★勿論癌などもその最たるものです。

久々の野球中継を見る

クロガネモチ3

★写真はクロガネモチの実。

★さて、本日11月1日(日)、線路の向こう(北側)の新青梅街道沿いにある、日曜大工のマーケットへ自転車で買い物に行く。

★お椀・B4用紙などを求めて、無駄遣いせずにさっさと戻る。

★南風強し。

★めずらしく夜の時間が開いて、おそらく一年ぶりくらいにプロ野球の試合の中継をTVで見る。

★日本シリーズなのだが、故障上がりのダルピッシュが打てない巨人。

★評判の巨人亀井はバンドを2回も失敗する。ホームランは打ったがこれでは勝てない。

★それより、メジャーリーグヤンキースは松井のホームランもあって、又勝った。

★こちらは、午前中の中継なので、朝の遅い小生は中々見られない。

★それにしても野球中継が少なくなったとは言え、4月からこの11月まで、野球中継を最後までゆっくり見られたのが初めてとは、どれだけわたしは忙しい日々を送っていたということか。

★普通これだけ忙しければ、大変な稼ぎになると思うのだが、ボランティアと赤字の劇団経営で、相変わらず、{世界一忙しく世界一低収入の劇作家}を貫いている。

★考えられないことであります。

★11月の手帳も又真っ黒であります。

★ほんと、どうにかしたいよベイビー!

江戸糸あやつり人形上條さん30周年

東向島の駅脇の博物館の電車

★写真は東向島の駅の脇に展示されていた、列車。

★昨日に引き続き、また30周年の伝統芸の催しです。

★上條 充さんの江戸糸あやつり人形の30周年の催しが、向島百花苑の中のお座敷で行われました。

★同じ場所にうかがうのはこれで、2回目、いや3回目?なのですが、いつも夜で昼間の向島百花苑には来た事がありません。

★上條さんの人形はいつも繊細で美しく、演目も楽しいので、わくわくします。

★さすがに同じ演目でも進化というか深化の様子が見られ、さすが30年の芸は素晴らしいものがあります。

★お土産におむすびやおせんべいとお茶が出て、おまけに30周年ということで、風呂敷と手ぬぐいまでいただいてしまいました。

★残念なのは、こんなに素晴らしい芸なのに、お客さんが今回は少なかったことです。

★こんなことなら、もっとたくさんの方に声をかければ良かったと悔やまれました。

江戸糸あやつり人形


★昨日の神田 紫さんにしろ、今日の上條 充さんにしろ、素晴らしい芸があり、こうした芸を言い方はおこがましいが、見守り、お客として、育てていく事は大切なことと思います。

★パチンコ屋ギャンブルばかりが盛んな文化無き国の貧しさを憂うばかりです。

★伝統芸だけでなく、若い人たちの小劇場もきちっとホローしていきたいものと思います。

★帰り際、自転車置き場の傍で、いきなり早い速力でやってきた若い人の乗った自転車が歩いている小生にぶつかりそうになりました。

★狭い道で、あきらかに若者が無謀なのに、こちらをにらみつけて、行きます。「気をつけろ馬鹿ヤロー」とか「すみませんぐらい言えねえのか!」と怒鳴りたいのをぐっとこらえて、又ストレスが行き場もなく腹の中にたまりました。

★若者の心がすさんでいます。若者だけではなく、恐ろしく大きな音を立てて、コロコロを母と3,4歳の子供が向島の舗道を歩いていました。その音はうるさいなんていうものではなく、思わず耳をふさぎたくなりました。

★わが町の駅について、若い女がカシャカシャと鉄の輪と舗道の石をこすり合わせて、歩いています。

★観ると、ブーツが石にあたってうるさく鳴るのです。

★売る方も売る方だが、人の迷惑も考えず買う方の女も何を考えているのか?

★この女は耳にふたがあるとでも思っているのか?一緒に歩いている彼氏のような男も言わないのか「おい、お前の靴音余計だろう。うるせえなー止めろよ」とか?

★今は言わないのだそうです。

★人間の関係はパサパサです。

★人間の想像力は地に堕ちてしまいました。


★ただ、向島はいいところだが、家から遠い。

★アーカイブズで何度も行く北千住から更に東武伊勢崎線で浅草方面にむけ、5駅程行かねばなりません。

★あまりの遠さにくたくたです。

★帰りつくと、劇団の今井が来ていて、暫く日頃の不満をぶつけました。

★私の言っている事は当然の事なのですが、「例えば座長の書いた脚本の講談を誰一人観に来ないとはどういう事だ」とか若い劇団員には言われなければピンとこない事で、代表して文句を言われる今井も大変と言えば、大変かもしれません。

★さて、話変わって海の向こうの大リーグのワールドシリーズでは第2戦松井のホームランでヤンキースが勝ちました。

★ヤンキースに残れるかどうかは別にして、最高の活躍ぶりで、嬉しい限りです。

★それにつけても、日本シリーズは盛り上がんないよなーベイビー!

★えっ?盛り上がっていないのはお前だけだって?ホントかなー、ほんとにそうかな?
プロフィール

G.C(グランド・キャノニオン)

Author:G.C(グランド・キャノニオン)
G.Cことグランド・キャニオン・ビリーブ・ミーこと高貴な谷、つまり 高谷信之のこれはブログです。

G.C(ジードットシー)は1972年からNHKラジオドラマを約80本書き、映画、テレビ中学生日記等主にNHkのシナリオを手掛ける。【ラジオドラマ】「枝の上の白色レクホン」では、芸術祭大賞をとり同じく『天主堂』ではギャラクシー賞優秀賞をとる。
また若者たちと劇団ギルドを1999年に立ち上げ、20年続け、37回公演で2018年秋解散した。70代後半に向かい、演劇のプロジェクト、あくなき、小説・演劇・シナリオの挑戦創造に賭けており、また日本放送作家協会の理事は岩間良樹理事長の時代より20年以上続けた。
他に長崎県諫早図書館・壱岐未来座等のシナリオの書き方、演劇の演出講師、指導等もしている。

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