公演の後片付け

★写真は「蛍よ・・・妖しの海を翔べ」のプロローグの写真です。
★さて、本日は午後、劇団員の篁(たかむら)と北村が午後劇団事務所へ来てくれて、公演の写真のDVDへの焼き付けと、会場から引き上げてきた小道具と衣裳の暫定的な片付けを夜中までかかってやってもらいました。
★公演というのも上演までが大変ですが、上演後の後始末も結構大変なものです。その公演の規模が大きければ大きい程大がかりらなってきます。
★まだ公演に来てくださった皆様への礼状も書けていない始末であります。すみません。
★公演の為溜まりに溜まった通常の仕事の合間を見つつ、頑張ろうと思います。
★さて、昨日の管理された小学校と子供の未来に対しての小生の意見に貴重な返信をいただきました。
★以下にコピーさせていただきます。
はてな?
小学校に鉄柵と鍵、防犯カメラ。その光景が衝撃的。それには禿同。しかし、そこから導き出した意見は余りに短絡的。現実問題として、子どもが不審者に傷つけられたらどうするのか?あるべき論だけ語る老人の戯言。
★とのご意見でした。これはしかし開放型にして子供を守るか、閉鎖型にして守っていくのかという見解の相違かと思います。
★昔の例で恐縮ですが、私達の子供の頃はすべて学校は開けっ放しで、遊び場のない者は日の暮れるまで校庭で遊んでいました。
★昔は犯罪者や異常者が皆無かというとそんなことはありませんでした。今とさほど変わったとは思えません。ただその日のうちに47都道府県にあつた子供への虐待や犯罪がTVで伝わらなかっただけのことです。
★吾々が子供の頃学校において死にかけたことがなかったかと言えば小生はプールでおぼれかけたり、先生に5をあげるから飛び込んでみろと言われ、5メートルの飛び込み台から飛び降り、水に沈んでもう少しで腹が避けそうになり、死にかけました。小生に限らず様々な危機を乗り越えて、生徒は生きてきたものです。
★問題は管理されて生きていくのか、解放された中で危機を乗り越えていくのかという考え方の違いと思います。
★オウム真理教のサリン事件の後、東京では鉄道の改札口の至る所に監視カメラが取り付けられました。
★そのことによりプライバシーは全くなくなり、犯罪者の逃走ルートも早く特定されるようになりました。それはいいことでしょう。安全な事なのでしょう。しかしそのことで失ったものの大きさを考えるべきだと私は思います。
★ウイークデーも週末も東京の郊外の我々の駅などでも、夜中の0時過ぎに制服姿の高校生や中学生が何人も通ったりしています。誰も注意もしませんし、親はあきらめているのか注意してもきかないのか?いずれにしろ、異常な光景です。
★SNSによる見知らぬ大人との交際にしても歯止めがなにひとつないではありませんか。
★便利だから安全だからと言って文明の進歩をモラルもなしに容認する考えに私は反対です。そうした事には私はきわめて保守的です。しかし親や教師がカメラや鉄柵に頼って子供の安全に安堵して責任を放棄しているのなら、それは違うと思うのです。
★私は少なくともそういう意見です。一頃コンビニの前でたばこを吸う高校生にも注意をし、駅でたばこの吸い殻を投げ捨てる大学生も怒鳴りつけてきた私ですが、「刺されるから止めてください」との意見で止めてしまいました。
★止めてしまったことに反省があります。例え刺されても子供は大人全員で教育していかなければならないのではないかと考えるからです。
★結論。いろんな意見があります。ただ、鉄柵で鍵のかかった麹町の小学校を見た時に私が感じたことです。ちなみに私の住む近くの小学校は鉄の塀や門ですが、別に鍵はかかっておりません。こっちが普通と思います。手ぬるいとは思いません。
★いずれにせよ、このブログは最初から一老人の戯言です。それはあなたに指摘され無くても分かっています。
★長くなりました。ご意見ありがとうございました。
★以上本日これまで。
★おやすみベイビー!また明日。
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