市川森一脚本賞授賞式

★写真は市川森一脚本賞の授賞式です。
★さて、本日は第一回市川森一脚本賞の授賞式が赤坂の千代田放送会館で行われた。
★市川森一さんが亡くなってからもう2年が過ぎたことに驚くばかりだが、財団法人として市川森一脚本賞財団が出来て、第一回目の授賞式が行われたことにほっとするような思いもある。
★第一回はNHK名古屋から全国放送された、大島里美さんの脚本で「恋するハエ女」であった。
★ごく一部が会場で上映されたが、未完成ながらなかなかぶっ飛んだ挑戦的な作品のようで、これはこれでなんとなく市川森一さんの賞としてはふさわしいような気もした。
★授賞式の後会場を移してパーティーが行われた。
★長崎を愛した市川さんらしく、長崎の方が来て、内閣総理大臣賞を受賞した長崎和牛等もふるまわれた。
★アーカイブズでお世話になった足立区の人や、プロデューサー、長崎の人、脚本家等市川さんの交際範囲の広さを示すようにたそぃな方々が集まった。
★久しぶりに会う方々もいて、しばしの歓談の一時。
★ほとんどが市川さんの知り合いの方々の集まりなのに、ご本人がいないという事は何とも奇妙な寂しさを感じた。
★小生は結果的には晩年の12年程であったが、本当に市川森一さんには色々とお世話になり、縁も深かった。
★諫早図書館の仕事で、2人で諫早へ行った時の事などを思い出した。
★「港町純情シネマ」の舞台になった映画館などを案内していただき「これがあのドラマのモデルになった映画館ですよ」と少年のような目で、まだ残っている小さな映画館を指さされていたのが昨日の事のように思い出される。
★取り壊すためにちぢんできた赤坂プリンスホテルを見ながら、ある時代が確実に終わったように感じた。

★本日はこれまで。
★お休みベイビー!また明日。
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